夏野菜の定番である「ズッキーニ」。みずみずしくジューシーな味わいで、炒めたり煮込んだりするだけでなく生のままでもいただけるので、想像以上に使いやすい野菜です。しかし、水分が多く傷みやすいので、まとめて購入するのは躊躇してしまいますよね。そこで今回は、ズッキーニのおいしさとみずみずしさを保って保存する方法をご紹介します。ちょっとしたポイントを押さえるだけで長持ちさせることができるので、ぜひお試しくださいね。
ズッキーニの保存方法|長持ちのコツ|水分を保つ
- 目次
- ポイントは「乾燥を防ぐこと」!
- 【常温】1本丸ごと保存する方法
- 【冷蔵】使いかけを保存する方法
- 【冷凍】カットして保存する方法
- 【冷凍】炒めてから保存する方法
- 乾燥を防いでおいしいズッキーニを楽しもう
ポイントは「乾燥を防ぐこと」!
ズッキーニを保存する際の最大のポイントは「乾燥を防ぐこと」!新聞紙やラップを使って乾燥を防ぐことで、みずみずしいズッキーニの食感をキープすることができます。今回は、常温・冷蔵・冷凍それぞれの保存方法をご紹介しますので、状況や用途に合わせてお試しくださいね。
【常温】1本丸ごと保存する方法
ズッキーニがまだ丸ごとの状態であれば、常温でも保存が可能です。ここでは、乾燥や傷みを防ぎながら常温で日持ちさせるポイントをご紹介します。
①新聞紙でズッキーニを1本ずつ包む
新聞紙で包むことによって、ズッキーニの大敵である乾燥を防ぐことが出来ます。
②風通しが良い場所で常温保存
直射日光が当たらず、10~20℃くらいの風通しが良い場所で保存しましょう。
【冷蔵】使いかけを保存する方法
ズッキーニを一度カットした場合は、すぐに冷蔵保存が必要です。切り口から傷みやすくなるため、しっかりと対策して保存しましょう。
①使いかけのズッキーニをしっかりとラップで包む
ズッキーニはカットすると、急激に傷みはじめてしまいます。しっかりとラップをし、空気に触れさせないようにしましょう。
②冷蔵庫の野菜室で保存
【冷凍】カットして保存する方法
使い切れないズッキーニは、冷凍しておくのをおすすめします!そのまま調理に使えるよう、カットした状態で保存する手順をご紹介します。冷凍したズッキーニは必ず加熱調理してからお召し上がりくださいね。
①ズッキーニを食べやすい大きさにカットする
②キッチンペーパーで表面の水分を拭き取る
表面に水分が残っていると、傷みの原因になります。しっかりと拭き取ってから冷凍するようにしてくださいね。
③冷凍用保存袋に重ならないように入れ、冷凍庫で保存
【冷凍】炒めてから保存する方法
時間があるときは、炒めてから冷凍してみましょう。解凍後すぐに使えるので、時短調理にぴったりの保存方法です。再度加熱調理してからお召し上がりくださいね。
①ズッキーニを食べやすい大きさにカットする
②フライパンに油をひき、焼き色が軽くつく程度に炒める
③粗熱をとり、ラップをかけ、冷凍庫に約1時間入れる
金属バットにズッキーニを並べて粗熱をとり、ラップをかけ、そのまま冷凍庫に約1時間入れます。一度金属バットの上で冷凍することで、ズッキーニ同士がくっつくことなく、冷凍保存することができますよ。
④凍ったズッキーニを冷凍用保存袋に入れ、再度冷凍庫で保存
乾燥を防いでおいしいズッキーニを楽しもう
ズッキーニを保存するときは、水分をそのまま残すため、乾燥させないようにすることがポイントです。冷凍保存の場合は、傷んでしまわないように、きちんと水分を拭き取って冷凍するようにしましょう。
クラシルでは、ズッキーニの栄養素や選び方についてもご紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。

