2021.3.9

ドラゴンフルーツの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」

見るだけで元気になるカラフルな色味と、トゲトゲとした果皮が印象的な南国フルーツである「ドラゴンフルーツ」。

市場に出回る機会が少ないため、存在は知っているけど実物は見たことが無いという方も多いかもしれませんね。

そんなドラゴンフルーツですが、カリウムやマグネシウムといったミネラル類をはじめ、食物繊維やビタミンB群、ビタミンCなど、健康な体作りに必要な栄養素がバランスよく含まれています。 さらに、低カロリーであっさりとした味わいも特徴です。

そこで今回は、ドラゴンフルーツに含まれる栄養素や、おいしいドラゴンフルーツの選び方、基本の食べ方などご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

一度見たら忘れない!鮮やかな色と個性的な見た目が印象的

「ドラゴンフルーツ」は熱帯地域に生息するサボテン科の果実です。

原産地はメキシコや中南米などの熱帯地域で、日本では20年ほど前から沖縄県や鹿児島県を中心に栽培されています。

日本では「ドラゴンフルーツ」という商品名で流通していますが、正式名称は「ピタヤ」で、海外では「ピタヤ」と呼ばれることが一般的です。

「ドラゴンフルーツ」という名前の由来ですが、ゴツゴツとした果皮が、ウロコに覆われた竜のように見えるという理由で名づけられたといわれています。 また、夜に白くて大きい花を咲かせることから「夜の女王」や「ムーンフラワー」と呼ばれることもあります。

大きさは10~15センチほどで、果肉は柔らかくサクサクとしています。酸味はほとんどなく、カラフルでインパクト抜群な見た目とは裏腹に、さっぱりとした上品な甘さが特徴です。

そんなドラゴンフルーツですが、海外では品種改良も盛んに行われており、次々と新しい品種が誕生しています。ここでは、代表的な品種を3つご紹介します。

・ホワイトピタヤ(ホワイトドラゴン)

スーパーなどで最も見かける、ドラゴンフルーツの代表格ともいえる品種です。果皮は鮮やかなピンク色で、果肉は白。果肉の中には、黒ゴマのような小さな種がたくさんちりばめられています。酸味は少なくさっぱりとした甘さで、果肉のサクサク、種のプチプチとした食感を楽しめます。

・レッドピタヤ(レッドドラゴン)

果皮だけでなく、果肉も濃厚な赤色、もしくは赤紫色をしています。果肉の色こそ違いますが、食感や味わいはホワイトピタヤとそれほど変わりません。ちなみに、果肉の汁は衣類につくとなかなか落とせません。注意しながらいただきましょう。

・ピンクピタヤ(ピンクドラゴン)

2007年に品種改良により生まれた、新しい品種です。ドラゴンフルーツの中では一番甘みが強く、果肉は淡いピンク色をしています。希少種のため、価格も高めです。

主要な栄養素はこちら

ドラゴンフルーツ100gに含まれる主な栄養素は以下の通りです。

・エネルギー 50kcal

・水分 85.7g

・食物繊維 1.9g(水溶性 0.3g/不溶性 1.6g)

・カリウム 350g

・マグネシウム 41mg

・ナイアシン 0.4mg

・ビタミンB1 0.08mg

・ビタミンB2 0.06mg

・パントテン酸 0.53mg

・ビタミンC 7mg

※参考:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」

ドラゴンフルーツに含まれる体に嬉しい栄養素

見た目の印象とは違い、みずみずしく、さっぱりとした味わいのドラゴンフルーツ。

カリウムやマグネシウムといったミネラル類をはじめ、食物繊維やビタミンB群、ビタミンCなど、健康維持に欠かせない栄養素を含んでいます。

そんな中でも特に注目したい以下3つの栄養素を解説していきます。

■カリウム

身体に必要不可欠なミネラルのひとつで、成人の体内に約120g~200g、主に細胞内に存在しています。カリウムは余分なナトリウムを体外に排出する作用があるため、摂り過ぎた塩分を調節する働きがあります。不足すると脱力感や食欲不振などを引き起こすこともあると言われています。

■マグネシウム

カリウム同様、身体に必要なミネラルの一種。成人の体内には約20g~30g存在し、その内約60%が歯や骨に、残りは筋肉や脳神経に貯蔵されています。リンやカルシウムと共に歯や骨を形成する他、筋肉の収縮や血圧維持など、体内のさまざまな代謝を助ける働きがあります。

■パントテン酸

「ビタミンB5」とも呼ばれるパントテン酸は、ビタミンB群の一種。糖質・脂質・たんぱく質からエネルギーを作る手助けをします。さらに、善玉コレステロールを増加させることで皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きがあります。

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