最終更新日 2024.5.31

あんずの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」

あんずの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」

かわいらしいオレンジ色の果肉に、甘酸っぱさと豊かな香りが魅力の「あんず」。あんずは「アプリコット」とも呼ばれることもあり、日本でも親しまれていますよね。ジャムやシロップ漬け、ドライフルーツなど、加工して食べることが多い果物ですが、酸味の少ない生食用の品種も作られています。今回は、あんずに含まれる栄養素や、おいしいあんずの選び方についてご紹介します。

  • 目次
  • あんずの栄養とは
  • カリウム
  • β-カロテン
  • 食物繊維
  • 主要な栄養価はこちら
  • あんずの種類について
  • ハーコット
  • ゴールドコット

あんずの栄養とは

あんずはカリウムやβカロテン、食物繊維などの栄養成分を多く含みます。注目したい栄養成分についてご紹介します。

カリウム

カリウムには、体内の余分なナトリウムを排出する働きがあります。筋肉の収縮や神経の働きにも密接にかかわる重要なミネラルのひとつです。

β-カロテン

β-カロテンは体内で必要なだけビタミンAに変換されます。ビタミンAは、活性酸素の働きを抑えたり、取り除く抗酸化作用があります。また、皮膚や目の粘膜を丈夫にし、健康的に保ちます。

食物繊維

便通を整えるために欠かせない成分として知られていますが、それ以外にも脂質や糖、ナトリウムなどを吸着して排出する働きもあります。

主要な栄養価はこちら

あんず(生)100gに含まれる主な栄養価は以下の通りです。

栄養素 数値
エネルギー 37kcal
たんぱく質 1.0g
脂質 0.3g
炭水化物 8.5g
食物繊維 1.6g
カリウム 200mg
0.3mg
ビタミンA(βカロテン当量) 1500μg

あんず(乾)100gに含まれる主な栄養価は以下の通りです。

栄養素 数値
エネルギー 296kcal
たんぱく質 9.2g
脂質 0.4g
炭水化物 70.4g
食物繊維 9.8g
カリウム 1300mg
2.3mg
ビタミンA(βカロテン当量) 5000μg
※参照:「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

あんずの種類について

小さな桃のような見た目のあんず。果肉はオレンジ色で、甘酸っぱさと豊かな香りが魅力的な果物として知られています。原産地は中国で、日本では青森県や長野県で多く作られています。

同じバラ科サクラ属の果物である「すもも」とよく似ていますが、比較的そのまま生食で楽しまれることが多いすももに対し、あんずは生食から加工品まで、さまざまな楽しみ方をされている果物です。

あんずの旬は6〜7月。生食に向いているもの、加工に向いているものなど、様々な品種があるのもあんずの特徴です。以下で、代表的なあんずの種類をご紹介します。

ハーコット

カナダ生まれの品種。酸味が少なく、甘みが強いため生食向きとされています。

ゴールドコット

アメリカ生まれの品種。ハーコットと同様、酸味が少なく、甘みが強いため生食が可能です。

昭和

長野産の品種、酸味が強いため、シロップ漬けやジャム、砂糖漬けなどの加工品に適した品種です。

平和

長野産の品種で、酸味が強く、主に加工用として使われています。第一次世界大戦の終結を記念して命名された品種です。

新潟大実

新潟県産の品種で、酸味が強く、主にジャムやシロップ漬け、干しあんずなどの加工用として利用されています。

信山丸

やや酸味はあるものの生食が可能で、ジャムやシロップ漬けなどの加工用にも適しています。生産数が少ないこと、そして質が高いことから、高級あんずとしても知られ人気を集めています。

おいしいあんずの選び方

新鮮でおいしいあんずを選ぶポイントは以下の3つです。

十分に熟したものを選ぶ

まずは色味をチェックします。十分に熟し、全体が濃いオレンジ色になっているものを選びましょう。

傷がないかチェック

傷がついているとそこから劣化が進みやすくなります。表面に傷や、あたって実がやわらかくなってしまっているものは避けましょう。触るときにも丁寧に優しく取り扱うように心がけましょう。

皮に張りがあるものを

触ったときに皮に張りがあるものを選び、変形したり、へこんだりしてしまっているものは避けましょう。香りが立っているものを選ぶのがおすすめです。

おいしいあんずを選んで味わおう!

あんずに含まれる栄養素と、おいしいあんずの選び方についてご紹介しました。ポイントをしっかり押さえて、新鮮でおいしいあんずを楽しんでくださいね。

クラシルでは、あんずの保存方法についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

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