旬の野菜のおいしい食べかたや季節の手しごとを投稿しています
11月にクリスマスディナー料理教室をやったんですけど、そのときに作ったメニューがとても好評だったので、一部ご紹介します。
でも、教室に来てくれた方々は、どの方も全然いいよーって笑顔で言ってくれるんです。むしろ公開したほうがいい!くらい言ってくれる、、、涙。
来てくださっている方の寛大さはもちろんですが、教室ならではの価値を感じていただいているということでもあるので、これはすごくうれしかったです!
前置きが長くなりましたが、そんなみなさまに支えられつつ、チキンフリカッセのレシピをあげます。フランスのロワーヌ地方の冬の家庭料理で「白い煮込み料理」のことを意味します。
パンともごはんともよく合うのでクリスマスにおすすめ。かんたんに作れるので、クリスマスの準備はこれからという方、お試しください^^
材料 (2人分)
鶏もも肉
250-300g(約1枚)
玉ねぎ
100g(約1/2個)
マッシュルーム
70-100g(1パック)
しめじ
50g
にんにく
1かけ(なくてもOK)
タイム
約5g
塩
ふたつまみ
小麦粉
大さじ2
サラダ油
大さじ1
●水
100ml
●酒
50ml
●コンソメ
大さじ1
牛乳
100ml
バター
10g
粗挽き黒こしょう
適量
料理を安全に楽しむための注意事項 手順
-
【準備】鶏肉は30分前に冷蔵庫からだし常温に戻しておく。
-
【1】野菜の下ごしらえ玉ねぎは薄切り、マッシュルームは5mm厚、しめじはほぐす。にんにくは包丁の背でつぶす。
-
【2】鶏肉の下ごしらえ鶏肉は分厚い部分に調理ばさみで切り込みを入れて厚みを均一にしてから、お好みの大きさに切る(※)。鶏肉に塩(ふたつまみ)を振ってもみこみ、小麦粉(大さじ2)を振る。
-
※POINT:豪華に見せたいときは写真のように大きめに、4等分くらいに切る。食べやすいほうがよければひと口大に切ると◎)
-
【3】焼いて煮込むフライパンにサラダ油(大さじ1)、にんにく、タイムを入れ中火にかける。にんにくとタイムの香りがでてきたら、焦げるまえにタイムだけとり出す。
-
フライパンに鶏肉の皮目を下にして加え、強めの中火で2分焼く。
-
鶏皮がパリっと焼けたら裏返し、空いているスペースに玉ねぎを加え、中火で1分炒める。
-
マッシュルーム、しめじ、●を加え、ひと煮立ちしたら、ふたをして、中火で10分、焦げないようにときどき混ぜながら煮る。
-
【4】仕上げるフライパンのふたをとる。煮汁がとろっとするくらいまで、中火で数分加熱し、水分をとばす。
-
牛乳(100ml1)、バター(10g)を加え、牛乳を煮立たせないように温める。タイムを飾り、こしょう(適量)を振って完成。
投稿者からのコメント
■調理のポイント
・タイムの香り成分は、水に溶けるものと、油に溶けるものとがあります。最初に少しだけ油で加熱すると、香りが移り、味に深みがでます。
・牛乳を加えてからは煮立たせないように。加熱しすぎると分離します。分離してもおいしく召し上がれます。
・チキンフリカッセは、生クリームで煮込むレシピが多いです。生クリームは値段も高いし、余っても困るので、今回は牛乳を使いました。旨味が出やすい野菜とハーブを使えばコクがでて、生クリームに劣りません。
※みやすさのために書式を一部改変しています。