夏の定番野菜として人気の高い「ゴーヤ」。国内での普及も進み、スーパーなどでも簡単に手に入れることが出来る食材です。今回は、ゴーヤを正しく保存するための方法とポイントをご紹介します。
【写真で解説】ゴーヤをおいしく長持ちさせる保存方法とは?薄切りにして冷凍保存もOK!
- 目次
- 【下処理】まずは種とワタを取り除こう
- 【常温】丸ごと&生のまま保存する方法
- 【冷蔵】丸ごと&生のまま保存する方法
- 【冷蔵】カット&生のまま保存する方法
- 【冷蔵】カット&ゆでて保存する方法
- 【冷凍】カット&生のまま保存する方法
- 【冷凍】カット&ゆでて保存する方法
- ゴーヤをおいしく楽しもう
【下処理】まずは種とワタを取り除こう
ゴーヤは、中心部に複数の種と白いワタが詰まっています。この種とワタから傷みが始まり、おいしさを損ねる原因になります。保存する場合は、種とワタをしっかり取り除いてから保存するようにしましょう。
【常温】丸ごと&生のまま保存する方法
「冷蔵庫に入れなきゃダメ?」と思いがちなゴーヤですが、短期間であれば常温保存も可能です。ここでは、カットせずに丸ごとのまま、生で保存する方法をご紹介します。新聞紙などで包んで風通しの良い場所に置くだけで、ゴーヤの鮮度をしっかりキープできますよ。
①ゴーヤを1本ずつ新聞紙などの紙で包む
②直射日光を避け、風通しが良い場所で常温保存する
【冷蔵】丸ごと&生のまま保存する方法
常温よりも日持ちさせたいときは冷蔵保存がぴったりです。ポイントは「乾燥させないこと」!しっかり包んで野菜室に入れておきましょう。
①ゴーヤの表面をキッチンペーパーで軽くふき、新聞紙で包む
②新聞紙などの紙でくるんだゴーヤを保存袋に入れる
③保存袋の口を軽く閉め、冷蔵庫の野菜室で保存する
【冷蔵】カット&生のまま保存する方法
ゴーヤを一度カットしたあとも、生のまま冷蔵保存できます。ただしそのまま放置すると、切り口から水分が抜けて傷みやすくなるので注意が必要です。ラップでぴったり包み、野菜室で保管しましょう。
①ゴーヤを縦半分にカットし、種とワタを取り除く
②空気に触れないよう、ラップでしっかりと包む
③冷蔵庫の野菜室で保存する
【冷蔵】カット&ゆでて保存する方法
ゴーヤをあらかじめゆでてから保存しておくと、苦味がやわらぎ、時短調理にもなりますよ。軽く塩もみし、さっとゆでるだけで、食感よく風味を保ったまま冷蔵保存ができます。和え物や炒め物にすぐ使えるので、作り置きしたいときにもおすすめです!
①ゴーヤを半分にカットし、種とワタを取り除く
②2mmほどの薄切りにして、塩と砂糖で軽くもむ
塩と砂糖でもみこむことで、ゴーヤの苦みを和らげますよ
③ゴーヤから水分が出てきたら、沸騰したお湯で30秒ゆでる
④粗熱がとれたら、キッチンペーパーで水気をとる
⑤保存袋に入れて冷蔵庫で保存する
【冷凍】カット&生のまま保存する方法
カットして冷凍することで、長く保存できるようになり、使いたい分だけ使えるのでとても便利ですよ。 以下で冷凍保存の方法もチェックしてみましょう。
①縦半分に切り、種とワタを取り除き薄切りにする
②冷凍用保存袋に重ならないように入れ、冷凍庫で保存する
薄くカットしてから冷凍することで、料理によって使用量を変えられるのでとても便利です。
【冷凍】カット&ゆでて保存する方法
ゴーヤはゆでてから冷凍保存することで、苦味を抑えつつ食感をキープできます。使う分だけパッと取り出せて、炒め物・和え物・スープなどにもすぐ使えるのが魅力です。大量消費したいときや安いときの買い置きにもおすすめです。
①縦半分に切り、種とワタを取り除き薄切りにする
②お湯を沸かし、30秒程度ゆでキッチンペーパーなどで水気をよく切る
ゆでてから冷凍することで、苦みを軽減させることができます。
③冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて口を閉じ、冷凍庫で保存する
※冷凍したゴーヤは必ず加熱してからお召し上がりくださいね。
ゴーヤをおいしく楽しもう
ゴーヤは、使う期間に合わせて保存方法の工夫をすることがポイントです。長期の保存になる場合は種とワタを取り除き、劣化が進まないように保存してください。冷凍することでもそのおいしさを楽しむことができるので炒めものや和え物など、色々な方法でゴーヤのおいしさを楽しんでくださいね。
クラシルでは、ゴーヤの選び方についてもご紹介しています。ぜひ合わせて参考にしてみてくださいね。
