サクッとした食感の唐揚げは、幅広い世代から大人気のおかず。夕食のメインやおつまみとして食卓に上ることも多いですが、お店のようにカラッと揚がらないこともありますよね。そこで今回は、簡単にサクサク食感の唐揚げを作る方法を検証してみました!ビールのお供に食べたくなる唐揚げレシピもご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
「サクサクすぎてたまらない...!」唐揚げの食感を良くする簡単な”裏ワザ”とは?

サクサク食感を作るために加えるのは…?
今回の検証に必要なのは、なんと「少量の水」だけ!いつもの唐揚げ作りの工程のあるタイミングでこれを加えると、簡単にサクサクの衣の唐揚げができるとのこと。はたしてうまくいくのでしょうか…?さっそく試してみたいと思います!
まずは鶏もも肉をひと口大にカットし、下味をつけます。次に片栗粉大さじ3杯をバットに広げ、そこに水大さじ1/2杯を加えます。水を多く入れすぎてしまうと、揚げるときにはねる原因になるので注意してくださいね。
水を加えたら箸でさっくりと混ぜて、このようにダマを作りましょう。
次に、鶏肉にダマを作った片栗粉をまぶしていきます。全体が白くなるように、たっぷりと衣をつけるのがコツですよ。
準備ができたら、180度の油でカラリと揚げます。さて、衣はどんな食感に仕上がるのでしょうか...?
左:衣をダマにして揚げたもの 右:衣をダマにせず揚げたもの
見た目だけでは大きな違いがわかりにくいですが、衣をダマにした方は少しボリュームがありますね。実際に食べてみると、ダマの部分がカリッと揚がっていてサクサクの食感でした。衣の部分が多いのでややオイリーな感じもしますが、時間が経ってもサクッとした食感が残っていて、唐揚げのおいしさを十分に楽しむことができました!
少しの手間で簡単にサクサクに!
実際に試した結果、片栗粉に水を加えてダマにすると、衣のサクサク食感をより楽しめる仕上がりになりました。カリッとクリスピーな食感が好みの方はダマにした衣をつけて揚げる、軽い食感を好む方はダマを作らず片栗粉をそのまままぶす、というように使い分けるのもよさそうですね。とっても簡単ですぐに試せる方法なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
唐揚げのおすすめレシピをご紹介!
さて、ここからはおいしい唐揚げレシピをご紹介します。塩レモンで味つけをした、爽やかな風味を楽しめるアレンジレシピをピックアップしました。サクッとした食感がお好みの方は、ぜひダマにした衣で作ってみてくださいね!
鶏もも肉の塩レモン唐揚げ
さっぱりおいしい、塩レモン唐揚げのご紹介です。すりおろしたレモンの皮や果汁、生姜やニンニクを下味に加えて風味豊かに仕上げました。一口食べればジュワッとあふれだす肉汁がたまりません!さらにレモンの風味をアップしたい方は、食べる直前にレモンを絞るのもおすすめですよ。ぜひお試しくださいね!
材料(2人前)
- 鶏もも肉・・・300g
- レモン・・・1個
味付け調味料
- 料理酒・・・大さじ1
- 鶏ガラスープの素・・・小さじ1
- 塩・・・小さじ1/2
- すりおろし生姜・・・小さじ1/2
- すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
- 片栗粉・・・大さじ4
- 揚げ油・・・適量
作り方
準備.レモンの皮はすりおろし器ですりおろしておきます。
1.鶏もも肉は一口大に切ります。
2.レモンを半分に切って絞り器で絞り、種を取り除き、40ml程取り分けます。
3.バットに1、2、レモンの皮、味付け調味料の材料を入れ、手でよく揉み込み、ラップをかけて冷蔵庫で15分程おきます。
4.片栗粉を入れたバットに、キッチンペーパーで余分な汁気を拭き取った3を入れ、全体に粉をつけます。
5.揚げ油をフライパンの底から3cm程の高さまで入れ、170℃まで熱します。4を入れ、中に火が通るまで7分程揚げ、取り出して油を切ります。
6.器に盛り付けて出来上がりです。
サクサクの唐揚げをおうちで楽しもう!
いかがでしたか?今回は唐揚げの衣をサクサクにする裏技と、レモン風味の唐揚げのレシピをご紹介しました。今回ご紹介した方法は、揚げたてはもちろん、時間が経ってもカリッとした食感がキープされるので、帰りの遅い家族のために少し早めに揚げておくときなどにもおすすめですよ。今回ご紹介した裏技やレシピをぜひ参考にしてみてくださいね!
※20歳未満の飲酒はやめましょう。