身が引き締まっているが、硬くない。パサつきがなく、しっとり。
相性最強のブラックペッパーとサーモン。
- BONIQをセット
- 食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
- 65℃ 0:30(30分)に設定する。
- サーモンに振り塩する
- サーモンの皮と骨がついている場合は取り除く。
- 80g×2になるようカットする。※
- 塩(サーモン重量の約1%)を身の両面にまんべんなく振り、20分置く。
- その後表面に出てきた水分をペーパータオルで拭く。
- ※そのまま持ち歩くことを前提として、1回に食べる量ずつフリーザーバッグに分けて低温調理を行うため、サーモンを80g×2に分けた。例えば家で食べる際にスライスして盛り付ける場合などは、小分けにする必要はない。
- サーモンにこしょうをまぶす
- 粒黒こしょうをラップで包み、麺棒などで叩いて砕く。サーモンの表面に砕いた黒こしょうをまぶす。
- フリーザーバッグに投入
- フリーザーバッグ1枚に1切れずつサーモンとレモン汁を入れる。
- ※そのまま持ち歩くことを前提として、1回に食べる量ずつフリーザーバッグに分けて低温調理を行うため、ここでバッグを2つに分けた。小分けにする必要がない場合は、1枚のバッグに入れてOK。
- BONIQに投入
- BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
- この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
- (気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
- ※フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
- 冷却する
- BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらフリーザーバッグを取り出し、バッグごと氷水で急冷して出来上がり。
- そのままかぶりつける
- ドリップも少なく、冷却するとドリップがゼラチン状になるので、かぶりついても汁がこぼれにくく食べやすい。
- ※持ち歩く場合は保冷剤で10℃以下に冷やしながら、早めに食べる。
投稿者からのコメント
ブラックペッパー・サーモンのサラダ
チーズやじゃがいも、アボカドとの相性抜群!
お弁当にも
身が柔らかく、パサつきもなし!
《作る際のポイント》
サラダフィッシュの条件として、ご飯のおかずとしてお皿に盛りお箸で食べるものという以上に、外でフリーザーバッグからそのままかぶりつけることを前提としました。
そしてそれは、
・身が引き締まっていて、崩れない
・骨がなく、食べやすい形状
・調味液やドリップ、油など液体が多すぎない
ことが必要と考えました。
それでいて臭みがなく、旨みが凝縮された最高に美味しいサーモンのサラダフィッシュを目指しました。
サバなど多くの魚は65℃あたりで調理することが多いですが、低温調理サーモンのレシピはいろいろあり、設定温度はまちまち。そこで、「38℃〜 サーモンの火入れ温度比較実験」を行い、どの温度がサラダフィッシュとして適したものができるかを調べました。
その結果、身が引き締まっているが崩れにくい、パサつきがない、それでいて持ち歩きやお弁当にも入れられる安全性の高い温度ということで65℃に設定しました。結果として、温度はさばと同じになったので「65℃ サラダフィッシュ ~スモークさば~」と同時調理も可能です。
手順②、振り塩をして20分置いた後、キッチンペーパーで表面の水分を必ず拭き取ってください。この水分と一緒に臭みも出ているため、放置すると生臭い匂いが残ってしまいます。
《BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス》
食材によって、調理の方法により消化のしやすさが変化してきます。
例えば卵は、半熟>生>固ゆでの順番で消化のしやすさに差があり、魚で言うと生・蒸し魚>フライ>塩焼きというように差があります。
タンパク質はしっかり加熱することにより硬くなる性質があり、塩によって水分を抜いて加熱することでも硬くなります。
歯で噛んでも硬いということは、胃の中で消化するのにも時間がかかるということになり、胃に負担がかかったり、胃もたれなどの不調を感じたりする原因になります。
その点、低温調理は魚を蒸したような調理法になることから、ふんわりと柔らかく消化に良い調理方法と言えます。タンパク質をスピーディー、かつ手軽に摂取できるサーモンのサラダフィッシュは、胃にも優しい栄養補助食と言えるでしょう。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
※みやすさのために書式を一部改変しています。