ほろ苦さがクセになる「せり」。初春に旬を迎える山菜で、春の七草のひとつにも数えられています。しかし、せりのような葉物野菜はいつの間にかしなびてしまいがちですよね。どのように保存すれば、おいしさを長持ちさせることができるのでしょうか?
最終更新日
2023.3.30
せりの保存方法|長持ちのコツ|水分を逃さない

今回は、そんなせりの鮮度を長持ちさせる保存方法をご紹介します。上手に保存して、おいしさを長持ちさせましょう!
水分の蒸発を防いで鮮度をキープ
せりを保存するときのポイントは「水分の蒸発を防ぐ」こと。せりの水分を逃さないように保存することで、シャキシャキとした食感をキープすることができますよ。
■冷蔵庫の野菜室で保存
①水で濡らした新聞紙でせりを包む
②ポリ袋に入れて口を閉じる
③冷蔵庫の野菜室で立てて保存する
【ポイント】
濡らした新聞紙で包んだあとにポリ袋に入れることで、せりの水分を逃がすことなく保存できます。新聞紙が乾いてきたら新しいものに交換してくださいね。新聞紙はキッチンペーパーでも代用できますよ。また、せりを寝かせて保存すると、茎が曲がって傷みやすくなってしまいます。できるだけ立てて保存するようにしましょう。
■冷凍庫で保存
①鍋にお湯を沸かしてせりをゆで、冷水にとって粗熱を取る
②水気を切り、使いやすい長さにカットする
③小分けにしてラップで包む
④冷凍用保存袋に入れて、冷凍庫で保存する
【ポイント】
使い切れないせりは、冷凍保存しておくとよいでしょう。あまり長くゆですぎると、解凍したときに水っぽくなってしまうので、茎がしんなりしたらすぐに冷水にとりましょう。小分けにして冷凍すると、使いたいときにサッと取り出せて便利な上、そのまま調理することが可能です。冷凍したせりは、必ず加熱してからお召し上がりください。
正しい保存方法でせりのおいしさをキープしよう!
いかがでしたか?今回は、せりの保存方法をご紹介しました。せりの旬は短く、初春にしか味わうことができません。だからこそ、上手に保存して長く楽しみたいですよね。
クラシルでは、せりの選び方についてもご紹介しています。そちらもぜひ参考にしてみてくださいね!