■紹介文
ミニタルト1個にこの大きなあまおう1個使う感じで何か作れないか考えて、チャレンジしてみたのが今回紹介するいちごのチーズミニタルトになります😉
タルト生地は普通のタルト生地ですが、今回はタルト台を埋めるのは黒わんこカフェの一番人気の「タルトにぴったりの少し固めのカスタードクリームの作り方」で作るカスタードクリームではなく、初挑戦のベイクドチーズケーキのチーズ生地を使いました。
焼く時の温度が高かったのか、チーズ生地は途中で思いっきり割れましたが、まあ元々上にいちごをのせてチーズ生地は隠す予定だったので、今回はこれで良しとしました🤣
チーズタルトはまた別の機会にちゃんと成功したものが出来たら、あらためてレシピ紹介したいと思います😊
タルトを作る工程は大きく分けて四つで、
(1)タルト生地を作る
(2)土台になるチーズ生地を作る
(3)1~2を組み合わせてタルトを完成させる
という流れになります。
(1)~(2)はそれぞれ別の記事に書きましたので、材料の分量表にあるリンクからたどって、先に準備してください😉
このレシピは、(3)のタルトを完成させるというところから始めたいと思います😊
■材料(ミニタルト8個分)
ータルト生地
無塩バター70g
粉砂糖50g
溶き卵16g
薄力粉130g
塩ひとつまみ
ーチーズ生地
クリームチーズ100g
グラニュー糖35g
マスカルポーネ70g
溶き卵36g
コーンスターチ5g
バニラエッセンス1~3滴
生クリーム70ml
ーナパージュ
ナパージュミックス10g
水20ml
ーその他
おおきめのいちご4~6個
ブルーベリー8個
ミント8枚
■作り方の手順
写真付きで👇の「黒わんこカフェ」のサイトに詳しく載せていますので、是非☺️
https://blackdog.tokyo/202203225032
【1】冷蔵庫で冷やしておいたタルト生地を伸ばす作業になります。冷蔵庫から出てきたタルト生地をそのままめん棒でのばすと端っこがひび割れするので、僕は一度軽く握って少し柔らかくしてから、伸ばしています😊伸ばすときに便利なアイテムがあって、アクリルルーラーという厚さ3mmのアクリルの細長い板が売ってるんですね。これを左右においてその間をめん棒でのばしていくと、きっちり厚さ3mmの生地に伸ばせるので、めちゃくちゃ便利ですよ!😆
【2】3mmにタルト生地をのばしたら、ブリオッシュ型やミニタルト型より一回り大きなお椀やセルクル型などで円形に型抜きします。僕は子供が使っている赤ちゃん用の器で毎回くりぬいています🤣
【3】くりぬいたタルト生地は、ブリオッシュ型の真ん中に中央を合わせてふんわりとのせ、底を張り付かせてから側面にしっかりとくっつけていきます。側面の下の方が密着し忘れることが多いので、しっかりと下の方も密着させましょう☝はみ出たタルト生地は、めん棒をブリオッシュ型の上に転がせば綺麗に切断することが出来ます。
【4】側面が薄い、底が薄いなど気になるところがあるときは、切り落として余ったタルト生地を粘土で埋めるみたいに埋めて置くとよいと思います。特に側面が薄いままだと、焼き上がった後型抜きしたときに割れる可能性があります😵
【5】タルト生地は焼き上げ前に必ずフォークで小さな空気穴を開けて、焼いているときにタルト生地が浮き上がらないようにしましょう☝
【6】穴の量は適当ですが、空気穴程度の穴なので密集させて開けまくる必要は無いと思います😉
【7】タルトストーンを持っている時はクッキングシートをタルト生地の上に敷いてタルトストーンを敷き詰めましょう。遠慮がちに敷いていますが、タルト生地がしっかりと埋まるぐらいタルトストーンを敷いておくと、焼いているときにタルト生地が側面が上に盛り上がるように焼けて、タルト台自体が少しだけ高く焼けてくれます🙂
【8】すべてのタルト生地にタルトストーンを入れ終わったら、180℃25分で焼き上げましょう。今回はパンではないので、僕が使っているヘルシオでもこの温度と時間でしっかりと焼けました。
【9】粗熱が取れたらブリオッシュ型から抜き、さらにタルト台がしっかり冷えるまで網の上なので冷やしておきましょう。完全に冷えたところで、準備しておいたチーズ生地を用意し、タルト台の中に流し込みましょう。
【10】チーズ生地はかなりサラサラした液体状なので、口金などなくても絞り口の先端をはさみでちょっと切れば、十分綺麗に流し込めると思います😊ここでちょっと注意しておいた方が良いのは、チーズ生地が残るのがもったいなかったので全部入れましたが、チーズ生地は焼いているときに膨らむので、あまりタルト台ぎりぎりまでチーズ生地を入れると、焼いているときにタルト台から漏れ出る可能性もあります😵なので、欲張らない程度にチーズ生地は流し込んだ方が良いと思います🙂
