「バクラヴァ」というトルコ発祥のスイーツをご存知ですか?日本のスイーツとはひと味違う濃厚で強烈な甘みを楽しめる、とっておきの一品なんです!今回は、そんなバクラヴァの特徴や歴史、味わいについて詳しく解説します。記事後半では基本の作り方やおすすめレシピもご紹介!ぜひ参考にしてみてくださいね。
気になるトルコスイーツ「バクラヴァ」とは?味や特徴、材料についても解説!
- 目次
- バクラヴァとは
- バクラヴァの歴史
- バクラヴァの基本の作り方
- 材料
- 作り方
- おうちでも作れる!バクラヴァのおすすめレシピ
- ナッツザクザク バクラヴァ
- 魅惑のスイーツ「バクラヴァ」をおうちでも!
バクラヴァとは
トルコの伝統的なスイーツのひとつ「バクラヴァ(baklava)」。
何層にも重ねた薄いパイ生地の間に砕いたピスタチオを挟んで焼きあげた一品で、仕上げに砂糖や水を煮詰めた甘いシロップをたっぷりかけていただきます。
そんなバクラヴァの魅力は、シロップをたっぷりしみこませてさっくりしっとりとした食感に仕上げたパイ生地と、香ばしいナッツのコントラスト。ひと口食べれば、日本のスイーツではあまり経験することのできない強烈な甘みとバターの風味が口いっぱいに広がります。
トルコではお祭りやお祝い、贈り物など幅広いシーンで楽しめる定番のスイーツとして親しまれていますが、とても濃厚な味わいなので、チャイやコーヒーを飲みながら少しずついただくのだそうです。
また、バクラヴァの中に挟むナッツはピスタチオを使うのが一般的ですが、トルコ内陸部だとくるみ、エーゲ海沿岸ではアーモンドで作るなど、地域によってアレンジもさまざま!シロップにレモンを加えたり、俵型や四角形、丸型といったように、味や見た目のバリエーションも豊富なのも、バクラヴァの魅力のひとつといえるでしょう。
バクラヴァの歴史
バクラヴァがいつどのように誕生したのかはっきりとはわかっていませんが、ある説によると、その原型が誕生したのは紀元前のころ。
古代ローマ帝国で親しまれていた、薄い生地を何層も重ね、はちみつやチーズで味つけした「プラセンタケーキ」というスイーツが起源なのだそうです。
その後、プラセンタケーキはトルコの前身であるオスマン帝国へと広がり「バクラヴァ」へと発展していったと言われています。現在ではトルコのほか、中東諸国や中央アジアなど幅広い地域で親しまれているんですよ。
バクラヴァの基本の作り方
バクラヴァの特徴などについて確認したところで、ここからはバクラヴァの作り方をご紹介します。一見手間がかかりそうですが、市販のパイシートを使えばおうちでも簡単に作れるんです!
さっそく、材料や作り方をチェックしてみましょう。
材料
パイシート、ピスタチオ、溶かし無塩バター、砂糖、はちみつ、水など。風味付けにシナモンやナツメグ、カルダモンといったスパイスを加えることもあります。
作り方
まずは、食べやすい大きさにカットしたパイシートを3枚、綿棒で薄く伸ばします。
ピスタチオを細かく砕いたら、クッキングシートを敷いた耐熱皿に、パイシート、ピスタチオ、パイシート、ピスタチオ、パイシートの順に重ねましょう。
パイ生地の表面に一口大の格子状に切り込みを入れ、溶かし無塩バターを刷毛でまんべんなく塗ったら、オーブンでこんがり焼き上げます。
最後に、お鍋に砂糖、はちみつ、水を入れて火にかけます。とろみがつくまで煮詰め、パイ生地の上にかけたら完成です。
おうちでも作れる!バクラヴァのおすすめレシピ
続いて、バクラヴァのおすすめレシピをご紹介します。市販のパイシートを使って手軽に作れるので、ぜひ一度挑戦してみてくださいね。
ナッツザクザク バクラヴァ
簡単なのに本格的!今日のおやつに、バクラヴァを作ってみませんか?サクサクのパイ生地にナッツの香ばしい風味、甘いシロップが絶妙にマッチして、やみつきになるおいしさですよ。ふんわり広がるスパイスの風味も併せて、ぜひご堪能くださいね。
魅惑のスイーツ「バクラヴァ」をおうちでも!
いかがでしたか?今回は、バクラヴァの特徴や歴史、作り方などについてご紹介しました。
甘いもの好きにはたまらないスイーツ、バクラヴァ。日本でも取り扱うお店は増えているものの、地域によってはなかなかお目にかかれないこともあるかもしれません。
そんなときこそ今回ご紹介したレシピの出番!味をみながら調整できるので、本場のバクラヴァが甘すぎるという方にもおすすめです。
ぜひレパートリーに取り入れて、料理の幅を広げてみてくださいね。