【2023年】ジェルボールのおすすめ10選！柔軟剤入りタイプやドラム式洗濯機での使い方をご紹介

「ジェルボール」は洗濯機にポンッと入れるだけの便利な洗濯洗剤。柔軟剤入りや炭酸タイプなどさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。今回は、そんなジェルボールの選び方や使用時の注意点を徹底解説！タイプ別におすすめ商品もご紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ジェルボールは、粉末洗剤、液体洗剤に続く「第3の洗剤」として、2014年に日用消費財メーカーが開発しました。ボールタイプの洗濯洗剤で、洗剤とは思えないかわいらしいフォルムが目を引きます。

特殊なフィルムでボール状にパックされたジェルボールは、見た目のユニークさに加えて、指でつまんでそのまま洗濯機に入れられる手軽さが特徴です。さらに、ジェルボールならではの洗浄力や機能性の高さも注目されており、ジェルボールの愛用者は年々増加しています。

ジェルボールには、従来の粉末洗剤や液体洗剤にはないメリットが多くあります。まずは、ジェルボールのメリットについて詳しく見ていきましょう。

ジェルボールは、1回1粒を指でつまんで洗濯機に入れるだけなので、計量の手間がかかりません。洗濯機を回す忙しい朝の時間は、計量の手間が省けるだけでも大きな時短になりますよね。

また、計量時に洗剤をこぼしてしまったり洗濯槽の縁に洗剤がついてしまったりという煩わしさもないので、毎日の洗濯がグッと楽になります。

一般的な粉末洗剤や液体洗剤を使用する場合、洗濯機のすすぎは「2回コース」を選ぶのが基本です。特に粉末洗剤は溶け残りの心配もあるため、すすぎはしっかり行いたいもの。それに対して、ジェルボールは泡切れがいい洗剤なので、すすぎは「1回コース」でOKです。

ジェルボールを使用すれば、すすぎ回数が減るので、使用する水の量を抑えることができ、節水にもつながるんですよ。さらに、洗濯機のすすぎは1回約15分前後。すすぎ2回コースから1回コースにするだけで、洗濯時間を約15分も短縮できます。ジェルボールは、効率的に家事を済ませたい方にもおすすめです。

毎日使用する洗濯洗剤は、コスパや環境のことを考えて「詰め替え用」を使用している方も多いのではないでしょうか？

しかし、粉末洗剤や液体洗剤の場合、容器に詰め替える際にこぼしてしまったり床を汚してしまったり……という失敗も少なくありません。ジェルボールなら、ボール状になっているので詰め替えも簡単！粉末や液体をこぼす心配もなく、すばやく詰め替え作業が完了します。

節水・時短もできる便利なジェルボールですが、使用する際は理解しておくべきデメリットや注意点があります。こちらもあわせてチェックしてくださいね。

ジェルボールは、一般的な家庭の洗濯量に合わせて、1回分の洗剤がボール状に加工されています。計量の手間がかからない反面、使用量の調節ができないというデメリットがあります。

「フィルムを破って、少量だけ使用してはどうか？」と思うかもしれませんが、ジェルボールの中には、使用時にフィルムが溶けて、複数の洗浄成分が混ざり合うことで効果を発揮する製品もあります。そのため、フィルムを破って液体の一部を出しても、適切な洗浄効果が得られない可能性があるのです。

日常の洗濯にジェルボールを使用する場合でも、少量の洗濯や手洗い用として予備の粉末洗剤や液体洗剤を用意しておくと安心ですよ。

ジェルボールの失敗談で多いのが「ジェルボール同士がくっついてしまった」「はがそうとしたらフィルムが破れた」というものです。ジェルボールのフィルムは熱や水分に弱く、高温多湿の場所に置いておくとフィルムがくっついてしまうことがあります。

そのため、ジェルボールは高温多湿・直射日光を避けて保管し、保管容器のフタはしっかり閉めておくことが大切です。また、濡れた手で触れるとフィルムが溶けてくっついてしまうことがあるため、ジェルボールは乾いた手で取り出すようにしてくださいね。

コロンとした形でカラフルな見た目のジェルボールは、小さな子どもの興味をひきやすいもの。お菓子やおもちゃと間違えて、口に入れてしまう「誤飲」の恐れもあります。ジェルボールは、お子様の手の届かないところに保管し、必ずフタを閉めるようにしましょう。

