最終更新日 2024.5.31

卵が電子レンジで爆発する原因は「膜」?安全に調理するためには?早く知りたかった豆知識

卵が電子レンジで爆発する原因は「膜」?安全に調理するためには?早く知りたかった豆知識

みなさんは、「電子レンジに卵を入れてはいけない」という話を耳にしたことはありませんか?なんとなく聞いたことはあるものの、その理由までは知らない方も多いかもしれませんね。そこで今回は、「電子レンジに卵をそのまま入れるのはNG」な理由を大解剖!安全に調理するためのポイントもご紹介しますよ。おかずにもおつまみにも大活躍の「味玉レシピ」もご紹介するので、ぜひ最後までご覧くださいね!

卵がレンジNGなのは、「殻」と「膜」が原因だった!

電子レンジで卵を加熱するのが危険な理由…それは、「卵の内部で発生した水蒸気が、殻や膜を突き破って爆発するかもしれないから」なんです!もう少し詳しく理解するために、まずは電子レンジの仕組みからおさらいしていきましょう。

電子レンジは食品内の水分を電磁波で振動させて、食材を内部から加熱するという仕組みになっています。食品内の水分は熱せられると、水蒸気に変化します。このとき、卵のように「殻」や「膜」がある食材だと、膨張した水蒸気が殻の内側に閉じ込められます。こうして内側から圧力がかかり続けた結果、最終的に殻を押し破って水蒸気が飛び出し、爆発してしまう恐れがあるんですね。

同様の理由で、膜のある「たらこ」や「ウインナー」などの食材もNGとなります。仕組みを知っていると、気をつけなければいけない食材もわかりやすくなりますね!

では、そういう食材を電子レンジで加熱したいときには、どうすればいいのでしょうか?卵を電子レンジで安全に調理するためのいちばん簡単な方法は、「割りほぐしてから入れる」こと!たらこやウインナーなども、切れ目を入れて水蒸気の逃げ場を作ってあげると、爆発することなく調理できますよ。

今や、私たちの食事作りに欠かせない存在となっている「電子レンジ」。上手に活用して、毎日の献立をバラエティ豊かに楽しみたいですね!

ゆで卵を使ったレシピをご紹介!

電子レンジはなにかと便利ですが、卵料理を作るときには使わない方がよさそうなことがわかりましたね。ここからは、余裕のあるときに作っておけばおかずにもおつまみにも大活躍する、絶品味玉レシピをご紹介します!事前に仕込んで冷蔵庫に入れておけば、心にゆとりが生まれますよ。ぜひチェックしてみてくださいね!

とろーり半熟ゆで卵で作るしみしみ味玉

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とろーり半熟のゆで卵をめんつゆでじっくり漬け込んだ、しみしみ味玉のレシピです。卵のまろやかさとめんつゆの風味が絶妙にマッチして、一口食べればやみつきに。めんつゆの旨みが卵全体にしっかり染み込んで、とってもおいしいですよ。ごはんのお供やお酒のおつまみにもぴったりなので、ぜひお試しくださいね!

材料(2個分)

  • 卵 (Mサイズ)・・・2個
  • お湯・・・適量
  • 氷水・・・適量
  • めんつゆ (2倍濃縮)・・・100ml

添え物

  • 大葉・・・1枚

作り方

準備.卵を常温に戻しておきます。
1.鍋にお湯を沸騰させ、卵を入れて中火で6分ゆでます。
2.卵を取り出して氷水につけて粗熱を取り、殻をむきます。
3.ポリ袋に入れて、めんつゆを加え、ポリ袋の口を縛り、冷蔵庫で半日寝かせます。大葉を敷いた器に盛り付けて完成です。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。

卵レシピのレパートリーを増やそう!

いかがでしたか?今回は電子レンジで卵を加熱するときの注意点と、おススメ卵レシピをご紹介しました。卵料理は食卓に上りやすい分、ともすればマンネリになりがち。レパートリーを増やしておくと、献立にバリエーションがつけやすく、料理の幅がグンと広がりますよ。ぜひ今回ご紹介したレシピもレパートリーに加えてみてくださいね!

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

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