夏の野菜である「ズッキーニ」。鮮やかな色合いが特徴的で、ラタトゥイユや夏野菜カレーには欠かせない野菜のひとつです。独特な食感と、みずみずしい味わいもたまりませんよね。今回は、そんなズッキーニに含まれる栄養素や特徴、おいしいズッキーニの選び方をご紹介します。ぜひ、お買い物に役立ててくださいね。
ズッキーニの栄養について知りたい!種類や特徴、選び方についても解説
- 目次
- ズッキーニとは?
- ズッキーニの種類
- ズッキーニの栄養価と主要な栄養素
- おいしいズッキーニの選び方
- ズッキーニのみずみずしさを味わおう!
ズッキーニとは?
ズッキーニはウリ科カボチャ属の野菜で、見た目はきゅうりのように細長い形をしていますが、分類としてはかぼちゃの仲間です。イタリア料理やフランス料理では定番の食材で、油との相性が良いことから、ソテーやグリル、揚げ物など幅広い調理法で使われています。生でも加熱しても食べられ、加熱するととろっとした食感になり、料理に旨みとコクを加えてくれるのが魅力です。
ズッキーニの種類
ズッキーニは、緑や黄色といった色だけでなく、長細いものや丸いものまで、さまざまな形の品種が存在しています。それぞれの特徴をご紹介します。
ズッキーニ(グリーン)
一般的によく見られるズッキーニです。薄黄緑色のものや、黒に近いような深い緑のものまで、色はさまざまです。油と相性がよいため、オリーブオイルで軽く炒めていただくことが多いですが、生のままサラダや和え物にするのもおすすめですよ。
ズッキーニ(イエロー)
形はグリーンのズッキーニと変わらず、色が鮮やかな黄色をしているズッキーニです。グリーンより皮が薄く、淡白な味わいが特徴的です。色味がキレイなことから、サラダのトッピングなどとしてもよく使われます。
丸ズッキーニ
直径6~10cmほどの球形のズッキーニです。食味は通常のズッキーニとほぼ変わりありませんが、白い果肉部分が多いため、みずみずしさを感じられます。形を活かして、中をくり抜いてズッキーニを器として使うなどの調理もオススメです。
花ズッキーニ
ズッキーニには雄花と雌花があり、実をつける雌花の花を食べることが多いですが、どちらの花も食べることができます。日本のスーパーや八百屋さんでは見かける機会が少ないですが、ヨーロッパでは馴染みのある食材で、フリッターや肉詰めにして楽しむことが多いのだとか。
ズッキーニの栄養価と主要な栄養素
ズッキーニ100gに含まれる主な栄養価は以下の通りです。
| 栄養素 | 数値 |
|---|---|
| エネルギー | 16kcal |
| 水分 | 94.9g |
| たんぱく質 | 1.3g |
| 脂質 | 0.1g |
| 炭水化物 | 2.8g |
| 食物繊維 | 1.3g |
| カリウム | 320mg |
| ビタミンA(βカロテン当量) | 320μg |
| ビタミンK | 35μg |
ズッキーニは水分やビタミン、ミネラルを中心に多くの栄養素が含まれている食材です。その中でも注目したいβカロテン、カリウム、ビタミンKの栄養素について以下で解説します。
主要な栄養素のはたらき
| 栄養素 | はたらき |
|---|---|
| カリウム | カリウムには、体内の余分なナトリウムを排出する働きがあります。筋肉の収縮や神経の働きにも密接にかかわる重要なミネラルのひとつです。 |
| β-カロテン | β-カロテンは体内で必要なだけビタミンAに変換されます。ビタミンAは、活性酸素の働きを抑えたり、取り除く抗酸化作用があります。また、皮膚や目の粘膜を丈夫にし、健康的に保ちます。 |
| ビタミンK | ビタミンKは、水に溶けにくく脂に溶けやすい性質を持つ脂溶性ビタミンです。骨にカルシウムを取り込んだり、排出されるのを抑えるなど、骨の形成に欠かせない栄養素です。また、血液を固めて止血するなどの作用もあります。 |
おいしいズッキーニの選び方
皮をむかずに食べることができるズッキーニ。バラの状態で販売されていることも多いので、ポイントをしっかり押さえておいしいズッキーニを選びましょう。
皮にハリとツヤがあるもの
皮に傷がなく、ハリとツヤが感じられるものを選びましょう。表面に変色がなく、鮮やかな色をしているものは新鮮な証拠です。ズッキーニは乾燥に弱い野菜であるため、しっかりと表面の状態を見て、鮮度を確認してみましょう。
大きすぎず、太さが均一なもの
先端までの太さができるだけ均一なものを選びましょう。大きすぎるものは中がスカスカで、食味も落ちてしまっています。同じ大きさのズッキーニがあった場合は、手に取って比べてみてください。ずっしりと重みを感じるものが新鮮でおいしいズッキーニです。
切り口が新しいもの
ヘタの部分の切り口がみずみずしく、新しいかどうか確認しましょう。切り口が変色しているものやしなびているものは鮮度が落ちているため、避けるようにしましょう。
ズッキーニのみずみずしさを味わおう!
水分量が多く、カリウムやβ-カロテンも含んでいるズッキーニ。
国内での栽培の歴史は浅いですが、夏の食卓には欠かせない野菜になりつつあります。普段あまり手に取らないという方もこの機会に、みずみずしいズッキーニを味わってみてはいかがでしょうか。
クラシルでは、ズッキーニの保存方法についてもご紹介しています。ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。