年々進化を続けるジェルボール。新しい機能を搭載した製品が続々と登場しているため「どれを選べばいいの？」と悩んでしまいますよね。

ジェルボールを選ぶ際は「洗浄力」と「仕上がりや香り」に注目するのがポイントです。ご家庭の洗濯物や汚れの種類、こだわりたいポイントに合わせて、使いやすいジェルボールを選びましょう。

ここからは、ジェルボールの上手な選び方を詳しく解説します。

洗濯の1番の目的は、衣類の汚れを落とすこと。そのため、洗濯洗剤選びにおいて「洗浄力」は非常に重要なポイントです。とくに、襟・袖の黄ばみが気になるワイシャツや汗皮脂汚れが気になる体操服などには、洗浄力の高いジェルボールがおすすめです。

炭酸タイプのジェルボールには、洗浄成分の働きを活性化する「炭酸機能」が搭載されています。炭酸機能とは、炭酸の発生に関与する成分「重曹」から発想を得た洗浄機能のことです。衣類に付いてしまったシミに働きかけ、ワイシャツの襟袖汚れまでしっかり洗浄してくれます。

炭酸機能を搭載した4層構造のジェルボールです。4層に分かれたフィルムに複数の洗剤成分が入っており、使う瞬間までフレッシュな状態をキープ。洗う瞬間に洗剤成分が混ざり合うことで、高い洗浄効果を発揮します。従来のジェルボールよりも洗浄成分が増量されており、あきらめていた衣類の「沈着ジミ」にも働きかけてくれますよ。

アリエールのジェルボール史上、最高量の洗浄成分を配合した「ジェルボール4D プロクリーン」。油系の落ちにくい食べ物汚れも落とせる強い洗浄力が特徴です。そのほかにもエリ・そで汚れや泥汚れ、消臭、抗菌、洗濯槽の防カビなどさまざまな機能を持ち合わせています。

お子様の体操着やジムで使用したスポーツウェア、長時間着用した作業着などには、汗や皮脂がしみこんでいます。この汗皮脂汚れが衣類に残っていると、黄ばみやシミ、ニオイの原因になってしまうんです。

そこで活躍するのが、スポーツ専用タイプのジェルボール！スポーツ専用のジェルボールには、汗皮脂汚れの蓄積とニオイの発生を抑える洗浄成分が配合されています。

洗濯洗剤は、洗浄力はもちろん、肌にやさしい洗いあがりも気になるポイントですよね。心地よい洗いあがりにこだりたい方は、植物由来成分を配合したジェルボールもチェックしてみましょう！

ふんわりとしたタオルにやわらかい肌ざわりの肌着、袖を通した瞬間フワッと香る心地よい香りなど、洗いたての洗濯物の仕上がりは、洗剤の種類よっても左右されます。ジェルボールを選ぶ際は、ぜひ仕上がりや香りにもこだわってみるのがおすすめです。

柔軟剤入りのジェルボールは、汚れ落ちもふんわりとした仕上がりも同時に叶えてくれる便利な洗剤です。柔軟剤の計量も不要なので、ますます洗濯が簡単になりますよ。

4層構造のジェルボールに柔軟剤がプラスされたタイプです。ふっくらやわらかな仕上がりでシワになりにくく、アイロンがけも時短できます。長時間持続するプレミアムブロッサムの香りに、心も華やかになりそうですね。

王子製薬の「Ka Pod（カーポッド）」は洗浄、柔軟、消臭、抗菌の機能がひとつになったランドリーボール。ホワイトティーとハーブの清涼感あふれる香りです。蛍光増白剤やリン、ジオキサンといった成分は入っておらず、刺激の少ない処方になっています。専用保管ケースにはチャイルドロックがついているのもうれしいポイントです！

ジェルボールは、いつもの洗濯だけでなく、デリケートな素材の衣類や季節ものの洗濯にもお使いいただけます。洗濯物に適した洗浄成分と柔軟剤がひとつになっているので、洗濯機にポンっと入れるだけで、プロレベルの仕上がりに。これまではクリーニング店に持ち込んでいた衣類やシーズン寝具なども、自宅で簡単にお手入れができますよ。

Aimediaの「ダウン・おしゃれ着用ボール型洗剤」は、洗濯洗剤と柔軟剤がひとつになったジェルボールです。ダウンやコート、ボア素材のジャケットなどのドライマークがついた衣類も、ふんわりきれいにお洗濯できるので、クリーニング代の節約にもなりますね。無香料タイプなので、洗剤や柔軟剤の香りが苦手な方にもおすすめです。

