蒸し暑い日が続くと、さっぱりした冷たいそばが食べたくなりますよね。ところで、そばをゆでて時間が経つと、くっついて塊になってしまった!なんていうこと、ありませんか?これを解消する意外なものがあるんです!今回は、そばがくっつきにくくなるゆで方の裏技を検証してみました。ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
時間が経っても「そば」がくっつかない裏技!お湯に“ちょい足し“の簡単テクとは…

使うのは冷蔵庫にあるあの飲み物!検証スタート!
今回使うのは「牛乳」です。意外なアイテムですよね。ゆでるときに牛乳を加えるとくっつきが防止できるそうですよ。さっそく検証していきましょう。
ゆで方は、以下の通りです。
➀そば1人前に対して1.5Lの水を鍋に入れて火にかける
②沸騰したら大さじ2杯の牛乳を加え、そばをゆでる
そばのゆで時間は、パッケージの記載通りに5分としました。
③ゆであがったら冷水にとり、よく洗ってぬめりをとる
④水をきって皿に盛る
牛乳の効果は…?
牛乳を加えるとなぜ解消できるかというと、そばがくっついてしまう原因は、そばの表面のたんぱく質です。牛乳を加えてゆでることで牛乳の脂肪分がそばをコーティングして、くっつきにくくしてくれるんです。ゆであがったあと、しっかりそばのぬめりを落とすのもポイントですよ。さて気になる結果は…?
盛りつけてから1時間おいたものがこちら!お湯だけでゆでたそばと、裏技を使ってゆでたそばを比較してみましょう。
・普通にゆでたそば
麺を数本箸で持ち上げようとすると、他の麺もくっついてきて切れてしまうので、スムーズにひとくち分が取れません。多めに取ってみると、塊のまま持ち上がってしまいました。
・裏技を使ってゆでたそば
麺を数本持ち上げると麺同士が少しだけ塊になっているように見えましたが、軽くゆすると簡単にほぐれて、ひとくち分がすっとスムーズに持ち上げられました!普通にゆでたそばと比べると、かなり食べやすくなりました。
効果アリ!今日から真似したくなる裏技
検証の結果、牛乳を加えてゆでたそばは、一般的な方法でゆでた場合よりも、時間が経ってもくっつきにくく、食べやすいということがわかりました!気になる味の影響ですが、牛乳の風味がそばに移ることなく、おいしくいただけましたよ。ぜひ試してみてくださいね。
夏におすすめのレシピをご紹介!
ここからは、暑い日にぴったりなそばのレシピをご紹介します。今回はさっぱりした味わいのツナトマ納豆蕎麦をピックアップしました。ぜひご紹介した裏技を使って、作ってみてくださいね。
さっぱり冷たい ツナトマ納豆蕎麦
ツナや納豆など、具材をたっぷりのせた食べごたえ抜群の一品です。トマトの酸味と大葉の風味を効かせて、さっぱりとした仕上がりに。ごま油の香ばしさをプラスすれば、暑い日でも食欲をそそります。彩りもよく、食卓が華やかになりますよ。いつものざる蕎麦に飽きてきたら、ぜひレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。
材料(1人前)
- そば (乾麺)・・・100g
- お湯・・・適量
- トマト・・・1/2個
- 納豆 (1パック)・・・50g
- 付属のタレ・・・1袋
- ツナ油漬け・・・30g
- (A)めんつゆ (2倍濃縮)・・・50ml
- (A)水・・・50ml
- (A)ごま油・・・小さじ1
- 大葉 (トッピング用)・・・1枚
作り方
準備.大葉は軸を切り落とし、細切りにしておきます。ツナ油漬けは油を切っておきます。
1.トマトはヘタを切り落とし、1cm角に切ります。
2.ボウルに納豆、付属のタレを入れて混ぜ合わせます。
3.別のボウルに(A)を入れ混ぜ合わせます。
4.鍋でお湯を沸騰させ、そばをパッケージの表記通りゆで、流水で洗い、水気を切ります。
5.器に4、1、2、ツナ油漬けの順に盛り付け、3をかけます。
6.大葉をトッピングして完成です。
冷たいそばをつるっと食べよう!
いかがでしたか。今回は、時間が経ってもそばがくっつきにくくなるゆで方と、おすすめのそばレシピをご紹介しました。牛乳を常備しているご家庭は多いですよね。身近な材料でできる裏技なので、ぜひ試してみてくださいね。