最終更新日 2023.3.30

芽キャベツの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」

芽キャベツの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」

小さくてころころした見た目がかわいらしい「芽キャベツ」。別名「子持ちキャベツ」とも呼ばれますが、実はキャベツ以上にたくさんの栄養を含んでいるんです。

12月~2月に旬を迎える芽キャベツは、シチューやポトフなど冬にぴったりのメニューとも相性抜群。今回は、芽キャベツに含まれる栄養素や、おいしい芽キャベツの選び方についてご紹介します。ぜひお買い物の際の参考にしてみてくださいね。

  • 目次
  • 芽キャベツはキャベツの子ども?
  • 主要な栄養素はこちら
  • ビタミンCはキャベツの3倍!
  • おいしい芽キャベツの選び方
  • おいしい芽キャベツを選んで味わおう!

芽キャベツはキャベツの子ども?

キャベツを小さくしたような見た目の「芽キャベツ」ですが、成長したらキャベツになるというわけではありません。1本の幹に多数発芽し、それらが結球したものが芽キャベツです。

こうやって見ると、普通のキャベツとは全然違いますよね。こんな風に、ひと株あたり50個以上もの実ができるんだとか。この見た目が別名の「子持ちキャベツ」に繋がっているんですね。

主要な栄養素はこちら

芽キャベツ100gに含まれる主な栄養素は以下の通りです。

  • エネルギー 52kcal
  • たんぱく質 5.7g
  • 脂質 0.1g
  • 炭水化物 9.9g
  • ビタミンA(βカロテン当量) 710μg
  • ビタミンB1 0.19mg
  • ビタミンB2 0.23mg
  • ビタミンC 160mg
  • ビタミンK 150μg
  • 食物繊維 5.5g
※参照:「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

ビタミンCはキャベツの3倍!

緑黄色野菜である芽キャベツには、ビタミンAやビタミンC、食物繊維など様々な栄養がバランスよく含まれています。中でも特に注目したいのが以下の3つ!

■ビタミンC
芽キャベツには、キャベツの3倍ものビタミンCが含まれています。コラーゲンの合成をサポートし、丈夫な血管・筋肉・骨を作るのを助けます。また、抗酸化作用があるので、免疫力の向上にも効果が期待できます。

■ビタミンK
血液の凝固を助ける働きがあります。不足すると出血しやすくなったり、出血したときに血が止まりにくくなるおそれがあります。また、カルシウムの吸収を助ける働きもあるため、骨粗しょう症の予防にも効果が期待できます。

■βカロテン
活性酸素の発生を抑え、取り除く働きを持っています。免疫力の低下を防いだり、老化防止に効果が期待できます。また、カロテンは体内でビタミンAに変化し、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。

おいしい芽キャベツの選び方

新鮮でおいしい芽キャベツを選ぶポイントは以下の3つです。

■緑色が濃い
まずは色味をチェックします。濃い緑色のものが新鮮でおいしく、黄色っぽくなっているものは鮮度が落ちている可能性が高いです。

■巻きがしっかりとしていて、重みがある
触ったときに固く、しっかり葉が重なっているものがおいしいです。また、持ってみてずっしり重さがあることもポイントです。

■大きさや形が揃っている
芽キャベツは袋やパックに入って売られていることが多いですが、その中で大きさや形が揃っているかもチェックしましょう。形はきれいな球状のものや縦長のものなど色々ありますが、それ自体は品質に関係ありません。用途に合わせてお好みのものを選んでみてくださいね。

おいしい芽キャベツを選んで味わおう!

芽キャベツに含まれる栄養素と、おいしい芽キャベツの選び方についてご紹介しました。ポイントをしっかり押さえて、新鮮でおいしい芽キャベツを楽しんでくださいね。

クラシルでは、芽キャベツの保存方法についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてください。

芽キャベツの保存方法|長持ちのコツ|乾燥を防ぐ

人気のカテゴリ