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牛ランプの保存方法|長持ちのコツ|酸化を防ぐ

牛ランプの保存方法|長持ちのコツ|酸化を防ぐ

赤身肉の人気部位「牛ランプ」。サーロインに続く腰からお尻にかけての部位です。柔らかくきめ細やかな肉質、あっさりとしたクセのない味わいが特徴で、ステーキはもちろん、しゃぶしゃぶやローストビーフなど様々な料理で楽しむことができます。

使い勝手もよく、おいしい部位なのでせっかくなら鮮度を長持ちさせたいですよね。今回は、そんな牛ランプの正しい保存方法をご紹介します。新鮮な状態をキープして、おいしい牛ランプを楽しみましょう!

保存のポイントは「酸化を防ぐ」

■冷蔵庫で保存

①肉の表面の水分をキッチンペーパーで拭き取る

②ラップでぴったりと包む

③ジップ付保存袋に入れて、空気を抜いて閉じる

④冷蔵庫のチルド室、もしくはパーシャル室で保存

【ポイント】

・肉をおいしく保存するポイントは、酸化を防ぐこと。そのためには、空気に触れさせないことが重要です。肉の脂は空気に触れると酸化し、傷みやすくなります。しっかりと密閉しましょう。

・肉の表面の「ドリップ」と呼ばれる水分を拭き取ることで、臭みを取り除くことができます。

■冷凍して保存

①肉の表面の水分をキッチンペーパーで拭き取る

②使いやすい分量に小分けし、ラップでぴったりと包む

③冷凍用保存袋に入れて、空気を抜いて閉じる

④金属製のトレイに重ならないようにのせて、冷凍庫で保存

【ポイント】

・肉が新鮮なうちに冷凍しましょう。鮮度が落ちたものを冷凍すると、味が落ちてしまいます。

・冷凍に時間がかかると細胞が壊れ、解凍時にドリップが出やすくなります。肉をあらかじめ冷やした金属製のトレイなどにのせると温度が早く伝わり、通常よりも短時間で冷凍できます。

・解凍する際は、調理する半日ほど前から冷蔵庫に移し、低温で解凍しましょう。急いでいるときは、袋をしっかり閉じて水が入らないようにし、氷水につけて解凍してください。

・冷凍の場合は特に「ドリップ」を防ぐことがおいしさをキープするポイントです。ドリップが出ると、肉の水分や旨み成分が流出してしまいます。ドリップが出る前になるべく短時間で冷凍しましょう。

上手に保存しておいしい牛ランプを楽しもう!

今回は、牛ランプの保存方法をご紹介しました。買ってきたままのパックの状態で保存するのではなく、ひと手間かけることで長くおいしさをキープすることができます。もちろん他の部位を保存する場合もポイントは同じなので、日々の生活に活用してみてください。

クラシルでは、牛ランプの選び方についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

牛ランプの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」

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