2021.11.17

はったい粉ってなに?特徴について詳しく解説!

大麦やハダカムギを原料とする「はったい粉」。昭和時代の家庭では子供のおやつとして親しまれていましたが、時代の変化と共に見かけることも少なくなり、今では食べたことも聞いたこともないという方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、はったい粉の特徴について詳しく解説します。さらに昔懐かしい味わいのお団子やほろほろ食感のクッキーなど、おうちで作れるおやつレシピもご紹介します!はったい粉を知っている方はもちろん、そうでない方もぜひ参考にしてみてくださいね。

懐かしの味 はったい粉とは

「はったい粉」とは、乾煎りした大麦やハダカムギを、挽いて粉にしたもの。

灰褐色の見た目とほのかな甘み、大麦特有の香ばしい風味が特徴で、昭和50年頃までは子供のおやつとして非常に重宝されていました。そのままだとのどに詰まりやすいため、塩や砂糖を少し加えてから熱いお湯や麦茶、牛乳などで伸ばし、練り菓子にして食べていたんですよ。

現代の日本では見かけることこそ少なくなりましたが、落雁(らくがん)や饅頭といった和菓子や、全国各地の郷土料理などに使われ、今もなお私たちの生活に息づいています。

見た目が似ているという理由から、はったい粉と混同されやすいものに「きな粉」がありますが、きな粉は大豆から作られています。はったい粉とは原料からして大きく異なり、色味、風味、香りすべて違う食材なのです。

麦こがしにおちらし粉?はったい粉の呼び方

当時は日本だけでなく、世界各地で親しまれていたはったい粉。その地域の文化や方言に合わせた、さまざまな呼び名がつけられていました。ここでは、代表的なものをご紹介します。

・関西…はったい粉

・関東…麦こがし、煎り麦

・北陸…おちらし粉

・沖縄…ゆーぬく

・チベット…ツァンパ

このほかにも、煎り粉、香煎と呼ばれることもあります。 一見すると同じ食べ物だとはわからないほど、ガラッと呼び名が変わるのだから驚きですよね。

はったい粉をおうちで食べたいときはどうするの?

はったい粉をおうちで食べるときは、香ばしい風味や食感を活かして、おやつとして取り入れるのがおすすめです。

昭和の時代のように練り菓子として楽しむのはもちろん、クッキーやケーキ、団子やパン、ドーナツなどの生地に混ぜ込むと、大麦ならではの芳しさとサクッと心地よい食感が加わり、いつもとひと味違うやさしい味わいに仕上がります。はったい粉だけだと生地がまとまりづらいため、小麦粉や片栗粉、白玉粉などと混ぜて作るのがポイントです。

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