秋になって旬を迎えた「さんま」。さまざまな食べ方で楽しめますが、塩焼きははずせませんよね!ただ、火加減や塩加減が難しくて上手に焼けないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、失敗しない!上手にさんまを焼く方法を解説します。フライパンやグリルパンを使う方法をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
焼き目がつく前に動かさないで!失敗知らずの『さんまの焼き方』のコツに「知らなかった…!」「塩加減最高!」
- 目次
- 【下処理】さんまを焼く前にすること
- ①さんまを洗う
- ②さんまの水気を拭き取る
- ③ふり塩をする
- ④10分ほど置く
- ⑤水分をキッチンペーパーで拭き取る
- フライパンでさんまをおいしく焼く方法
- グリルパンでさんまをおいしく焼く方法
- 【下処理】失敗しないポイントとコツ
- 【焼き】失敗しないポイントとコツ
- 【番外編】さんまの身を骨からするっとはずす方法
- おいしく焼いて旬のさんまを堪能しよう!
【下処理】さんまを焼く前にすること
おいしいさんまの塩焼きに仕上げるためには、焼く前に下処理を行うことが重要です!まずは、どのような下処理が必要なのか確認をしておきましょう。
①さんまを洗う
さんまはうろこがあまりない魚ではあるものの、細かいうろこがのこっていたり、ぬめりがあるので、まずはじめにさんまを水でやさしく洗いましょう。焼く前に洗っておくことで、臭みも取れますよ。
💬管理栄養士からのコメント
洗い過ぎると旨味を逃がしてしまう可能性があるので、手でさんまを撫でるようにやさしく洗う程度で問題ありません。
②さんまの水気を拭き取る
さんまを洗ったら、キッチンペーパーでさんまの水気をしっかりと拭き取ります。
このとき、さんまをやさしく押さえるようにして拭き取るのがポイントです。
③ふり塩をする
水気を拭き取ったさんまに塩をふりかけます。このふり塩には、臭みを取るほか、皮目がパリッと香ばしく焼き上がるという効果があるんですよ。さんまの大きさにもよりますが、片面に2つまみ(さんまの重量の2〜3%)程度を目安に振りかけてください。
ムラなく振るためにサラッとしたタイプの塩を使うのがおすすめです。振りかけたままにするのもよいですが、手でなじませるようにしてやさしく塗り込んでもよいでしょう。
💡ワンポイント豆知識
1つまみとは、親指、人差し指、中指の3本の指でつまんだ量です。この3本指でつまんだ量はやく1g程度とされています。そのため、さんま1尾に対してだいたい4g程度の塩を振りかけるとおぼえておくとよいでしょう。
④10分ほど置く
塩を振りかけたら10分ほど置きます。この工程を行うことで、程よく水分が抜けて身が引き締まり旨味と弾力が増すと言われています。
さんまの塩焼きにしょうゆをかけて食べる場合は、置く時間を5分程度にしておくのがよいでしょう。
⑤水分をキッチンペーパーで拭き取る
ふり塩をして数分置くとさんまから水分が出てきます。この水分をやさしく丁寧に拭き取れば、下処理の完了です。
フライパンでさんまをおいしく焼く方法
まずはフライパンでさんまを上手に焼く方法をご紹介します。おいしく仕上げるコツは、焼き目がつくまでじっと待つことです!
①フライパンに油を入れて中火にかける
フライパンに油を入れて、中火にかけます。
油は、キッチンペーパーを使って全体的になじませてください。
②さんまを入れて、片面7分〜10分ほど焼く
油をなじませたフライパンにさんまを入れて7分〜10分ほど焼きます。焼き時間はさんまの大きさなど、様子を見て調整してください。
☝️クラシルシェフのコツとポイント
焼き目がつくまで、さんまはいじらずに焼きましょう。焼き目がつかないうちに動かしてしまうと皮が剥がれ、身も崩れやすくなってしまいます。
③裏返して、さらに7分〜10分焼いて完成
さんまを裏返して、さらに7分〜10分ほど焼きます。中までしっかりと火が通ったら完成です!
☝️クラシルシェフのコツとポイント
今回はトングを使い、少しさんまが崩れてしまいましたが、大きいさんまの場合はフライ返しなどを使うと崩れにくく、きれいに裏返せますよ。
グリルパンでさんまをおいしく焼く方法
続いて、グリルパンを使ってさんまを焼く方法をご紹介します。魚焼きグリルはあるけど後片付けが億劫であまり使わないという方もいるかと思いますが、専用のグリルパンなどを使えば、網を取り外して洗う必要がないので便利ですよ!
