最終更新日 2023.3.30

お米の正しい保存方法は、常温?それとも冷蔵庫?「おいしさキープの保存ポイントとは」

お米の正しい保存方法は、常温?それとも冷蔵庫?「おいしさキープの保存ポイントとは」

わたし達にとってかかせない主食「米」。おうちに常備している方が大半ではないでしょうか。ところで、お米はどのように保存していますか?袋のままや米びつなど色々な保存方法がありますが、実は精米したお米は意外と繊細。今回は、お米のおいしさをキープする、おすすめの保存方法をご紹介します!ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

おいしさをキープするポイントは3つ!

お米は野菜と同じく農作物のひとつですが、数日で色が変わってしまったり、傷んだりと、わかりやすい見た目の変化はありませんよね。しかし、実はお米もデリケートな作物で、苦手な環境が存在します。見た目にはわからなくても日々劣化しており、保存方法次第ではより早くおいしさが損なわれてしまいます。

お米のおいしさをキープするには、おうちでの保存方法が重要です。特に注意したいのは、温度湿気酸化の3つ!ここからはひとつずつ詳しく見ていきましょう。

ポイント➀ 温度

お米のおいしさが保てる温度は、15℃以下といわれています。おうちで15℃以下をキープできる場所といえば、冷蔵庫ですよね。お米は冷蔵庫で保存するのがおすすめなんです!

お米は常温で売られているため、おうちでも常温で置いていませんか?夏の暑い時季はもちろんのこと、冬も暖房器具を使えば部屋の温度は意外と高く、常温に置いてあるお米は劣化が進んでしまいます。

また15℃を超えると、お米につく虫がわきやすくなり、お米にとって好ましくない環境に。直射日光や過度な乾燥も避けられて、温度が一定の冷蔵庫はお米に最適なんですよ。

ポイント➁ 湿気

乾燥はお米が割れる原因になりますが、湿気にも気をつけましょう。ジメジメしたところではカビが発生しやすく、お米にカビがついてしまう可能性があります。スペースに空きがあるからといってシンクの下に置くのは禁物。常に湿気が多いシンク回りや、湿度の高い場所に置くことは、なるべく避けましょう。

冷蔵庫に入りきらないお米がある場合は、直射日光を避けて湿度の低い涼しい場所に置くのがおすすめです。

ポイント➂ 酸化

精米したお米は、空気に触れると酸化し味が落ちていきます。売られているお米の袋は、一見すると密閉されているようですが、通気用の小さな穴がたくさん空いている場合も。また、一度開けた袋を縛るだけでは空気に触れやすい状態です。

空気に触れると周りのにおい成分をお米が吸収してしまうこともあるので、購入したら袋のまま置かずに、密閉容器に入れ替えるのがおすすめですよ。

おいしいお米と合わせてレシピをチェック!

お米を保存するときのポイントがわかったところで、ここからはおいしいごはんがたっぷり食べられる丼のレシピをご紹介します。今回は、ジューシーなチキンでごはんが進む韓国風チキン丼をピックアップしました。お米の保存方法と合わせて、ぜひ見てみてくださいね。

とろーり卵の韓国風チキン丼

※クリックすると別のページに遷移します

一品で満足感のある、とろーり卵の韓国風チキン丼をご紹介します。片栗粉をまぶしてカリッと焼いた香ばしい衣に、コチュジャンベースのこってりした甘辛いタレが絡んだチキンがたまりません。ごはんがあっという間になくなりますよ。温泉卵を割ってからめれば、まろやかな味わいに大変身!しっかり食べたいときのランチや夕食に、ぜひ作ってみてくださいね。

材料(1人前)

  • ごはん・・・200g
  • 鶏もも肉・・・150g
  • 片栗粉・・・大さじ1

たれ

  • コチュジャン・・・大さじ1
  • 料理酒・・・大さじ1/2
  • しょうゆ・・・大さじ1/2
  • 砂糖大さじ・・・1/2
  • 酢・・・小さじ1
  • すりおろしニンニク・・・小さじ1/2
  • 一味唐辛子・・・小さじ1/3
  • ごま油・・・小さじ2
  • 温泉卵・・・1個
  • 小ねぎ (小口切り)・・・適量

作り方

1.鶏もも肉を一口大に切り、片栗粉をまぶします。
2.ボウルにたれの材料を入れて混ぜ合わせます。
3.フライパンにごま油をひき、中火で熱します。1を入れて火が通るまで5分ほど焼き、出てきた脂をキッチンペーパーで軽く拭き取ります。
4.2を入れて中火のままよく絡め、火から下ろします。
5.ごはんをよそった丼に4を盛り付け、中央に温泉卵をのせ、小ねぎを散らして完成です。

※ご高齢の方や、2才以下の乳幼児、妊娠中の女性、免疫機能が低下している方は卵の生食を避け、仕上がりが半熟状態になる場合はしっかりと加熱してお召し上がりください。

お米をおいしく保存しよう

いかがでしたか。今回は、おすすめのお米の保存方法と、おいしいごはんで食べたい人気の丼レシピをご紹介しました。お米は高温多湿が苦手です。密閉できる保存容器に入れて、居心地のいい冷蔵庫で保存してくださいね。この機会に、お米の保存方法を見直してみてはいかがでしょうか。

人気のカテゴリ