川魚のなかでも味がよいことで知られる「ニジマス」。初心者でも比較的釣りやすいとされることから、管理された釣り場でも人気がある魚なんです。この記事では、ニジマスの特徴や生息地、おいしい食べ方などをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ニジマスってどんな魚?特徴をご紹介!
- 目次
- ニジマスの特徴
- おいしい食べ方ををご紹介
- 焼き・揚げ
- 刺身
- おいしいニジマスを味わってみよう
ニジマスの特徴
ニジマスは、サケ科の淡水魚です。漢字では「虹鱒」と書き、英名は「レインボートラウト(rainbow trout)」と呼ばれます。
ニジマスは比較的釣りやすいとされ、初心者向けの釣り場でも人気がある魚です。一般的な大きさは40cm前後で、湖に生息している個体は80cm~1mの大きさに成長する個体もあります。エラから尾ビレにかけての朱色の縦帯が特徴的な外見で、体全体に黒い小さな斑点が見られます。
ニジマスは太平洋東岸とカムチャツカ半島が原産地の外来魚で、日本に初めて持ち込まれたのは1877年とされています。現在日本では北海道の一部に定着していますが、そのほかはほとんどが放流魚です。基本的には冷水性の魚ですが、25℃前後の高水温にも適応できることから、養殖も盛んに行われています。養殖のニジマスの生産量が多いのは、静岡県、山梨県、長野県などの地域です。
おいしい食べ方ををご紹介
サケ科のニジマスは、淡水魚のなかでも味がよいことで知られています。
スーパーの鮮魚売り場で「トラウトサーモン」として販売されているのは、じつは海水で養殖されたニジマスのことなんですよ。 旬のニジマスは脂がのって身がやわらかく、生でも加熱してもおいしくいただくことができますよ。
以下で、ニジマスのおいしい食べ方について、見ていきましょう。
焼き・揚げ
ニジマスは、全長20cmくらいまでの大きさなら塩焼きが定番の食べ方です。ほかにも、フライ、ムニエルなど、さまざまな食べ方で楽しむことができますよ。
刺身
30cm以上に大きく育ったものは、刺身としてもおいしく食べることができます。管理された池や川で釣れる養殖魚であれば、基本的に寄生虫はいないとされていますので安心です。
おいしいニジマスを味わってみよう
いかがでしたか。ニジマスの特徴についてご紹介しました。スーパーで「ニジマス」という名前で見かけることは少ないかもしれませんが、「トラウトサーモン」として流通しています。ぜひ店頭で手に取ってみてはいかがでしょうか。