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【検証】大根は冷凍してから煮ると味がしみやすいのは本当?「保存もできて、時短に!」

【検証】大根は冷凍してから煮ると味がしみやすいのは本当?「保存もできて、時短に!」

コトコトと煮込んだ「大根」は、やわらかくてジュワッと味が染みておいしいですが、時間がないと作れないのが難点ですよね。じつは短時間で、味の染みた大根の煮物を作る方法があるんです!今回は裏技を実際に試して、どのくらい味が染みこむのかを比較してみました。記事の後半では簡単煮物レシピもご紹介するので、ぜひ最後まで見てみてくださいね。

大根の味が染みやすくなるポイントは?

短時間で大根に味が染みやすくなる方法とは、冷凍した大根を使うこと!これだけで、たった30分で中までやわらかく、味が染みた大根を煮ることができますよ。さっそく詳しくみていきましょう!

大根は3cm幅の輪切りにして皮をむき、キッチンペーパーで水気を拭き取ったらジッパー付き保存袋に入れて冷凍しておきます。今回は2日間冷凍したものを使って検証しました。

鍋に以下の煮汁の材料を入れて煮立たせたら、冷凍した大根を凍ったまま入れ30分煮込んでいきます。

  • 大根・・・1/4本
  • 水・・・300ml
  • 酒・・・大さじ1
  • みりん・・・大さじ2
  • しょうゆ・・・大さじ2

落し蓋をして裏表15分ずつ煮込みました。

手を加えていない大根下ゆでをした大根冷凍した大根の3種類を比べてみましょう。

3つとも同じ味つけで30分煮たものですが、はたして味の染み具合はどのように変わるのでしょうか...?

<左:手を加えていないもの 真ん中:下ゆでしたもの 右:冷凍したもの>

見比べてみると、冷凍した大根は中の方まで色づいて味つけが染みているのがわかりますね。実際に食べてみると、何も手を加えず煮た大根は味がほとんどせず、嚙み切るのが大変なほど。下ゆでした大根は少しやわらかさはあったものの、中心部は味が染みこむまでまだ時間がかかりそうでした。一方、冷凍した大根は、噛むと口の中でジュワッと煮汁が広がり、中までやわらかく煮えていました!

冷凍大根で味しみしみ!

実際に試した結果、大根はいったん冷凍すると短時間で味が染みて、やわらかい煮物が作れることがわかりました!下準備はカットして冷凍するだけなので、煮物用に冷凍大根を常備しておくのもいいですね。冷凍した大根は解凍せずそのまま使うことができるので、とっても手軽です。短時間で煮物を作りたいときには、ぜひ試していただきたい方法です。

大根を使った煮物レシピをご紹介!

ここからは、出汁の風味が効いて煮汁までおいしい!大根を使った煮物レシピをご紹介します。冷凍大根を使えば、パパッと作ることができる時短調理にもなりますよ。ぜひチェックしてみてくださいね!

ごま油香る さつま揚げと大根の煮物

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ほっとするやさしい味わいの、さつま揚げと大根の煮物です。和風だしで味つけをした煮汁にさつま揚げの旨味が溶けて奥深い味に仕上がります。鍋に材料を順番に入れて煮るだけで作れるので、とってもお手軽です。噛むほどにじゅわっと広がる大根のみずみずしさに、思わずやみつきになる一品ですよ。ぜひ試してみてくださいね。

材料(2人前)

  • 大根・・・300g
  • さつま揚げ (4個)・・・200g
  • 小松菜 (計100g)・・・5株
  • 水・・・400ml
  • (A)顆粒和風だし・・・小さじ1
  • (A)しょうゆ・・・大さじ2
  • (A)酒・・・大さじ1
  • (A)みりん・・・大さじ1

トッピング

  • ごま油・・・小さじ1
  • 白いりごま・・・適量

作り方

1.大根は皮をむいて2cm幅の輪切りにし、皮をむいて面取りをします。小松菜は根元を切り落とし、5cm幅に切ります。さつま揚げは半分に切ります。
2.鍋に水、1の大根を入れて強火で加熱します。
3.沸騰したら中火にして、(A)、1のさつま揚げを入れて15分程煮ます。
4.1の小松菜を加えて中火で5分程煮て、大根に火が通ったら火から下ろします。
5.器に盛り付け、ごま油を回しかけ、白いりごまを散らして完成です。

短時間で味しみしみに!

いかがでしたか?今回は、時短で大根に味を染みこませる方法と、おすすめ煮物レシピをご紹介しました。この方法を活用すれば、忙しい日でも大根の煮物を作ることができますね。大根は丸ごと1本買うとなかなか使いきれないですよね。冷凍ワザを使えば保存もできる上に、時短で煮物ができて一石二鳥です!ぜひ今回ご紹介した裏技を試してみてくださいね。

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