淡白な味わいがおいしい「タラ」。あっさりした白身なので、色々な料理と相性の良い魚です。冬場は鍋物に使われることも多いですよね。
2019.12.23
タラの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」

今回は、タラに含まれる栄養素と、おいしいタラの選び方についてご紹介します!冬に旬を迎えるタラのおいしさを存分に味わってみてくださいね。
タラの種類
■マダラ
日本海北部やオホーツク海など、寒い海に生息しています。淡白な白身で、鍋物に使われることが多いです。たらの精巣は「しらこ」と呼ばれ、鍋物や汁物に使われますが、特にマダラのものは高級とされています。
■スケトウダラ
北太平洋と日本海に生息しています。鮮度が落ちやすいため、主に練り製品や干物にして食べられます。また、スケトウダラの卵巣を加工したものが「たらこ」です。
主要な栄養素はこちら
マダラ100gに含まれる主な栄養素は以下の通りです。
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77キロカロリー
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たんぱく質 17.6g
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脂質 0.2g
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炭水化物 0.1g
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リン 230mg
- ビタミンD 1.0μg
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ビタミンB12 1.3μg
ヘルシーなのにたんぱく質がたっぷり!
■ビタミンD
脂溶性ビタミンの1つです。カルシウムの吸収を助け、健康な骨や歯をつくるのをサポートしてくれるので、骨粗しょう症の予防などに効果が期待できます。
■たんぱく質
筋肉や臓器をつくるだけでなく、代謝の調節や抗体の生成に関わったり、エネルギー源として活用されたりと、生きていく上で基本となる栄養素の1つです。欠乏すると、成長障害や免疫力の低下などにつながります。
また、タラは魚の中でも脂質が少なくヘルシーなので、体重を気にされている方や脂質を減らしたい方のたんぱく源にぴったりなんです。