“バナナ”を冷蔵庫に入れるのはNG？暑い時期は入れるべき？保存するのに適した温度とは…

手軽に食べられておやつにもぴったりの「バナナ」。バナナは主に南国で育つため暑さに強いイメージがありますが、これからの暑い時期はやっぱり冷蔵庫で保存したほうが良いのか、気になりますよね。今回は、暑い時期のバナナの保存方法についてご紹介します。記事の後半にはバナナを使った簡単スイーツのレシピもありますので、ぜひ最後までお楽しみくださいね。

バナナを保存するのに適した温度は15～20℃。それよりも気温が上がる夏場には、常温に置いておくとすぐに食べ頃を過ぎてしまいます。そのため、ちょうどいい甘さをキープするには冷蔵庫に入れるのがおすすめなんです！ ただし、冷蔵庫に入れてしまうと追熟が進みにくく甘みが増えないこともあるため、お好みの熟度になってから冷蔵庫に入れるようにしてくださいね。

①房から外して1本ずつにする

バナナは自らが発生する「エチレンガス」で追熟するという性質があります。そのため、房ごと冷蔵庫に入れてしまうと、追熟が早まってしまう可能性も。1本ずつに分けて保存することで、ほかのバナナから出るエチレンガスを遮断することができるんです。

②新聞紙とビニール袋で包む

一本ずつにしたバナナを新聞紙に包み、ビニール袋に入れましょう。バナナを新聞紙で包むことで湿度がほどよい状態に保たれ、冷気が直接バナナにあたるのを防ぐこともできます。また、ビニール袋に入れることで、①で説明した「エチレンガスの作用」を防ぐという効果もありますよ。

③冷蔵庫の野菜室に入れる

保管場所は、冷蔵庫の野菜室が適しています。バナナは低温に弱いため、冷蔵保存すると低温障害を起こして皮が黒く変色してしまうことがありますが、変色しているのは皮だけで、中身はきれいなままの状態を保っています。安心して召し上がってくださいね。

パクッと食べやすく、おうちに常備しておきたい「バナナ」。ぜひ冷蔵庫を活用して、おいしい状態で長持ちさせてくださいね！

ここからは、バナナを使った簡単スイーツのレシピをご紹介します。バナナのキャラメリゼや、バナナパンプディングなど、バナナの自然な甘みを堪能できるレシピをピックアップしました。ぜひチェックしてみてくださいね。

たった10分で作れる、バナナのキャラメリゼをご紹介します。バナナの自然な甘みをたっぷりと堪能できる、シンプルな味わいの一品です。バターでこんがりと焼いたバナナは甘みが増し、よりおいしくなりますよ。バナナをフライパンに乗せたら、動かさずにじっくり焼くのがおいしく仕上げるポイントです。お気に入りのお皿に盛りつけて、おうちカフェ気分をお楽しみくださいね。

材料(1人前)

• バナナ・・・1本
• 有塩バター・・・10g
• グラニュー糖・・・大さじ1
• バニラアイス・・・50g
• チャービル・・・適量

作り方

準備.バナナは皮を剥いておきます。
1.バナナは縦に半分に切ります。
2.中火に熱したフライパンに有塩バターをひき、グラニュー糖をバナナの形に合わせて入れます。
3.1をのせて中火で焼きます。
4.グラニュー糖がカラメル色になったら、裏返します。中火のままさらに1分程焼いて火から下ろします。
5.お皿に4とバニラアイスを盛り付け、チャービルを添えて完成です。

今日のおやつに、バナナパンプディングを作ってみませんか？ひと口食べると、バニラエッセンスが香るやさしい甘さのプリン液が口いっぱいに広がり、やみつきになるおいしさです。バナナの濃厚な甘みがアクセントになり、どんどん食べ進めてしまいますよ。食パンが余ったときにも役立つレシピなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

材料(2人前)

• 食パン (6枚切)・・・1枚
• バナナ・・・1本
• (A)溶き卵・・・1個
• (A)砂糖・・・小さじ1
• (A)牛乳・・・50ml
• (A)生クリーム・・・50ml
• (A)バニラエッセンス・・・3滴
• 有塩バター (塗る用)・・・3g
• 有塩バター・・・10g
• レーズン・・・10g

作り方

1.食パンは2cmの角切りにします。
2.バナナは1cmの輪切りにします。
3.ボウルに(A)を混ぜ合わせ、1を入れて浸します。
4.耐熱皿に有塩バターを塗り、3を並べます。
5.残った卵液をかけ、2を並べ、有塩バターをまんべんなくのせます。
6.オーブントースターで15分ほど焼きます。
7.こんがりと焼き色が付いたらレーズンを散らして完成です。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。

※お使いのトースター機種によって焼き加減が異なりますので、様子を見ながらご調整ください。今回は1000W180℃で焼いています。トースターは庫内が狭く、食材と熱源の距離が近いため、加熱中の食材の油が落ちたり、油はねなどが原因で発煙、発火の恐れがあります。加熱中は目を離さないでください。

ティータイムのお供にぴったり！おうちで作れる簡単バナナクレープのレシピをご紹介します。甘味たっぷりのバナナと甘酸っぱいいちごジャム、ふわふわのホイップクリームはクセになる組み合わせ。難しい工程がないので、お菓子作り初心者の方でも気負わずお作りいただけますよ。ぜひお試しくださいね。

材料(4個分)

クレープ生地

• 卵 (Mサイズ)・・・2個
• 牛乳・・・300ml
• 砂糖・・・30g
• 溶かし無塩バター・・・15g
• 薄力粉・・・100g

• サラダ油・・・大さじ1
• ホイップクリーム・・・60g
• いちごジャム・・・30g
• バナナ・・・2本

トッピング

• 粉糖・・・適量

作り方

準備.薄力粉はふるっておきます。
1.ボウルに薄力粉以外のクレープ生地の材料を入れて混ぜます。
2.薄力粉を入れて混ぜ合わせ、ラップをかけて冷蔵庫で20分ほど置きます。
3.弱火で熱したフライパンにサラダ油をキッチンペーパーで塗り広げ、2を入れて薄く広げます。表面がふつふつしてきたら、裏返して10秒程焼き、火から下ろします。同じように3回くり返し、計4枚焼きます。
4.バナナは半分に切ります。
5.粗熱の取れた3にホイップクリーム、いちごジャム、4をのせて巻き、お皿に盛り付け、粉糖をかけて完成です。

いかがでしたか？今回はバナナの冷蔵保存にまつわるお話と、バナナを使った簡単スイーツのレシピをご紹介しました。バナナを使ったスイーツは、ねっとり濃厚な食感とやさしい甘みが魅力ですよね。ティータイムのお供にもぴったりなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。