Aimediaの「毛布・布団用ボール型洗剤」は、ウールや羽毛を使用している冬物の寝具も手軽にお手入れできるジェルボールです。洗濯洗剤と柔軟剤が一つになっているので、洗うとボリュームが落ちてしまいがちな羽毛布団も、ふんわりふかふかに洗い上がります。眠りの邪魔をしない無香料タイプです。

お天気が悪い日は洗濯物を外に干せないため、どうしても部屋干しになりがちです。部屋干しで気になるのが、生乾きのような独特なニオイ。部屋干しをすると、外に干したときよりも衣類が乾きにくく、湿った状態が長く続きます。水分を含んだ衣類は雑菌が繁殖しやすく、嫌なニオイの原因になってしまうんです。

部屋干しが多いご家庭には、菌の繁殖を抑えて嫌なニオイを防ぐ「部屋干し用」のジェルボールがおすすめですよ。

すすぎ1回で、ニオイのもとを4回分洗浄する部屋干し用のジェルボールです。抗菌効果で生乾きの嫌なニオイを抑えながら、洗濯槽のカビ対策まで可能に！さわやかな香りで、雨の日もすっきり洗濯できます。

ジェルボールは、1粒1粒がフィルムでパックされているので、使うたびにフレッシュな香りを楽しめるのも特徴のひとつです。香りが長続きするタイプを選べば、1日中お気に入りの香りに包まれて、リラックスした気分になれますよ。

香りが劣化しにくいコールドプレス発想で、みずみずしい香りを封じ込めたジェルボール。新鮮な花のエッセンスが配合された、ラベンダー＆フローラルガーデンの香りが長続きします。

パフュームのような香りが特徴のランドリーボール。かわいらしいお花型のランドリーボールには洗浄、抗菌、柔軟、保護、香りの機能がひとつになっています。香りはベルガモットやジャスミンが香る「アモーレ」のほか、ローズとピーチの甘い香りがただよう「ローズ」もあります。蛍光増白剤、リン、ジオキサンといった成分は入っておらず、専用保管ケースにはチャイルドロックがついていますよ。

強すぎる香りが苦手な方やお気に入りの香水がある方には、ほのかに香る微香タイプがおすすめです。柔軟剤と併用しても、香りを邪魔しないのがうれしいですね。

炭酸機能が搭載されたジェルボールの微香タイプ。清潔感のあるほのかな香りで、年齢性別を問わず使いやすいのが特徴です。

環境にも配慮しながらコスパよくジェルボールを使うなら、大容量・詰め替えタイプもおすすめです。ジェルボールの詰め替えタイプは、チャック式の袋入りで販売されています。使用する際は、必ず専用容器に詰め替えて、余ったジェルボールは袋のチャックをしっかり閉めて保管しましょう。

詰め替えの際は、容器に移し替える量にも注意が必要です。ジェルボールを詰めすぎると、容器内でフィルムが破れてしまうこともあるので、必ずパッケージに記載されている適量を詰め替えてくださいね。

炭酸機能搭載で高い洗浄力が魅力のジェルボールが、たっぷり103個も入った大容量詰め替え品。自立式＆チャック式の袋入りなので、保管しやすいのもポイントです。

強洗浄に加え、4つの柔軟剤効果が1つになったジェルボール。こちらは99個入りの大容量詰め替え品です。本体の9倍の量が入っているので、洗濯の回数が多いご家庭や買い物に行く頻度を減らしたい方にはぴったりですよ。

ジェルボールは縦型洗濯機とドラム式洗濯機のどちらでも使用できます。ただし、ドラム式洗濯機で使用する際は、次の点に注意しましょう。

・洗剤ケース（自動投入タンクや自動投入口）には投入しない ・最初に洗濯槽にジェルボールを投入し、後から洗濯物を入れる

最近のドラム式洗濯機は、洗剤を自動で投入するタイプも増えてきています。この自動投入タンクや自動投入口にジェルボールを入れてしまうと、給水経路に洗剤成分が詰まり、水漏れや故障の原因になる可能性があります。

また、ジェルボールの溶け残りを防ぎ、洗浄効果をしっかり引き出すためには、ジェルボールが洗濯物の下に入るように、最初に洗濯槽へ投入するのもポイントですよ。

ジェルボールには洗浄力の高い炭酸タイプやふんわり仕上がる柔軟剤入りタイプなど、さまざまな種類があります。機能性や香りなどにも注目し、ライフスタイルに合わせて使いやすいタイプを選ぶのがおすすめです。ぜひこの記事を参考に、便利なジェルボールで衣類をすっきり洗い上げてみてくださいね！クラシルではジェルボールの他におすすめの洗濯洗剤もご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。