【11】チーズ生地の表面がでこぼこしていても大丈夫です。オーブンで焼くときに、チーズ生地がゆっくりと溶けて平らになるので😉すべてのタルト台にチーズ生地を入れ終わったら、160℃45分で焼き上げましょう。チーズ生地は170℃25分焼いてから200℃15分焼くという参考にしたレシピで焼きましたが、完全に割れてしまったので、チーズ生地を焼く時は低温で長時間じっくり焼く方がれにくいと思います☝
【12】チーズ生地を焼いているときは思いっきり膨らんでいますが、冷えてくると時間とともに萎んで凹んできます。そういう生地なので、凹んだから失敗と思わなくてもいいと思います🙂
【13】最後にいちごで飾り付けをしますので、大きめのいちごを準備しましょう。今回はふるさと納税で送られてきた福岡産のりっぱなあまおういちごを使いました😉
【14】いちごは、最初に左右を切り落とし、それを半分にカットします。カットしたうちの一つは、上の方をV字で切り抜くと、ハートみたいな形になります😉残ったいちご本体は薄切りのスライスにします。ミニタルト1つに使うイチゴの量は、スライスしたいちごが四枚と、最初に切り落として半分に切ったいちご1セット(ハート型と反対側で1セット)になります。8個全部のいちごを盛り付ける形で準備したものになります。
【15】いちごの準備が出来たら、チーズタルトにいちごを盛り付けていきます。スライスしたいちごを扇状に並べると、大きないちごなので綺麗な扇になってくれますよ😊真ん中にブルーベリーを一個置くと、ワンポイントになりますね😉
【16】これで完成っぽいですが、まだもうちょっとだけ綺麗に見せる工夫をしていきます。
【17】綺麗に見えるフルーツタルトは、やっぱりキラキラと照明に反射した宝石みたいな輝きがあった方が、綺麗に見えますよね😊その役割を果たすのが、ナパージュという上掛け素材になります。ナパージュはゼラチンでも作ることが出来ますが、僕は確実に早く美しく出来るナパージュを使いたいので、必ずナパージュミックスという食材を使って、ナパージュを作ります。
【18】ナパージュミックスと水の割合は、ナパージュミックス1に対して水2の分量になります。今回はナパージュミックス10gで作ったので、水は20gですね。水とナパージュを鍋に入れしっかりと混ぜたら、中火ぐらいで加熱をしていくと透明な液体になって、ナパージュが完成します。めちゃくちゃ簡単です😉
【19】ナパージュがまた液体状になっているあいだに、刷毛などでナパージュをフルーツタルトに塗っていきます。また、塗るときに使用する刷毛も毛先が柔らかく、毛が抜けにくい刷毛を使うことをおすすめします。僕は折曲 山羊刷毛 極(45mm)を愛用しています😆
【20】照明が当たっている部分はキラキラ光っていますよね🤩
【21】ナパージュを塗り終わったら、最後の飾り付けとしてミントを1つ添えていきましょう。ミントをミニタルトの下側に添えることで、そこに草が生えたような、そんな雰囲気のミニタルトに変わります😊
【22】割れたチーズ生地は完全にいちごに隠れているので、全く分かりませんよね😆スライスしたいちごの面積が大きいので、ミニサイズながらも結構存在感のあるミニチーズタルトに仕上がりました😋
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タルト初心者にオススメのタルト生地のレシピはこちら
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【1】タルト生地はバター、砂糖、卵黄、薄力粉で出来ます。材料がとてもシンプルなので、初めてタルト作る人にもオススメ出来るレシピだと思います😉
【2】最初に常温で少し緩めたバターをボウルに入れます。バターを冷やしたままミキサーで混ざるという方法もあるみたいですが、僕は冷たくまだ少し固いバターをへらで練って使っています。あんまり緩んでしまうと、最後に手で捏ねる時にめちゃくちゃやりにくいので、僕はバターはある程度冷たいまま使いますね😉
【3】バターがひとまとまりになったら、砂糖を加えて混ぜていきます。バターと砂糖が混ざると、ざらっとした黄色いクリーム状になります。砂糖の白い感じが残っているときは、完全に混ざっていないと思います。完全に混ざって綺麗なクリーム状にしましょうね🙂
