食べきれずに冷蔵庫で保存した「冷やごはん」。電子レンジで温めなおしても、硬かったり、食感が悪かったりしてがっかり…なんてことはありませんか?
冷蔵庫でマズくなった“冷やご飯”が劇的においしくなる裏技とは?「こんな簡単に!?」「炊き立てみたい」

じつは、ちょっとした小さな裏技で冷やごはんがぐっとおいしく復活するんです!今回はごはんをおいしく温める方法を実際に検証してみました。ぜひ最後までご覧くださいね。
さっそく検証スタート!
冷蔵庫に入れておいた冷やごはん。温めなおしてもボソボソでおいしくない…そんなお悩みを解決するのがほんの少しの水!これだけでふんわりおいしく温めることができますよ。さっそく見ていきましょう。
タッパーで保存したごはんの場合
まずはタッパーで保存した冷やごはんから検証してみます。
タッパーに入れて冷蔵保存したごはん1膳分(150g~200g)に対して、大さじ1.5杯の水を用意します。
① タッパーの蓋を開け、水をごはん全体にまんべんなく振りかけます。
② もう一度蓋をし、全体に水が行き渡るように何度か上下を返します。
③ 蓋を少し開け、ごはんが落ちないように軽く水気を切ります。
④ 蓋を少し開けたまま、500Wの電子レンジで2分30秒加熱します。 蓋が電子レンジ対応ではない場合は、ふんわりとラップをしてレンジにかけてくださいね。
手順はたったこれだけ!はたして結果は…?
こちらは裏技を使わずに加熱したごはん。
こちらは裏技を使って加熱したごはんです。
見た目では違いがわかりませんね。実際に食べてみると・・・?
水をかけずに加熱したごはんは、固まりがあり食感もボソッとしていて、炊き立てのようなおいしさは味わえませんでした。
一方で、裏技を使ったごはんは、固まることなく粒立っていて口当たりもふんわり!炊き立てのような食感に仕上がっていましたよ。
ラップで保存したごはんの場合
つぎに、ラップに包んで冷蔵保存した冷やごはんでも試してみましょう。こちらも冷やごはん1膳分(150g~200g)に対して、大さじ1.5杯の水を用意します。
① ラップを外し、耐熱の器に入れ水を振りかけ
軽くほぐします。
② 再度ラップをふんわりとかけ、500Wの電子レンジで2分30秒加熱したらできあがりです。
こちらも裏技を使わずに加熱したものと比べると、見た目にはあまり違いがありませんが、食べ比べてみると・・・?
そのまま加熱したごはんは、やはり口に入れるとボソボソとした硬さを感じました。
裏技を使って加熱したごはんは、箸を入れた瞬間に軽さを感じ、口に入れるとふっくらとした食感を味わうことができました!
少しの水でおいしさ復活!
タッパーとラップ、どちらの場合でも水をかけるだけで簡単にふっくらと温めなおすことができました。ごはんは炊きたてがいちばんおいしいですよね。冷蔵保存した冷やごはんがまるで炊きたてのように復活するこちらの裏技、ぜひ試してみてくださいね。
ホカホカごはんに合う絶品おかずをご紹介!
冷蔵庫に入れておいた冷やごはんをふっくらおいしく温める方法がわかったところで、ここからはごはんが進む人気の絶品おかずレシピをご紹介しますよ。ぜひ温かいおいしいごはんに合わせて召し上がってくださいね!
ボリューム抜群 キャベツの豚肉巻きレンジ蒸し
電子レンジで作れる簡単おかずのご紹介です。千切りキャベツと豚肉に、長ねぎやみょうが、生姜などを効かせた特製の香味ごまダレが相性抜群!短時間でパパっと完成するので、忙しいときにも大活躍のボリューム満点レシピです。ごはんがどんどん進む味わいですよ。
材料(2人前)
- 豚バラ肉 (薄切り、9枚)・・・250g
- (A)塩・・・小さじ1/4
- (A)粗挽き黒こしょう・・・小さじ1/4
- キャベツ・・・250g
- 水 (さらす用)・・・適量
- 料理酒・・・大さじ2
香味ごまダレ
- 長ねぎ・・・1/3本
- ミョウガ・・・1個
- 水 (さらす用)・・・適量
- しょうゆ・・・大さじ2
- 酢・・・大さじ1
- 砂糖・・・小さじ1
- すりおろし生姜・・・小さじ1
- すりおろしニンニク・・・小さじ1
- 白いりごま・・・大さじ1/2
作り方
1.キャベツは千切りにして水に3分ほどさらし、水気を切ります。
2.長ねぎはみじん切りにします。ミョウガは薄い輪切りにして水に5分ほどさらし、水気を切ります。
3.豚バラ肉に(A)をかけ、1をのせて巻きます。
4.巻き終わりを下にして耐熱皿に並べ、料理酒を回し入れます。ふんわりラップをかけ、豚バラ肉に火が通るまで500Wの電子レンジで5〜6分加熱します。
5.ボウルに2、残りの香味ごまダレの材料を入れて混ぜ合わせます。
6.お皿に4を盛り付け、5をかけて完成です。
裏技でふっくらごはんに!
冷蔵庫で保存した冷やごはん。パサパサでも仕方なく食べていた…なんて方も多いのでは?今回ご紹介した方法なら特別な道具や材料はいっさい必要なし!覚えておくと重宝しそうですよね。ふっくらおいしいごはんに復活する裏技、とっても簡単なのでぜひご活用くださいね。
※ごはんを冷蔵で保存する際は、常温で放置せずに、粗熱が取れたら速やかに冷蔵庫で保存してください。
※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。
様子を確認しながら加熱時間を調整してください。必要に応じて食材に完全に火が通るまで加熱してください。