最終更新日 2024.4.9

​パラパラな“チャーハン”を作る裏ワザを検証!3つの方法を実際に比較してみた

​パラパラな“チャーハン”を作る裏ワザを検証!3つの方法を実際に比較してみた

中華料理の定番メニュー「チャーハン」。お店で食べるチャーハンはパラパラに炒められていて絶品ですが、それをおうちで再現するのはなかなか難しいですよね。そこで今回は、パラパラのチャーハンが作れるという3つの裏技を検証してみました!チャーハンのおすすめレシピもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧くださいね。

パラパラチャーハンを作る3つの裏技とは…?

今回は、さまざまなメディアなどでも取り上げられていてよく耳にする3つの裏技をピックアップしました!

①先にごはんと卵を混ぜておく
②ごはんにマヨネーズを混ぜておく
③水洗いしたごはんを使う

そして、チャーハンの基本の材料はこちらで統一しました。

材料(1人前)

  • ごはん・・・200g
  • 長ねぎ・・・5cm
  • ハム・・・2枚
  • 溶き卵 (Mサイズ)・・・1個分
  • しょうゆ・・・小さじ1
  • 鶏ガラスープの素・・・小さじ1/2
  • 塩こしょう・・・ふたつまみ
  • ごま油・・・大さじ1
  • 小ねぎ (小口切り)・・・適量

それではさっそく裏技を見ていきましょう!

①先にごはんと卵を混ぜておく

最初に検証するのは、先にごはんと卵を混ぜてから炒めるという方法です。

1.溶いた卵をごはんに加えてよく混ぜ、卵かけごはんのような状態にしておきます。

2.フライパンに油を熱したら具材の長ねぎとハムを炒め、そこに卵を混ぜたごはんを加えて炒めます。

ごはん1粒1粒に絡んだ卵に火が通ることで、ごはんの粒同士がくっつかずパラパラになります。

3.調味料で味つけをしてさっと炒めたら火からおろします。

できあがったチャーハンがこちら!ごはんが卵をまとっているので、全体的に黄色っぽい見た目になりました。

仕上がりはとてもパラパラで、全体にムラなく味がついていてとてもおいしかったです!

時間がたっても米が固まることはなく、食べ終わるまでパラパラの食感が楽しめました。ただ、米に卵がついている状態なので、人によってはボソボソとした印象を受けることもありそうです。

②ごはんにマヨネーズを混ぜておく

つづいてはごはんにマヨネーズを混ぜてから炒めるという方法です!この作り方ではマヨネーズが油の代わりになるので、ごま油は使用せずに作ります。

1.ごはんにマヨネーズを加えてよく混ぜ、熱したフライパンに入れて炒めます。

ごはんの粒がマヨネーズをまとってツヤツヤとしています。この段階からかなりパラパラで、ごはんの塊はまったくありません。

2.長ねぎとハムを加えてさらに炒めます。

3.ごはんをフライパンの端に寄せ、空いたスペースに溶き卵を入れて火を通します。

4.全体を炒め合わせたら、調味料で味つけをしてさっと炒めて火からおろします。

こちらもパラパラに作ることができました!先ほどのチャーハンと比べて卵の存在感があり、見た目は一般的なものに近い印象です。

食べてみると、マヨネーズを使用したことで一般的なチャーハンにはない旨味やコクが感じられました。いつもと同じ量の調味料を使うと濃いめの味に仕上がるので、塩分は好みに合わせて調整するのがよさそうです。

できたてはとてもパラパラでしたが、時間が経つにつれてごはんが固まってきてしまいました。この方法で作るときは、できたてアツアツのうちに食べるのがおすすめです!

③水洗いしたごはんを使う

最後に検証するのは、水洗いしたごはんを使うという方法です。ごはんが水っぽくなってしまいそうな気もしますが、はたして本当にパラパラになるのでしょうか?

1.ザルにごはんを入れて、ボウルに溜めた水でよく洗います。

ここでごはんのぬめりを取ることで、パラパラな仕上がりになるのだそう。水を入れ替えて2回ほど洗うのがおすすめです。

2.ザルの上で15分ほど水を切ります。

3.フライパンに油を熱して長ねぎ、ハム、卵を炒めたら、ごはんを加えて水分を飛ばすように炒めます。

4.調味料で味つけをしてさっと炒めたら火からおろします。

できあがったものがこちら!べちゃっとしないか心配でしたが、炒めているうちに水分が飛んでいき、最終的にはほかの2つとほとんど変わらないほどパラパラになりました。

ごはんはほかの2つに比べてやわらかく仕上がりました。ただ、水っぽいわけではなく、しっとりふっくらとしていてとてもおいしかったです。

味わいは、ごはんが水分を含んでいたためかほかの2つと比べて薄めな印象でした。あっさりめの味つけが好きな方や、味の濃いおかずと一緒に食べるときなどにはちょうど良さそうです!

一番おすすめの方法は…?

3つの裏技を試してみた結果、一番おすすめの方法は「①先にごはんと卵を混ぜておく」でした!

この方法なら特別な材料は必要なく、時間をかけずにパラパラなチャーハンを作ることができます。また、時間が経ってもパラパラなままなのもうれしいポイントでした!それぞれの作り方で味わいや食感などが異なるので、ぜひお好みの作り方を見つけてみてくださいね。

チャーハンのおすすめレシピをご紹介!

ここからは、絶品チャーハンレシピをご紹介します。今回は、わずか15分で作れるレタスチャーハンをピックアップしました。作り方では炊いたごはんをそのまま加えていますが、ご紹介した裏技もぜひ試してみてくださいね。

ぱぱっと簡単!レタスチャーハン

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さっと作れるお手軽レシピ!レタスチャーハンはいかがでしょうか。味つけは鶏ガラスープの素としょうゆのみですが、しっかりとした味わいでリピート間違いなしのおいしさです。シャキシャキっとしたレタスや旨みたっぷりのハムも相性バッチリ!工程がシンプルなので、お料理初心者の方でも気軽に挑戦していただけるレシピですよ。

材料(2人前)

  • ごはん・・・250g
  • レタス・・・80g
  • ハム・・・30g
  • 卵 (Mサイズ)・・・1個
  • ごま油 (卵用)・・・大さじ1
  • (A)鶏ガラスープの素・・・大さじ1
  • (A)しょうゆ・・・小さじ1
  • ごま油・・・大さじ1

作り方

1.ボウルに卵を割り入れ、溶きほぐします。中火で熱したフライパンにごま油をひき、卵を入れて炒め、火が通ったら火から下ろし、取り出します。
2.レタスは一口大に手でちぎります。ハムは5mm角に切ります。
3.油を拭き取った1のフライパンにごま油をひき、2のハムを入れて中火で炒めます。ハムに火が通ってきたらごはん、(A)、1を入れて中火で炒めます。
4.全体に味がなじんだら2のレタスを加えて強火でさっと炒めます。
5.レタスがしんなりしたら火から下ろします。お皿に盛り付けてできあがりです。

おうちでパラパラチャーハンを作ろう!

いかがでしたか?今回はパラパラなチャーハンを作る裏技の検証と、おすすめレシピをご紹介しました。簡単な裏技で、まるでお店のようなチャーハンがおうちで味わえるのはうれしいですよね。ぜひおすすめレシピとあわせて参考にしてみてくださいね!

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2023.11.7 最終更新
※こちらの記事は2022.10.16に初公開した内容を再投稿したものです。

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