洋食には欠かせない食材のひとつ「粉チーズ」。料理にトッピングすれば、チーズの香りとコクがプラスされて食欲がそそられますよね。しかし、いざ使おうとしたら中で固まってしまい使いづらかったことはありませんか?今回は、粉チーズをパラパラのまま保存する方法をご紹介します。記事後半の粉チーズをたっぷり使ったレシピも必見です。
粉チーズが固まらない保存方法とは?常温保存のコツとおすすめレシピを紹介
- 目次
- 粉チーズは冷蔵保存NG?固まる原因と正しい保存方法
- 正しい保存方法は常温保存
- 他にも常温保存をおすすめする食材は?
- 粉チーズを使ったおすすめレシピをご紹介!
- 粉チーズは保存場所ひとつでパラパラに!
粉チーズは冷蔵保存NG?固まる原因と正しい保存方法
おうちにある粉チーズはどこで保存していますか?牛乳やヨーグルトと同じく乳製品だから、なんとなく冷蔵庫に入れている方も多いのではないでしょうか。
実は、粉チーズが固まる原因は冷蔵庫の湿気にあります。冷蔵庫内は湿度が高く、容器の隙間から湿気が入りやすいため、粉チーズ同士がくっついてしまうのです。
正しい保存方法は常温保存
粉チーズは冷蔵庫ではなく、常温保存が基本です。各メーカーもパッケージで常温保存を推奨しています。
実際に、開封済みの粉チーズを、4日間常温で保存したものと冷蔵庫内で保存したものを比較してみました。
上の粉チーズはさらさらしているのに対し、下の粉チーズは大きいものから小さいものまでかたまりがごろごろできていました。
💡ワンポイント豆知識
粉チーズはかたまってしまっても、常温でしばらく置くとほぐれやすくなります。フォークやスプーンで軽く崩せば再び使いやすくなりますよ。
※ただし、常温保存する際は高温多湿や直射日光を避け、開封後はできるだけ早めに使い切るようにしてください。
他にも常温保存をおすすめする食材は?
ご紹介した粉チーズ以外にも、常温で保存するのがおすすめな食材はたくさんあります!ジャンルに分けて見ていきましょう。
野菜類
野菜の中には、常温で保存したほうが風味を保てるものがあります。ただし、季節によって保存場所を変えたほうがよいものもあるので注意しましょう。
| 食材 | 保存のポイント |
|---|---|
| トマト | 未熟なら常温、熟したら野菜室へ |
| 玉ねぎ | 基本は常温、夏は野菜室がおすすめ |
| きゅうり | 寒い時期は常温可、夏は野菜室へ |
| いも類(じゃがいも・さつまいも・里芋) | 里芋は常温OK、じゃがいも・さつまいもは夏は野菜室へ |
常温保存を基本にしつつ、夏場は野菜室に移すなど柔軟に切り替えると安心ですよ。
果実類
果物は追熟させる目的で常温保存が向いているものが多くあります。熟した後は傷みやすくなるため、状態を見極めて保存しましょう。
| 食材 | 保存のポイント |
|---|---|
| アボカド・バナナ・メロン・りんご | 未熟は常温で追熟、熟したら野菜室へ |
| みかん・グレープフルーツ・すいか | 常温OK、ただしカット後は冷蔵保存 |
熟度によって保存方法を切り替えるのが、おいしく食べるためのポイントです。
調味料
調味料の中にも、冷蔵庫に入れると品質が変わってしまうものがあります。基本は常温での保存がおすすめです。
| 食材 | 保存のポイント |
|---|---|
| サラダ油・オリーブオイル | 常温保存が基本。冷蔵庫に入れると風味が落ちやすい |
| はちみつ・本みりん | 冷蔵庫に入れると結晶化や風味変化の恐れがあるため常温保存 |
※常温保存する際は、高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所で保存しましょう。湿気の多い場所はカビが発生しやすくなるためご注意ください。
粉チーズを使ったおすすめレシピをご紹介!
ここからは、粉チーズをたっぷりトッピングするおすすめレシピをご紹介します。今回は、お子様から大人の方まで大人気の一品、ボロネーゼをピックアップしました。常温保存したさらさらの粉チーズをたっぷりかけてお召し上がりくださいね。
チーズたっぷり ボロネーゼパスタ
お肉がゴロゴロ入って食べごたえ抜群なボロネーゼパスタをご紹介します。赤ワインをベースに、トマトピューレなどで旨みを加えたソースが全体によく絡んでやみつきになること間違いありません!惜しみなくトッピングした粉チーズがまろやかな味わいをプラスしてくれます。
⭐️クラシルシェフからのポイント⭐️
見映えがよく、簡単に作れるのも魅力。普段のランチはもちろん、ちょっとしたおもてなしにもぴったりの一品です。
粉チーズは保存場所ひとつでパラパラに!
いかがでしたか。今回は、粉チーズが固まらない保存方法と、たっぷり粉チーズを使うボロネーゼパスタのレシピをご紹介しました。保存場所に気をつけるだけでプチストレスを解消できますので、ぜひ試してみてくださいね。
