2022.9.25

ボラについて知りたい!旬の時期やおいしく食べるコツをご紹介!

「ボラ」という魚をご存知でしょうか。多くの人にまずい魚の代表格という不名誉な印象を持たれてしまっている魚ですが、実はマダイやヒラメに勝るおいしい魚とも言われているのです!今回は、まだまだ知らないことが多い「ボラ」についてその特徴や味、旬の時期のほか、おいしく食べる方法などをご紹介します。

  • 目次
  • ボラとは?
  • ボラはどんな味?
  • ボラの旬はいつ?
  • ボラはどのように食べる?
  • ボラのおいしさを余すことなく堪能しよう!

ボラとは?

スズキ目ボラ科に属している「ボラ」。ときに淡水域に入ることもありますが、基本的には海水魚として暖かい海域に生息し、日本では北海道以南にいる魚です。釣り好きな方にとっては、厄介者扱いされてしまうこともありますが、かつては重要な食料源にされていた魚なんですよ。

全体的に細長い紡錘形(ぼうすいけい)で、体色は背側が青灰色、腹側が銀白色、そして体にタイヤの跡のような縦じまがあるのが特徴です。一般的なサイズは30~50cm前後とされていますが、大きいものは80cm程度になるのだとか。ニシンやアジのように、目の周りにはコンタクトレンズのような脂瞼(しけん)があるのも特徴の1つです。

ボラはどんな味?

まずい魚と揶揄されるボラの味が気になるところですが、実はボラ自体はマダイやヒラメに勝るとも言われるほどおいしい白身魚なのです!ボラの味は、ボラが住んでいる水質によるところが大きく、水質の悪いところで育ったボラは味が落ちます。

高度経済成長期より前のまだ川や海が綺麗だった時代、ボラは高級魚として扱われていたのだそうです。その後、近代化に伴い水質が悪化したのにも関わらず、ボラはその悪環境にも耐えられてしまいました。

そんな水質の悪い都市部の港や湾、川でも生息できるボラですが、やはりどうしてもその悪環境から臭みが出て味も悪くなってしまうのです。また、ボラは鮮度がすぐに落ちてしまう足の速い魚のため、そういったことからも「臭くておいしくない魚」という情報が広まってしまったと考えられています。

一方、水質のきれいな場所で育ったボラの味はというと、淡泊でほどよい歯ごたえがあり、甘味も感じられるとも言われています。加熱調理した場合には、ふわふわ食感の身を味わうことができるそうですよ!近年では、以前よりも技術の進歩などにより水質が改善している場所も増えてきているので、おいしいボラを食べられる機会も増えてきています。水質の良いところで育った鮮度のよいボラを味わってみたいですね。

ボラの旬はいつ?

ボラの旬は、秋から冬にかけての10月~1月頃。黒目が澄んでいて、背側の色が濃いものがおいしいボラとされています。特に海水温が低い時期に獲れるボラは「寒ボラ」と呼ばれ、脂がのっていてとてもおいしいんですよ!旬の時期に見かけたら、ぜひ食べてみてくださいね。

ボラはどのように食べる?

ボラはほかの白身魚同様、ムニエルやフライ、唐揚げなどのように、揚げてもおいしくいただけます。鮮度の良いものは、生のまま刺身や漬け丼、カルパッチョにするものおすすめ!「ボラだから」という理由で特別な食べ方があるわけではなく、ほかの魚と同じようにさまざまな食べ方で楽しむことができます。

ボラと言えば精巣である「白子」や、卵巣を塩漬けにして乾燥させた「カラスミ」も有名です。白子は、下処理をしたあとにゆでてポン酢をかける白子ポン酢や天ぷらに、カラスミは大根と合わせたり、すりおろしてパスタにかければ旨味たっぷりの一品ができあがりますよ。さらに、ボラのアラからはよい出汁がとれるため、その身を余すことなくおいしくいただけることからムダの無い魚とされています。

ボラのおいしさを余すことなく堪能しよう!

今回は「ボラ」について解説しました。何となくよくない印象を持っていたボラも、この記事を読んだら食べてみたくなったのではないでしょうか。釣って楽しむのはもちろん、まれにスーパーなどでも手に入れることができます。とくに10月〜1月にかけての旬の時期においしいボラを手に入れられる機会があったら、ぜひ試してみてくださいね!

人気のカテゴリ