最終更新日 2023.9.4

舞茸の保存方法|長持ちのコツ|水気と乾燥に注意

舞茸の保存方法|長持ちのコツ|水気と乾燥に注意

香り高くシャキシャキとした食感が魅力の舞茸。鍋物やスープに加えると、特有の旨味がおいしさをグンとアップさせてくれますよね。

しかし、舞茸を冷蔵庫でそのまま保存していたら、湿ってツンとした臭いを発するようになっていたという経験はありませんか?舞茸などのきのこ類は鮮度が落ちやすく、長持ちさせるにはいくつかコツがあるんです。

今回は、そんな舞茸の正しい保存方法と長持ちのコツをご紹介します。舞茸の風味や食感をキープして、おいしさを余すことなく楽しみましょう!

舞茸の選び方と栄養素について知りたい方はこちら!
  • 目次
  • 水気が付かないように注意
  • 冷凍することで旨味がアップ!
  • 保存は「冷蔵」もしくは「冷凍」で
  • 舞茸の食感と旨味を存分に楽しもう

水気が付かないように注意

舞茸を保存する際に特に気をつけたいのが、水気と乾燥です。舞茸は購入したパックのまま冷蔵庫で保存すると、中が蒸れてすぐに傷んでしまいます。また、舞茸はあまり日持ちしないので、購入する際は必ず新鮮なものを選ぶようにしましょう。

冷凍することで旨味がアップ!

実は、生の舞茸には旨味はほとんど含まれていません。加熱や冷凍によって細胞が破壊されることで、旨味成分であるグアニル酸が生み出されます。特に、冷凍したものを加熱調理することで、さらに旨味がグンとアップするんです。

保存は「冷蔵」もしくは「冷凍」で

舞茸は冷蔵保存で早めに食べきるか、新鮮なうちに冷凍保存するのがおすすめです。

◼︎冷蔵庫の野菜室で保存

①舞茸を乾いたキッチンペーパーで包む

②ポリ袋に入れて口を縛る

③冷蔵庫の野菜室で保存する

【ポイント】

・舞茸は農薬を使わずに育てられているので、洗わなくても食べられます。水気がつくと傷みやすくなるので、汚れが気になる方は乾いたキッチンペーパーで拭き取るようにしましょう。

・乾いたキッチンペーパーで包むことで、舞茸から出た水分を適度に吸収して乾燥を防ぐ効果があります。

◼︎使いやすい大きさにちぎって冷凍保存

①舞茸を適当な大きさにちぎる

②使いやすい量を小分けにしてラップで包む

③冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する

【ポイント】

・舞茸は必ず新鮮なうちに冷凍保存するようにしましょう。

・召し上がる際は事前に解凍せず、直接料理に加えて必ず加熱してください。一旦冷凍したものを自然解凍すると、水分が出て食感が悪くなってしまいます。

・スープや茶わん蒸しなど、だしの旨味を楽しむ料理に加えるとおいしく召し上がれます。

舞茸の食感と旨味を存分に楽しもう

今回は、舞茸の正しい保存方法と長持ちのコツをご紹介しました。

舞茸は正しく保存することで、おいしさを長持ちさせることができます。新鮮なものは天ぷらや和え物に、冷凍保存したものはスープや炊き込みごはんにと、料理によって使い分けることでそのおいしさを最大限に活かすことができます。特に冷凍保存したものをストックしておくと、舞茸を少しだけ使いたいときにとても便利ですよ。

クラシルでは、舞茸のレシピもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

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