【4】バターと砂糖が混ざったところで、卵黄を加えてしっかりと混ぜていきます。卵黄の液体感がなくなるまでしっかり混ぜると、黄色いクリーム状になります。卵黄のべちょっとした感じがなくなるまで混ぜてくださいね。
【5】バターと卵黄が混ざったところで塩ひとつまみを加えます。
【6】塩を加えてしっかりと混ぜ合わせたら、薄力粉をふるって入れましょう。最初は薄力粉の量が多くて混ざりにくそうに思えますが、しっかりと混ぜているうちにそぼろ状になってきます。
【7】薄力粉とバターが混ざってきて、薄力粉の粉感がなくなれば手で触っても大丈夫なので、僕は最後は手で捏ねて完成させます。その方が早く綺麗に混ざりますしね😉
【8】手で捏ねているうちに薄力粉の白い粉がなくなり、ひとまとまりのねっとりとしたタルト生地になります。ここまで混ぜ合わせれば、タルト生地の完成です。
【9】完成したタルト生地はサランラップにくるんで、一時間以上冷やしましょう。円形にしていますが、冷蔵庫から出して使うときは、固くなっているタルト生地を手で軽く捏ねて伸ばしやすくしてから使います。なので、特に円形でなくてもイイと思います😊
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ベイクドチーズ用チーズ生地のレシピはこちら
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【1】今回はチーズ生地をつくりますので、クリームチーズとマスカルポーネが特別な材料になります。マスカルポーネは参考にしたレシピに載っていましたが、ない場合は特になくても大丈夫です🙂
【2】常温で柔らかくしたバターをひとまとまりにして練ったら、グラニュー糖を加えてさらに練っていきます。グラニュー糖は最初はザラザラしていますが、バターと一緒に練っているうちに、ザラつきがなくなってひとまとまりのバターのかたまりになります。
【3】バターとグラニュー糖が混ざったら、マスカルポーネを加えてさらに混ぜていきます。結構トロッとしたクリーム状になっていきます😉
【4】バター、グラニュー糖、マスカルポーネが混ざるとねっとりとしたチーズ生地になります。見た感じはマヨネーズみたいですね😊
【5】チーズ生地に溶き卵を2~3回に分けて加えてしっかりとなじませながら混ぜていきます。バターは油分、卵は水分なので一度に入れると分離してなかなか混ざらないことがあるので、あまり一気に混ぜない方が良いと思います☝
【6】溶き卵がなじんでマヨネーズっぽいチーズ生地が、綺麗な薄い黄色のクリーム状になったら、コーンスターチをくわえます。コーンスターチがチーズ生地を膨らませてくれますね😉
【7】コーンスターチが大体混ざったら、お好みでバニラエッセンスを1~3滴加えて香り付けしましょう。香り付けをする程度の材料なので、無ければ無くても大丈夫です。
【8】最後に生クリームを2~3回に分けてチーズ生地に加えましょう。生クリームを入れると、グッととろみが増して液体状のチーズ生地になります😆混ぜる際はあまり激しくガツガツ混ぜると気泡がいっぱい中に入るので、ゴムへらなどで底からすくうように、チーズ生地と生クリームが絡み合うような、そんな混ぜ方をするのがよいと思います。チーズ生地の中に気泡がいっぱいたまると、焼いているときに割れる原因になるので、出来るだけ気泡は少ない方がイイですね🤔
【9】生クリームがチーズ生地になじんで一体になると、非常にきめ細かな液体状のチーズ生地になります。
【10】チーズ生地が完成したら、事前に準備しておいたタルト台や、セルクル型に入れて焼き上げれば完成です😉僕はすぐに使うので試した事はありませんが、チーズ生地は冷凍出来ると書いているレシピもあるので、冷凍にチャレンジしてみるのいいかもしれませんね😆
【11】チーズ生地はサラサラした液体状で結構素直に流し込むことが出来るので、注ぎ口のあるボウルや鍋などで作れば、タルト台や型に綺麗に流し込めると思います。僕は今回は今回は小さなブリオッシュ型に流し込む必要があったので、とりあえず絞り袋に入れて出番が来るまで冷蔵庫で保管して使いました🙂
■POINT
ミニタルト1個にいちご1個と書いてますが、それ以上にいちごが大きかったので使った個数は4~6個ぐらいで済みました😉
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詳しいレシピは「黒わんこカフェ」で検索(^^)
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