■保存期間
冷蔵4日/冷凍1か月
■紹介文
今日は、ほうれん草のちょっと変わったおひたしのレシピをご紹介します。
普通のおひたしと違いだし汁は使わず、かつお節などの旨味の素となる素材をたっぷり使います。また、すりごまをふんだんに使ってごま油を加えることで、調味料控えめでも驚くほどコクと甘味たっぷりに仕上がります。
ひと手間かけて調味料を煮切ることで、まろやかですっきりとした味わいに仕上げます。
手軽に出来る、ビタミン、ミネラルたっぷりの副菜です。お弁当のおかずやもうあと一品の副菜にはもちろん、卵焼きの具材や混ぜご飯やおにぎりの芯などにもぜひご活用くださいませ。
材料 (4人分)
ほうれん草
2把(180~200g目安×2)
しょうゆ
大さじ1(15ml)
酒
大さじ1(15ml)
みりん
大さじ1(15ml)
ごま油
大さじ1(15ml)
すりごま
大さじ2
かつお節
小袋2袋(2.5~3g×2)
料理を安全に楽しむための注意事項 手順
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【1】合わせ調味料の材料をフライパンか鍋に入れて弱火にかけ、全体が沸騰したらさらに1分間ほど沸騰させ火を止めます。そのまま冷ましておきます。
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これを「煮切る」といいます。こうすることで、みりんと酒の不要なアルコールを飛ばします。このひと手間で、仕上がりにぐんと差が出ます。アルコールが残ったまま仕上げると、不快な後味と雑味が残ってしまいます。また何より、お子さまには不向きなものとなります。少し手間に思えるかもしれませんが、必ず煮切りましょう。
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フライパンのサイズは、小さいものではなく、ほうれん草を和えることができる程度の大きさがあると、このフライパンで仕上げることが出来ますので、洗い物がひとつ減ります。
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電子レンジで加熱しても構いません。電子レンジの場合は、耐熱容器に入れて混ぜ、ラップなし600Wで40~50秒加熱目安です。その際、様子を見ながら、沸騰しているか、吹きこぼれないか、確認しながら加熱しましょう。
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【2】たっぷりのお湯を沸かし始めます。ほうれん草2把で2リットル程度目安です。
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ほうれん草の歯ざわりを活かしますので、塩は入れません。
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【3】ほうれん草はよく洗い、4~5cm幅(指3本分の幅目安)に切ります。
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特に根元に土が付いていることがありますので、しっかり洗いましょう。
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私は根元は切り落とさずに食べますが、お好みで切り落としても構いません。
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切ったら、茎と葉を分けておくと良いです。だいたいで構いません。
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【4】お湯が充分に沸騰したことを確認し、火加減は強めの中火にします。
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【5】沸騰したお湯に茎の部分から入れ、すぐにお湯がふつふつとなりますので葉の部分を入れて菜箸などで全部をお湯につけます。
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【6】10秒ほどですぐに再度沸騰しようとしてきますので、ざるに取って水に放ち、水を2~3回替えて冷まし、ざるに上げておきます。
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「グラッとくる」という状態です。あらかじめ切っておいたほうれん草は速攻でグラッときます。
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水は氷水である必要はありません。
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ほうれん草はアクが強いので、しっかりと水にさらしてアクを抜きますが、水につけておく時間は3分以内を目安にしましょう。それ以上つけると、栄養分も流れ出てしまいます。
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【7】手順1の合わせ調味料の粗熱が取れたことを確認してから、ごま油を加えてよく混ぜ合わせます。
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手でさわって熱くないことを確認してから手順を進めましょう。熱いままだと、ごま油の香りが飛んだり、ほうれん草が余計に煮えてしまったりします。急ぐ場合は、合わせ調味料をボウルに移し替えてから進めるとよいです。
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調味料と油が均一に混ざり合った状態になるまで、よく混ぜ合わせましょう。
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【8】ほうれん草の水気をしっかりと絞ります。
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両手を使ってぎゅっと絞りましょう。
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ゆでたほうれん草はしっかりと水気を絞ってから調味料と和えましょう。水気が多いままですと、味がぼけ、また、作り置きにも向きません。
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【9】手順7の調味料にほうれん草をほぐしながら加え、すりごま、かつお節も加えて、全体をほぐすようにして和えて出来上がりです。
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菜箸でほぐしながら、ゴムベラでフライパンの底からしっかりと混ぜ合わせると良いです。
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【10】保存の際は充分に消毒した保存容器に入れて保存しましょう。
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保存容器に入れる際、ゴムベラを使うと、無駄なく移せます。
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【11】いただく際は、お好みでさらにかつお節や、すりごまなどを天盛り(盛り付けた上に乗せること)にすると、よりおいしくいただけます。
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後述「アレンジのヒント」もご参照くださいませ。
投稿者からのコメント
■作り置きのコツ・ポイント
合わせ調味料は必ず煮切りましょう。アルコールが残ったまま仕上げると不快な後味と雑味が残ってしまいます。また、お子さまには不向きなものとなります。
ほうれん草をあらかじめ切ってからたっぷりのお湯でゆでることで手早くゆでます。ほうれん草は速攻でグラッときますので、葉をつけたら10秒ほどでざるに上げると良いです。
ほうれん草はアクが強いので、しっかりと水にさらしてアクを抜きますが、水につけておく時間は3分以内を目安にしましょう。それ以上つけると栄養分も流れ出てしまいます。
仕上げる際、合わせ調味料のフライパンが手でさわって熱くないことを確認してから手順を進めましょう。熱いままだと、ごま油の香りが飛んだりほうれん草が余計に煮えてしまったりします。急ぐ場合は合わせ調味料をボウルに移し替えてから進めるとよいです。
調味料と油が均一に混ざり合った状態になるまで、よく混ぜ合わせましょう。
保存の際は充分に消毒した容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
■アレンジのヒント
いただく際に添えておいしい具材:かつお節/すりごま/いりごま/刻みのり/乾燥ちりめんじゃこ/乾燥えび/松の実/砕いたミックスナッツ(無塩)/一味唐辛子
一緒に和えておいしい具材:にんじん(千切り・ゆで)/焼きのり/しいたけ(薄切り・ゆで)
混ぜご飯、おにぎり、お茶漬けの具材にも。
オープンオムレツ、ココット、卵焼きの具材にも。
冷凍する場合は、1食分ずつアルミカップかシリコンカップに小分けして冷凍するとそのまま弁当に詰められます。
※みやすさのために書式を一部改変しています。