魅惑的なトリュフの香りに誘われる。
おもてなしにも使える大人のサンドイッチ。
《BONIQ設定》
95℃
0:10(10分)
《材料》
☆2人分☆
<BONIQする材料:湯せんに直接投入>
・卵(Mサイズ、冷蔵) 4個
<調味料>
・マヨネーズ 大さじ2と1/2(30g)
・トリュフ塩 1.5g(3つまみ程)
・ディジョンマスタード 小さじ1
・黒こしょう 適量(たっぷりがおすすめ)
<仕上げ>
・ブラウンブレッド(1cmスライス)、または、角食パン(10枚切り) 4枚
※少し甘めのパンがおすすめ。
・無塩バター(パンに塗る用、常温に戻す) 適量
・ベビーリーフ(お好みで) 適量
■このレシピに使った製品
低温調理器 BONIQ(ボニーク)
※詳しくはプロフィール欄をご覧ください。
※低温調理器 BONIQ 公式製品サイト:https://boniq.store/
(「BONIQ」で検索もOK)
《手順》
1 BONIQをセットする
高温・長時間調理による水の蒸発で水位が下がり、BONIQの稼働停止や食材の加熱ムラの発生を防ぐため、下限水位から大きく余裕を持たせた水量をセットする。
95℃ 0:10(10分)に設定する。
2 BONIQに投入する
BONIQが設定温度に達したら卵を直接湯せんの中に入れ、低温調理をする。
この時、鍋底に卵を勢いよく落とさないようお玉やトングなどを使って、そっと沈める。
3 卵を冷却する
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴る前から氷水を用意しておき、鳴ったらすぐに卵を急冷できるように準備しておく。
タイマーが鳴ったらすぐに卵を取り出し、氷水で冷却する。
4 パンに無塩バターを塗る
ラップを大きく広げ(仕上げにサンドイッチ全体を包めるくらいの大きさ)、パンを2枚並べ、常温に戻した無塩バターを端まで塗る。
残りのパン2枚も同様にする。
5 卵のフィリングを作る
卵の殻をむき、黄身と白身を分ける。
黄身は細かいみじん切り、もしくはザルで濾す。
白身は0.5cm程に粗角切りにする。
ボウルに卵、マヨネーズ、トリュフ塩、ディジョンマスタード、黒こしょうを加えて混ぜる。※画像7枚目:黄身は細かくなめらかに、白身はぷりぷりが残る食感にする。
6 パンに卵を挟む
無塩バターを塗ったパンを2枚並べ、卵フィリング(サンドイッチを2セット作るため半量ずつ使用)を1枚の表面全体に広げてもう1枚でサンドし、ラップでしっかり包む。
残りのパン2枚も同様にサンドする。
冷蔵庫で30分程休ませる。(省いても良いが、休ませた方が全体が馴染み、きれいに切りやすく食べやすい。)
7 仕上げ
ラップごと包丁で半分にカットし、ラップを外す。
皿に乗せ、お好みでベビーリーフを添えて出来上がり。
パンの耳はお好みで切り落としても。
《作る際のポイント》
「95℃ ゆで卵の低温調理 火入れ時間比較実験」
https://www.kurashiru.com/recipe_cards/20875ed5-7cd6-41d5-8677-ed318af63445
(「クラシル BONIQ 卵 比較実験」で検索もOK)
でベストなゆで卵の火入れを調べたところ、「95℃ 10分」が白身と黄身のバランスが良く、黄身が生でもなくモソモソせずしっとりとして美味しいという結果になりました。それを踏まえ、今回のレシピを作成しました。
卵の大きさでも火入れは変わってきますが、Mサイズ(今回は重さ60gのものを使用)の卵を使うと、白身と黄身のバランスが良いしっとり美味しいゆで卵の仕上がりになります。
茹で上がったらすぐに氷水で冷やせば簡単につるっとむけるので、殻に穴を開けたりする下処理は必要ありません。
材料について、トリュフ塩はあまり馴染みがない方もいらっしゃるかもしれませんが、実は肉・魚・野菜・卵、何にでも使える便利な調味料です。サラダにかけたり、肉や魚料理の仕上げにひとふりしたり、卵料理ならオムレツ、バゲットにエクストラバージンオリーブオイルとトリュフ塩をつけても美味しいです。
1つあれば料理をワンランクアップできるので、飛び道具的に持っておくのもおすすめです。
トリュフの香りをしっかりつけるために、卵(Mサイズ、重さ60gのもの)4個に対してトリュフ塩(1.5g)をギリギリまで多く入れています。これ以上入れると塩辛くなってしまうので、もっとトリュフの香りを強くしたい場合は仕上げに「トリュフオイル」を垂らすのが良いでしょう。
手順3、BONIQ調理後は卵にどんどん火が入ってしまうため、タイマーが鳴ったらすぐに卵を取り出して冷やします。あらかじめBONIQの設定時間終了タイマーが鳴る前から氷水を用意しておくとスムーズです。
手順4、幅の小さいラップを使う場合は、十字にラップを置くと包みやすいです。
手順5、黄身と白身を分け、黄身は滑らかになるように細かく、白身は食感が残る大きさに粗くカットします。「95℃ 毎日食べたい!基本のたまごサンド」
https://www.kurashiru.com/recipe_cards/549c6244-10b2-4059-85e3-60bcd9ea3325
(「クラシル BONIQ 卵 サンドイッチ」で検索もOK)
の時は、卵をまるまるフォークでザクザク潰しましたが、今回はより食感にこだわっています。
手順7、パン切り包丁(ギザギザしたもの)ではなく、通常の万能包丁(牛刀など)の方が切りやすいです。
《作った感想》
BONIQで低温調理をすれば、いつでも同じ状態のゆで卵が再現できます。
いつもの卵サンドをランクアップさせれば、おもてなしにも使える大人のサンドイッチになります。
トリュフの香りが魅惑的で、ワイン会などパーティーのシーンにぴったり。シャンパンなどと一緒に楽しめば贅沢な時間になるでしょう。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html