①グリルパンにさんまを入れる
グリルパンにさんまを入れて、蓋を締めます。
②上下強火で15分ほど焼く
上火と下火は両方強火に設定して、14〜15分ほど焼きましょう。
③火を止めて1〜2分蒸してできあがり
火を止めたらそのままの状態で1〜2分ほど蒸し、中までしっかりと火が通ったらできあがりです。余熱で最後に蒸し焼きすることで、身がふっくらと仕上がりますよ。
※今回は両面焼きタイプの魚焼きグリルを使用して焼きました
※お魚モードなどの設定がある場合は、そちらを使っていただくのもおすすめです
そもそもグリルパンとは?
グリルパンとは、底面が凹凸のある調理器具のことです。フライパン型のものが多いですが、取っ手がなく、魚焼きグリルやオーブン、トースターなどで使えるものも多く存在します。素材も鉄製や陶器製などさまざま。蓋がついているものも多く「手軽に網焼き料理が楽しめる」と人気があるんですよ。
【下処理】失敗しないポイントとコツ
ここまで、フライパンやグリルパンを使った「さんまをおいしく焼く方法」をご紹介してきましたが、改めて失敗しないコツやポイントを確認しておきましょう!まずは下処理の段階で押さえておきたいポイントをご紹介します。
【下処理】ふり塩は1尾あたり4g
今回クラシルシェフが試した結果、塩焼きを楽しむためにはさんまの大きさにもよりますが、1尾あたりだいたい3〜4g程度の塩をかけるとおいしく仕上がることがわかりました。
少し多めに感じますが、これくらい塩をかけるとちょうどよい塩加減でさんまを食べられます。
【下処理】食べ方によっては塩の量や置く時間を調整
さんまの塩焼きには、しょうゆをかけて食べる方も多いですよね。その場合は、下処理でふり塩をする時点で塩の量を調整するのがおすすめです。
また、今回はふり塩をしてから10分ほど置く方法をご紹介しましたが、しょうゆをかけて食べる場合は置く時間を5分程度にしておくとよいでしょう。
💬管理栄養士からのコメント
しょうゆをかけるからと言って、ふり塩をしないのはおすすめしません。先程も触れた通り、塩には臭みを取ったり、皮目をパリッと仕上げる効果があるので、ふり塩の工程は省略しないでくださいね。
【下処理】大きいさんまは半分に切ってから焼く
大きなさんまが手に入っても、大きなフライパンがないこともあります。その場合は、さんまを半分に切ってから焼くとよいでしょう。
下処理を終えたさんまを半分に切って、あとは手順通りに焼くだけなので、さんまが大き過ぎる場合はぜひこの方法を試してみてくださいね。
【焼き】失敗しないポイントとコツ
次に、焼く段階で押さえておきたいポイントとコツをご紹介します。
【火加減】フライパンは弱めの中火、グリルは強火
フライパンで焼く場合は、弱めの中火で焼くのがおすすめです。
魚焼きグリルを使う場合は、メーカーや商品によっても異なりますが、上火も下火も強火で焼くか、魚モードがある場合はその機能を活用することで上手に焼けますよ。
裏返すときはフライ返しなどを使う
菜箸やトングを使ってさんまを裏返すと身が崩れてしまうこともありますよね。そんなときは、フライ返しやターナーを使うのがおすすめです。
とくに大きいさんまを扱うときは、フライ返しを使うと身が崩れるリスクが軽減されますよ。
【番外編】さんまの身を骨からするっとはずす方法
最後にさんまの身を骨から簡単に取り外す方法をご紹介します。この方法を覚えておくと、さんまの身を無駄なく楽しめますよ。
①頭を持ち、背の部分をやさしく押す
頭を押さえて、箸で背中部分をやさしく押します。中骨にそって尻尾まで押してください。
②中骨に沿って背中に切り込みを入れる
尻尾までまんべんなく身を押したら、背中側に切り込みを入れます。①の工程と同じく、中骨に沿って尻尾まで割るように切り込みを入れてください。
③頭を外して、骨を取り出す
エラの部分に箸を入れて頭を身から外し、そっと引き上げると中骨が取り外せます。今回は頭が取れてしまいましたが、うまくいくと頭に骨がついた状態できれいに取り外せますよ。
身がとても食べやすくなるので、ぜひこの裏技も試してみてくださいね。
おいしく焼いて旬のさんまを堪能しよう!
今回はフライパンやグリルパンでさんまをおいしく焼く方法をご紹介しました。いくつかのポイントを押さえておけば、失敗することなくおいしくさんまを焼けますよ!旬の時期にしか味わえない味覚をぜひ満喫してくださいね。
