2021.4.21

ライチの選び方と栄養素|買い物で役立つ基本の「き」

赤いうろこ状の果皮が特徴的な「ライチ」。皮は手で剥くことができ、中には乳白色のみずみずしい果肉が詰まっています。果肉はプリっとした弾力があり、甘くてジューシー。食べると上品な芳香が口いっぱいに広がります。

そんな「ライチ」ですが、葉酸やビタミンC、ポリフェノールなど、女性に嬉しい栄養素が含まれている果物なんです。

今回は、ライチに含まれる栄養素や、おいしいライチの選び方についてご紹介します。かの楊貴妃も愛したとされる栄養価の高いライチを、是非味わってみてください。

楊貴妃も愛したライチ

ライチは「美の果物」と呼ばれ、世界三大美女の一人、楊貴妃が愛した果物として有名です。唐の玄宗皇帝は、ライチを好む楊貴妃のために、広東地方から長安までの数千里という長い距離を運ばせたというエピソードが残っています。ライチの品種のひとつ「妃子笑(ひししょう)」という名前は、ライチを見た楊貴妃が美しく微笑んだことにちなんでつけられたそう。楊貴妃の美しさの秘訣は、このライチにあったのかもしれませんね。

ライチの歴史は古く、中国南部では紀元前から栽培されていたといわれています。漢の時代には、希少な果物として皇帝への献上物とされていました。日本には、江戸時代の終わりに鹿児島県に伝わったとされています。

冷凍のライチは通年出回りますが、旬は初夏から7月にかけてです。国内で流通しているライチのほとんどは中国産か台湾産ですが、国内でもわずかに栽培されています。沖縄県や鹿児島県、宮崎県が主な産地で、贈答用の高級品種も有名です。国産の収穫時期は更に短く、6月中旬から7月位までの限られた期間しか味わうことができません。

生のライチは、冷凍ものとは比較にならないほどジューシーで、豊かな芳香を楽しめますよ。

ライチの主な品種

ライチにはいくつかの品種があり、代表的なものは「グリーンライチ」と「黒葉」の2種類です。

■グリーンライチ

先ほどご紹介した「妃子笑(ひししょう)」という品種は、このグリーンライチの一つで、中国産です。台湾産のものは「玉荷苞(ぎょくかほう)」という名前で輸入されています。グリーンライチという品種名のとおり、果皮は黄緑色の部分が多く、部分的に赤色になっています。うろこ状の果皮はかたく、表面はイボのように尖った突起で覆われています。やや大ぶりで、プリプリとした食感で、果汁が多くジューシーな味わいです。

■黒葉

冷凍品として出回っているライチの多くは、こちらの黒葉という品種です。果皮の表面はグリーンライチと比べて平坦で、果皮は全体的に赤色をしています。グリーンライチより小ぶりな果実で、しっかりした濃厚な甘さが特徴です。

主要な栄養素はこちら

ライチ100gに含まれる主な栄養素は以下の通りです。

・エネルギー 63kcal

・炭水化物 16.4g

・食物繊維 0.9g

・カリウム 170mg

・葉酸 100μg

・ビタミンC 36mg

※参考:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)

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