「ポン酢」がないときはこれで代用！おうちによくある調味料を使った2つの方法とは？

柑橘の香りとさっぱりとした味わいが魅力の「ポン酢」。さまざまな料理に使える調味料ですが、必要なときについ切らしてしまうこともありますよね。そこで今回は、ポン酢がないときに役立つ代用方法をご紹介します。ポン酢を使った絶品おかずレシピも必見ですよ。ぜひ最後までご覧くださいね。

ご紹介する代用方法はこちらの2つです！

①しょうゆ＋酢＋ゆず果汁＋みりん＋粉末だし
②めんつゆ＋酢＋ゆず果汁

おうちによくある調味料がほとんどですが、はたしてどのくらいポン酢に近い味わいになるのか気になりますよね。今回はそのまま味見するほか、和えものに使って味わいを比べてみました。

それではさっそく見ていきましょう！

材料

• しょうゆ・・・1g
• 酢・・・0.5g
• ゆず果汁・・・0.5g
• みりん・・・1g
• 顆粒和風だし・・・0.3g

みりんは、加熱を行いアルコールを飛ばし粗熱をとっておきます。

材料をすべて合わせたら、顆粒和風だしが溶けるまでよく混ぜます。

見た目はポン酢よりも薄く、顆粒和風だしを入れたことで濁りがあります。

まずはこのまま味見してみると、酢やゆず果汁の酸味に甘味や旨味が加わったことで、角のないマイルドな味わいでした。ポン酢よりはやや甘味が強いですが、代用品としては十分使うことができそうです。

この代用品を使って、きゅうりとえのきの和えものを作ってみました。

食べてみると、とてもポン酢に近い風味を感じられました！しょうゆの味が際立っているので、特に和風の味わいに仕上げたいときにはおすすめの代用方法です。

材料

• めんつゆ・・・1g
• 酢・・・0.5g
• ゆず果汁・・・0.5g

つづいては、味のバランスが整った「めんつゆ」を使う代用方法です。少ない材料でおいしく代用できたらうれしいですよね。

材料をすべて合わせると、①よりもさらに薄い色になりました。こちらも少しだけ濁りがあります。

味見してみると、①に比べて酢やゆず果汁の酸味が強く感じられ、さっぱりとした味わいでした。めんつゆによって旨味や塩味、甘味などが補われているので、こちらも代用品として問題なく使えそうです。

和えものにして食べてみると、①はしょうゆの味わいが際立っていたのに対し、こちらはゆず果汁の風味が際立っていました。とてもさっぱりとしているので、マリネのような洋風な味わいにしたいときにも使えそうです！

今回は2つの代用方法を比較しましたが、どちらも想像以上にポン酢に近い味わいでした。紹介した分量を参考に配合をアレンジすれば、より自分好みの味わいにすることもできますよ。ぜひこの機会に試してみてくださいね。

ここからは、ポン酢を使った絶品副菜レシピをご紹介します。今回は、きのことベーコンで作る旨みたっぷりの一品をご用意しました。作り方では通常のポン酢を使っていますが、ご紹介した代用品でもぜひ作ってみてくださいね。

さっと作れるお手軽レシピ！きのことベーコンのポン酢和えはいかがでしょうか。切った具材を電子レンジで加熱したら、あとはポン酢で和えるだけととっても簡単。旨みたっぷりのベーコンときのこに、ポン酢のさっぱりとした味わいがよく合います。2種類をミックスしたきのこの歯触りも楽しく、ついついお箸が止まりませんよ。少ない材料で作れてあと一品ほしいときにもおすすめなので、ぜひレパートリーに加えてみてくださいね。

材料(2人前)

• しめじ・・・100g
• えのき・・・100g
• 薄切りハーフベーコン・・・30g
• ポン酢・・・大さじ2
• 小ねぎ (小口切り)・・・適量

作り方

準備.しめじ、えのきは石づきを切り落としておきます。
1.しめじは手でほぐします。えのきは半分に切り、手でほぐします。
2.薄切りハーフベーコンは1cm幅に切ります。
3.耐熱ボウルに1、2を入れ、ふんわりとラップをかけ、しめじがしんなりとするまで600Ｗの電子レンジで2分程加熱し、水気を切ります。
4.ポン酢を入れ、全体に味がなじむように和えます。
5.器に盛り付け、小ねぎを散らして完成です。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。 様子を確認しながら完全に火が通るまで、必要に応じて加熱時間を調整しながら加熱してください。

いかがでしたか？今回はポン酢の代用方法と、おすすめのおかずレシピをご紹介しました。ポン酢は料理にかけて使うことが多いですが、和え物や炒めもの、煮物などにも使うことができます。ほどよく酸味の効いたおいしいおかずが作れるので、ぜひこの記事を参考にしてポン酢を活用してみてくださいね。