「え？！洗っちゃダメなの？」“ぶどう”の味が落ちるNGな洗い方とは...？

夏の終わりごろから秋にかけて旬を迎える、やさしい甘みとさっぱりとした酸味をあわせもつ「ぶどう」。パクッと一口で手軽に食べられるぶどうですが、みなさんはどのタイミングで洗っていますか？今回は、ぶどうを洗う最適なタイミングを徹底解説！後半ではぶどうを使ったフレッシュなスイーツレシピをご紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

ぶどうを食べるとき、「冷蔵庫から出してすぐに食べたいから、先に洗っておこう！」と思ったこと、ありませんか…？じつはこの方法、おいしく食べることを考えると、避けたほうがいいんです。その理由は、ぶどうの表面についている「ブルーム（果粉）」。どういうことなのか、詳しく見ていきましょう！

ぶどうの実をよく見てみると、白っぽい粉で覆われているのがわかりますよね。これは、脂肪酸などでできた天然の成分がぶどうの皮の表面に浮き出たもの。このブルームには、水分の蒸発を防いだり、鮮度を保ったりするという大切な働きがあるんです。ぶどうを洗ってから保存すると、このブルームも一緒に流れ落ちてしまうので、鮮度が落ちやすくなってしまうんですね。

それを踏まえると、おすすめの洗うタイミングは「食べる直前」。ブルームは口に入れても無害で問題はないので、取り去る必要もありません。さっと汚れを落とす程度に水洗いしてから、おいしいぶどうを召し上がってくださいね。

ぶどうの保存方法に少し詳しくなったところで、次は実際にぶどうを使ったスイーツを作ってみませんか？レアチーズタルトや白あん大福など、ジューシーなぶどうのおいしさを丸ごと味わえるレシピをピックアップしました。どれもぶどうのみずみずしさを存分に味わえるレシピなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

💡カラフルなぶどうが目にも楽しい、レアチーズタルトをご紹介します。爽やかな味わいのレアチーズ部分と軽やかなタルト、フレッシュなぶどうが絶妙にマッチして、いくつでも食べられるおいしさに。市販のタルト台を使うので、手軽に作れるのもうれしいポイントです。

💡断面がかわいい！ぶどうの白あん大福もおすすめの一品。皮ごと食べられるぶどうを中心に、白あんと白玉粉で作ったもちもちの皮で包みました。ぶどうのフレッシュな酸味が効いていて甘くなりすぎず、上品な味わいに仕上がりますよ。

※ご使用の電子レンジの機種や耐熱容器の種類、食材の状態により加熱具合に誤差が生じます。様子を確認しながら加熱時間を調整してください。必要に応じて食材に完全に火が通るまで加熱してください。

💡ぶどうの濃厚な味わいが楽しめる、ぶどうのクラフティを作ってみましょう！カスタードのようなやわらかい甘みの生地と、爽やかなぶどうの組み合わせは相性抜群。しっとりとした食感で、おやつやおもてなしにもぴったりです。

いかがでしたか？今回は、ぶどうを洗うタイミングと、絶品のぶどうスイーツレシピをご紹介しました。ぶどうはそのまま食べるのはもちろん、スイーツにすると色鮮やかでみずみずしい一品を作ることができます。ぜひ今回ご紹介したスイーツにも挑戦してみてくださいね！