最終更新日 2024.10.6

じゃがいもを冷蔵庫に入れちゃダメ!?意外と知らない事実に「間違っていた...!」

じゃがいもを冷蔵庫に入れちゃダメ!?意外と知らない事実に「間違っていた...!」

年中おいしくいただける便利食材の「じゃがいも」。焼く、揚げる、蒸すなど調理方法のレパートリーも豊富なので、おうちに常備しておくと何かと助かりますよね。ところで、じゃがいもは基本的に常温で保存できますが、冷蔵庫に入れるのはアリなのでしょうか。今回は、じゃがいもと冷蔵庫の関係についてご紹介します。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

冷蔵庫に入れるのはNG?

じゃがいもは、なんとなく常温に置いても大丈夫というイメージがある方は多いと思いますが、逆に冷蔵庫に入れない理由はご存じですか?

実は冷蔵庫に入れると、食感が落ちたり、調理方法に注意が必要になります。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

注意点1 食感

冷蔵庫内は乾燥しており、ここにじゃがいもを入れると、じゃがいもに含まれている水分が抜けてしまいます。その後調理したじゃがいもは、本来のホクホク感がなく、パサついたり固い食感になってしまうこともあり、おいしさが半減してしまうんですよ。

注意点2 アクリルアミド

冷蔵庫のような低温環境下では、じゃがいもに含まれるデンプンが糖に変化します。これにより、程よく甘みが増すという面ではよいことのように思えますが、気をつけたいのが調理方法。じゃがいもの中で増えた糖は、120℃以上の高温で調理をすると、アクリルアミドという有害物質を作る反応を起こします。

高温になりやすいのは、揚げる、焼くなどの調理方法です。もし冷蔵庫に入れてしまったら、なるべく煮る、蒸す、ゆでる、電子レンジ加熱などの方法で調理してくださいね。

じゃがいもは常温、もしくは野菜室へ

じゃがいもを保存するときは、基本的に常温で構いません。湿気がこもらないように小さな穴をいくつか開けたポリ袋か紙袋に入れて、直射日光の当たらない風通しの良い場所に置いておきましょう。段ボール箱で保存する場合は、箱の底に新聞紙を敷いてからじゃがいもを入れるとよいですよ。

夏の暑い時季は、常温でも腐敗する可能性があります。このときは、ひとつずつ新聞紙に包んでからポリ袋に入れて、冷蔵室より少し温度が高く設定されている野菜室に入れ、なるべく早くお召し上がりください。

煮たらおいしい!じゃがいもレシピ

じゃがいもの正しい保存方法がわかったところで、ここからはじゃがいもを煮て作るおすすめレシピをご紹介します。今回は、やさしいお味にほっこりする豚ひき肉とじゃがいもの煮物をピックアップしました。ぜひ作ってみてくださいね。

めんつゆで豚ひき肉とじゃがいも煮

※クリックすると別のページに遷移します

じゃがいもで手軽に煮物を作りましょう。ひき肉を炒めたら、カットしたじゃがいもと水、めんつゆを加えてコトコト煮込むだけ!豚ひき肉の旨みが煮汁に染み出てごはんが進むおいしさです。ホクホクのじゃがいもに思わずほっこりしてしまいますよ。味つけはめんつゆだけでしっかり決まるので、時間がないときにも重宝するレシピです。

材料(2人前)

  • 豚ひき肉・・・130g
  • じゃがいも (計250g)・・・2個
  • 水 (浸す用)・・・適量
  • 水・・・150ml
  • めんつゆ (2倍濃縮)・・・大さじ3
  • サラダ油・・・大さじ1
  • 小ねぎ (小口切り)・・・適量

作り方

準備.じゃがいもは皮をむき芽を取り除いておきます。
1.じゃがいもは4等分に切り5分ほど水に浸し水気を切ります。
2.鍋を中火で熱しサラダ油をひき豚ひき肉を炒めます。
3.豚ひき肉の色が変わり火が通ったら1、水、めんつゆを入れ蓋をして中火で10分ほど加熱します。
4.じゃがいもに火が通り味がなじんだら火からおろします。器に盛り付けて小ねぎを散らしてできあがりです。

じゃがいもは常温保存がおすすめ!

いかがでしたか。今回は、じゃがいもを冷蔵庫に入れた場合の注意点と、おすすめのじゃがいもを使ったレシピをご紹介しました。基本的に常温で保存できる便利な食材ですので、ぜひおうちに常備して、いろいろな料理に挑戦してみてくださいね。

※こちらの記事は2023.2.21に初公開した内容を再投稿したものです。

人気のカテゴリ