雪に見立てて粗くおろした大根おろしが特徴の、佐賀県有田町の郷土料理「ゆきのつゆ」。腹持ちがよく、夜食にも食べられる一品です。
■材料(2人分〔20分〕)
大根 150g
大根の葉 適量
油揚げ 1/2枚
丸餅 4個
麦みそ 大さじ1と1/2
【A】
水 300ml
顆粒和風だしの素 小さじ1
■工程
<1> 大根は皮をむき、鬼おろし(またはフードプロセッサー)で粗くおろす。
<2> 大根の葉はさっと塩ゆでし、水気を絞って細かく刻む。
<3> 油揚げは熱湯をかけて油抜きし、1cm角に切る。
<4> 鍋に【A】、<3>の油揚げを入れて中火にかけ、煮立ったら麦みそを溶き入れる。
<5> <4>に<1>を汁ごと入れ、ひと煮立ちしたら火を止める。
<6> 丸餅を水にくぐらせ、ラップをせずに電子レンジ(500W)で30〜60秒加熱する。(2個ずつ加熱する。)
<7> トースターで<6>を3〜5分ほど、膨らむまで焼く。
<8> 器に<7>を盛り、<5>の汁をかけ、<2>を添える。
■コツ・ポイント
大根は鬼おろしで粗くおろすのが「ゆきのつゆ」の特徴です。適度に食感が残り、餅に絡みやすくなります。
油揚げの旨みと麦みその風味が広がり、やさしい味わいの汁に仕上がります。
餅を入れることで食べ応えが出るので、夜食にもおすすめです。