みずみずしさと食感を楽しめる果物のひとつ「梨」ですが、和梨と洋ナシで保存方法が異なることをご存知ですか?今回はそんな「梨」の保存方法についてご紹介します。正しく保存することで、旬の時期のおいしさを長持ちさせることができますよ。
梨の保存方法|長持ちのコツ|乾燥対策と追熟

- 目次
- 保存のポイントは乾燥対策と追熟!
- 冷蔵庫の野菜室で保存~和梨~
- 冷蔵庫の野菜室で保存~洋ナシ~
- 冷凍庫で保存
- ジューシーな果汁が滴る梨を楽しもう!
保存のポイントは乾燥対策と追熟!
梨をおいしく保存するポイントは、乾燥を防ぐことと食べごろまで追熟させることです。甘くてジューシーな梨を楽しみましょう!
冷蔵庫の野菜室で保存~和梨~
①キッチンペーパーや新聞紙などで包む
②ポリ袋や保存用袋に入れる
③軸を下にして(お尻を上にして)冷蔵庫の野菜室で保存
【ポイント】
・定期的に袋の中の状態を確認し、こまめにキッチンペーパーや新聞紙を取り替えましょう。
・梨は、軸の部分を下にして保存することで梨自体の呼吸が抑えられ、劣化が緩やかになると言われています。
冷蔵庫の野菜室で保存~洋ナシ~
追熟させたい場合
①キッチンペーパーや新聞紙などで包む
②直射日光を避けて、室温で保存
食べごろを迎えている場合
①キッチンペーパーや新聞紙などで覆う
②ポリ袋や保存用袋に入れる
③冷蔵庫の野菜室で保存
【ポイント】
・洋ナシは収穫してから1週間~1ヶ月ほど追熟させると食べごろを迎えます。十分に成熟していない洋ナシは追熟させることで甘みが増します。そのため、成熟度をこまめにチェックして保存方法を変えることをおすすめします。
・食べごろを迎えた洋ナシは、追熟を促すエチレンガスを発生するリンゴなどの近くで保存するのは避けたほうがよいでしょう。
冷凍庫で保存
①綺麗に洗い、しっかりと水気を拭き取る
②食べやすい大きさにカットし、皮をむき、軸や芯を取る
③冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存
【ポイント】
・和梨の場合も洋ナシの場合も冷凍保存方法は同じです。洋ナシの場合は、皮付きのまま半分にカットし、ラップで包んでから冷凍保存するのもおすすめですよ。
・水分を残したまま冷凍すると傷んでしまいますので、きちんと水気を拭き取るようにしてくださいね。
・解凍するとシャリシャリとした食感は失われるので、半解凍で食べるか、ミキサーにかけてスムージーなどにするのがおすすめです。
※冷凍前、調理する環境は必ず清潔な場所で行ってください。
※食材によって冷凍前と食感や風味は異なる場合がございますのでご注意ください。
ジューシーな果汁が滴る梨を楽しもう!
今回は、梨の保存方法をご紹介しました。和梨と洋ナシは保存方法が異なるため、それぞれしっかりマスターして梨を余すことなく堪能しましょう。
梨はデザートやおやつとしてはもちろん、サラダやマリネ、スムージーなどにしてもとてもおいしい果物です。
また、梨にはいろいろな種類があるので食べ比べるのも楽しいですよ!
クラシルでは、梨の選び方についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。