「蒲鉾」読めますか？身近な食材の知らなかった漢字表記！気になる正解は…

「蒲鉾」この漢字は何と読むかわかりますか？ヒントは、プリッとした食感で、ピンクと白のコントラストがきれいなあの食品ですよ！答え合わせのあとは、冷蔵庫に余りがちな「蒲鉾」を使ったとっておきのレシピをご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。

この漢字の読み方は、「かまぼこ」でした！

「かまぼこ」は、白身の魚をすり身にし、調味料を加えて作られる練りものです。「かまぼこ」の歴史は古く、室町時代にまでさかのぼります。その頃は、魚をすり身にしたものを竹に塗りつけ、焼いて儀式などに用いていたとのこと。その色や形が「蒲（がま）」という水草の花穂部分（蒲鉾）に似ているところから「蒲鉾（かまぼこ）」と呼ばれるようになったんだそうです。

切ったらそのまま食べることができるかまぼこですが、実は焼いたり蒸したり揚げたりと、ひと手間加えるだけでおいしくいただくことができます。お正月には飾り切りをしたかまぼこがおせち料理をパッと華やかにしてくれますよね。飾り切りもたくさんの種類があるので、気分に合わせていろいろ試してみるのも楽しいかもしれませんね。

ここからは、今晩のおかずに作りたくなるかまぼこレシピをご紹介します。一度で使いきることが難しいかまぼこですが、今回は野菜と和えたり、香ばしく焼いたりと飽きのこないおかずに大変身する絶品レシピをピックアップしました！ぜひ試してみてくださいね。

オイスターソースのコクと香りが広がる、豆苗とかまぼこのオイマヨ炒めをご紹介します。かまぼこはしっかり焼き目をつけると、外はカリッと、中はふんわりやわらかい食感がお楽しみいただけます。しめじも入れているので味に深みが出て箸の進むおいしさ！あと一品欲しいときにもぴったりのレシピなので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

材料(2人前)

• 豆苗・・・200g
• しめじ・・・100g
• かまぼこ・・・100g
• (A)オイスターソース・・・大さじ1
• (A)マヨネーズ・・・大さじ1
• サラダ油・・・小さじ1
• 白いりごま・・・適量

作り方

1.しめじは石づきを切り落とし、手でほぐします。
2.豆苗は根を切り落とし、5cm幅に切ります。
3.かまぼこは拍子切りにします。
4.中火で熱したフライパンにサラダ油をひき、3を焼き色がつくまで2分程炒めます。
5.1、2を加え全体に火が通るまで3分程加熱し、(A)を加え馴染んだら火から下ろします。
6.器に盛り、白いりごまを散らせば完成です。

材料4つで作れる、かまぼこときゅうりのごま和えはいかがでしょうか。シンプルな味つけですが、シャキシャキのきゅうりの食感と、かまぼことごまの風味がよく合い、5分で作ったとは思えないおいしさ。さっぱりといただけて、箸休めにもピッタリな一品です。

材料(2人前)

• きゅうり (100g)・・・1本
• かまぼこ・・・50g
• (A)白すりごま・・・大さじ2
• (A)めんつゆ (2倍濃縮)・・・大さじ1/2

作り方

準備.きゅうりはヘタを切り落としておきます。
1.きゅうりは細切りにします。
2.かまぼこは横に半分に切って、5mm幅に切ります。
3.ボウルに1、2、(A)を入れ和えたら器に盛り付けて完成です。

かまぼこ好きにはたまらない、かまぼこのバター醤油焼きです。バターのまろやかな味としょうゆの香ばしさがかまぼこに絡み、濃厚な味わいに。お好みでトッピングにマヨネーズと唐辛子をかければ、お酒のおつまみにもぴったりの一品になります。自宅によくある調味料で作れるので、ぜひ作ってみてくださいね。

材料(2人前)

• かまぼこ・・・120g
• しょうゆ・・・小さじ1
• 有塩バター・・・15g
• マヨネーズ・・・大さじ2
• 七味唐辛子・・・小さじ1/4

作り方

1.かまぼこは板から外し、1cm幅に切ります。
2.中火に熱したフライパンに有塩バターを溶かし、1を中火で焼きます。
3.両面に焼き色が付いたら、しょうゆを入れて中火で絡め、火から下ろします。
4.器に盛り付け、マヨネーズと七味唐辛子をかけて完成です。

いかがでしたか？「蒲鉾」の読み方と、手軽に作れるかまぼこレシピをご紹介しました。淡泊な味わいのかまぼこは、どの調味料との相性もよく、さまざまな味つけで楽しむことができますよね。今回ご紹介したレシピはどれも簡単に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。