じつは今、お家ごはんで“魚料理”が人気なんです。魚料理は「面倒」「難しい」といったイメージがありませんか?しかし、クラシルの調査によると魚料理が高頻度で食卓に登場していることが判明しました!
男女6000人に食生活のアンケートを実施!“魚料理”はなんで食卓の人気料理なの?
今回は、クラシルユーザー約6,000人に聞いた食生活に関するアンケートから見えた、意外な事実を見ていきますよ。簡単おいしい魚レシピもご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね。
魚料理が人気…?その頻度は
2023年の調理傾向やレシピの検索傾向を探る中で、目立ったのは「魚料理」の人気でした。クラシルの最新調査によると、約6割の方が週1回以上魚料理をしており、意外と高い頻度で食卓に登場していることがわかります。
この傾向は、特に50代以降の層で顕著でしたが、20代でも約40%の人が週に1回以上は魚料理をしていると答えたんですよ。
ポイントは「健康」!
魚料理が人気の理由はなんでしょうか?じつはクラシルのレシピの検索傾向を見ると「節約」や「健康」が意識されている様子。どうやら魚料理も健康を意識した結果と言えそうです。
■ 健康志向と食卓の変化
最近は食材の価格高騰のニュースが続きましたね。魚も例にもれず昨年と比較して価格の高騰が見られたにもかかわらず、魚料理は高頻度で食べられているんです。
魚は栄養価の高さや健康への利点でおなじみですよね。アンケートやレシピの検索傾向を見ると、健康的な食生活を意識している人は、価格が高騰する中でも魚料理を意識的に取り入れているようです。そのためか、「鮭」や「ブリ」など、比較的低価格の魚が選ばれています。
■ 「揚げ物」より「揚げ焼き」
魚料理が健康を意識して選ばれているようですが、健康志向とは対照的な「揚げ物料理」の調査も見てみましょう。
やはり週1回以上揚げ物をしている方は約4割にとどまり、若年層ではより低い傾向が見られました。
揚げ物の頻度が低い理由は、料理頻度や料理スキルの影響も考えられますが、揚げ物よりも少ない油で済む「揚げ焼き」の検索頻度はゆるやかな回復傾向が見られました。
油をたっぷり使う「揚げ物」は価格や調理面でハードルが高いようですが、「揚げ焼き」のように調理法を工夫したおかずは、献立の満足感アップに選ばれているようですよ。
絶品!やみつきになる魚料理をご紹介
みなさんは魚料理をどのくらい頻繁にしますか?初心者にはハードルが高いと感じられる方も多いですよね。ここからは、誰でも簡単に作れて、ごはんが進むおいしい魚料理レシピをご紹介しますよ。調理しやすい魚代表!「ブリ」を使った一品です。
ブリのバター風味ソテー
フライパンひとつで作れる魚レシピなら気軽に作れますよね。ブリを両面焼いたらめんつゆを絡めて完成!ブリのバター風味ソテーです。コクがあって風味のよいバター、出汁の効いた甘じょっぱい味つけがブリに絡んで、たまらないおいしさです。とっても簡単なので、どなたでも失敗なく作れますよ。ぜひお試しくださいね。
材料(2人前)
- ブリ・・・2切れ
- 塩・・・ふたつまみ
- 黒こしょう・・・ふたつまみ
- めんつゆ (2倍濃縮)・・・小さじ2
- 有塩バター・・・10g
付け合わせ
- ベビーリーフ・・・10g
作り方
1.ブリは両面に塩をふって10分程置き、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
2.両面に黒こしょうをふります。
3.フライパンに有塩バターを入れて中火で溶かし、2を入れて火が通るまで両面を3分ずつ焼きます。
4.めんつゆを加えて中火で絡めながら焼き、味がなじんだら火から下ろします。
5.器に盛り付け、ベビーリーフを添えて完成です。
魚料理で献立の幅を広げよう!
クラシルユーザーのアンケートから見えた「魚料理」が人気の理由をご紹介しました。健康への関心の高まりと、価格変動を乗り越えた食材選びを反映した今回の調査。料理のジャンルやスタイルの変化は、日々の生活にも新鮮さをもたらしてくれますよね。ぜひみなさんも、食卓に魚料理を取り入れてみてはいかがでしょうか。
調査詳細:2023年10月4日~10月12日 クラシルユーザー6,159人にクラシルメールマガジン上で調査