〝低温調理ならではの鶏もものやわらかさ〟が生きるトマト煮。
鶏肉×トマトの組み合わせは、味の相性だけでなく栄養価的にも◎
ボリュームも栄養も満点で、お子様や1人暮らしの方にもおすすめ。
材料 (2人分)
鶏もも肉
1枚(300g、厚み1.5cm)
・塩
ひとつまみ
・こしょう
ひとつまみ
・小麦粉
大さじ1
・にんにく
1かけ
・玉ねぎ
1/4個
・マッシュルーム
4個
・トマト(中)
1個
・オリーブオイル
大さじ1
・ケチャップ
大さじ3
・ウスターソース
大さじ1
・白ワイン(煮切る)
大さじ1
・砂糖
小さじ2
・ローズマリー
適量
料理を安全に楽しむための注意事項 -
鶏ももの下ごしらえ
-
鶏ももの余分な脂や筋を取り除く。
-
一口大にカットし、<A>を全体にまぶす。
-
野菜をカットする
-
にんにくはみじん切り、玉ねぎとトマトは1cm角切り、マッシュルームは薄切りにする。
-
具材を炒める
-
フライパンにオリーブオイルを熱し、鶏ももの表面に焼き色をつける。(身は焼かない)
-
鶏ももを取り出し、にんにく、玉ねぎ、マッシュルームをしんなりするまで炒める。
-
BONIQをセット
-
食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
-
61℃ 0:55(55分)に設定する。
-
フリーザーバッグに投入
-
鶏もも、にんにく、玉ねぎ、マッシュルーム、トマト、<B>の材料をすべてフリーザーバッグに入れ、均等になじむよう揉み込む。
-
BONIQに投入
-
BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
-
この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
-
(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
-
※フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
-
仕上げ
-
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらフリーザーバッグを取り出し、汁ごと皿に盛り付ける。
-
ローズマリーを添えて、出来上がり。
投稿者からのコメント
《作る際のポイント》
漬け込む調味料は味が均等に馴染むよう、よく揉み込みます。
煮詰める手順がないため、小麦粉をまぶす手順を省かないようにしてください。小麦粉をまぶすことにより煮込んだようなとろみがつきます。
鶏もも肉は一度焼き目を付けることでうまみが増します。
マッシュルームは他のきのこでもおいしくいただけますよ。
《BONIQ栄養士による栄養アドバイス》
鶏肉のトマト煮は定番レシピで普段からよく作られる方も多いかと思います。鶏肉とトマトはとても味の相性が良いですが、栄養成分的に見ても相性がいい組み合わせといえます。
鶏肉にはカルシウムが豊富でからだの生理機能を調整し、イライラを鎮めるなどの心の安定機能もあります。
しかし、カルシウムは単体では体内に吸収しずらいという欠点があります。
そこでトマトと一緒に食べるとこのカルシウムの吸収がとてもよくなります。
トマト煮はクエン酸がとても多く含まれています。クエン酸には、血糖値を抑え肥満を防ぎ、コレステロール値を下げて血液をサラサラにする効果もあるうえ、鶏肉などからのカルシウムの吸収率を高める働きもあります。
味の相性がよいうえに栄養価的にも相乗効果がある理にかなった組み合わせといえます。
今回、1皿で満足感、栄養が摂取できるレシピということで、子育て中のママや1人暮らしの方などにおすすめのレシピでありますが、炭水化物の数値が低いため、よりバランスのよい献立にするためにごはんやパンなどを一緒に食べるとよいです。
また、鶏肉はカロリーが低いためダイエット中のかたにもおすすめです。今回鶏皮はつけたまま調理しましたが、気になる方は鶏皮をとってもおいしくいただけます。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html
※みやすさのために書式を一部改変しています。