最終更新日 2020.6.25

トマトの保存方法|長持ちのコツ|追熟させて「冷蔵」・「冷凍」

夏が旬のトマトはみずみずしくて甘酸っぱい味わいがおいしいですよね。鮮やかな赤色も魅力的です。トマトの赤みがあるだけで料理が華やぐため、旬を過ぎた季節になっても手放せません。

今回は、トマトを長持ちさせる保存方法をご紹介します。サラダや付け合わせなど、生食する場合は常温や冷蔵庫での保存がおすすめですが、加熱料理に使う場合は、凍らせておくと嬉しいメリットがありますよ。

青いトマトは常温で追熟

実に青っぽさが残るものは、常温において保存すると追熟がはじまり赤く熟します。トマトは15~25℃で追熟がはじまり、完熟すると糖度が増すだけでなくリコピンなどの栄養価も高まるので、赤く熟してから食べる方が断然お得です!

【手順】
①ポリ袋か保存袋に入れる
②常温において保存する

完熟したら冷蔵or冷凍

■冷蔵庫で保存する方法
赤く熟したトマトは冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。5℃以下になると低温障害を起こして味や食感が悪くなるので、庫内が2~5℃の冷蔵室よりも野菜室の方がおすすめです。

【手順】
①ヘタの部分を下にして、トマト同士がくっつかないようにポリ袋か保存袋に入れて密封する
②冷蔵庫の野菜室に入れて保存する

※トマトには、りんごやバナナなどにも含まれる「エチレンガス」という物質が含まれています。エチレンガスは野菜や果物の成長を促すため、野菜室に入っている食材を傷める原因になります。しっかり密封して、エチレンガスが外にもれないようにしましょう。

■カットしたトマトの保存方法
カットしたらすぐにラップで包み、野菜室で保存します。カットしたトマトは傷みやすくなるので早めに使い切りましょう。

■冷凍保存の方法
新鮮なうちに冷凍すると味や栄養素をキープできるので、すぐに使わない場合は早めに丸ごと冷凍保存するのがおすすめです。また、冷凍することで細胞組織が壊れてうま味が増し、面倒な皮むきが簡単になるというメリットがあります。

【手順】
①洗って水分を拭き取る
②丸ごと2~3個ずつ冷凍用保存袋に入れる(密封できれば何個でもOK)
③空気を抜いて密封する
④冷凍庫で保存する

■調理して冷凍保存
トマトソースなどを作る際は、多めに作って冷凍保存しておくと、ラザニアやパスタなどにアレンジできるのでおすすめです。1回分ずつ冷凍用保存袋に分けておくと、使いたい分だけ使えて便利なので、時間がないときや手早く済ませたいランチなどに重宝します。

■14℃以下なら常温保存も可能
完熟したトマトは、気温が14℃以下になる冷暗所なら常温保存ができます。

【手順】
①1個ずつ新聞紙かキッチンペーパーで包む(完熟トマトは傷みやすいので、トマト同士の接触を避ける)
②かごのような通気性がいい容器に、ヘタの部分を下にして入れる
③冷暗所(風通しがよく、気温が14℃以下になる場所)で保存する

ただし、温度が上がると熟成が進み、傷みが早くなったり栄養価が減少します。なので、温度が15℃を超える場合は、庫内が5~10℃に管理されている野菜室に移すことをおすすめします。

冷凍したトマトの調理法は?

冷凍したトマトは凍ったまま使いましょう。固くて包丁が通らない場合は、少し常温においておくとカットしやすくなります。

●皮のむき方
リコピンとβカロテンは皮の部分に多く含まれているので、皮ごと調理するのがおすすめですが、皮が気になる方は、凍らせてからむきましょう。水に数秒つけるだけでつるんとむけるので手間も時間もかかりません。

●冷凍したトマトのおすすめの食べ方
冷凍した食材は、必ず一度加熱してから食べるようにしてください。凍ったまま刻んだり擦りおろしたりして、トマトソースやスープなどに使うと、トマトのうま味が凝縮されておいしくなりますよ。

●調理済みのものは鍋に移して加熱
トマトソースなどを冷凍用保存袋に入れて凍らせたものは、鍋に移して加熱、あるいは耐熱容器に移して電子レンジで加熱しましょう。

正しく保存して一年中おいしいトマトを楽しもう

トマトの保存方法についてご紹介しました。トマトの保存は温度が高すぎると劣化が早くなり栄養価が減少します。また、低すぎても低温障害を起こすので、温度が安定した野菜室での保存がおすすめです。その際は、乾燥しないように保存袋に入れて保存しましょう。

冷凍保存する場合は、トマトが新鮮なうちに保存することで、おいしさや栄養価をキープすることができます。常温・冷蔵・冷凍を使い分けて保存し、おいしいトマトを楽しみましょう。

クラシルではトマトの選び方についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください.

トマトの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」

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