2022.7.28

花オクラとオクラの違いとは?特徴や食べ方を解説!

オクラとよく似た美しいレモンイエローの花を咲かせる「花オクラ」。実ではなく花を食べるのが特徴ですが、オクラとはどこが違うのでしょうか?この記事では花オクラの特徴や旬、オクラとの違いなどを解説します。花オクラのおすすめの食べ方もご紹介するのでぜひチェックしてみてくださいね。

花オクラとは

花オクラはアオイ科トロロアオイ属に属する一年草です。「トロロアオイ」や「黄蜀葵(オウショッキ)」とも呼ばれています。花オクラは中国原産の植物で、花や根の部分が食品や漢方薬として活用されてきました。日本へも古くから伝わっていて、根と果実の粘液が和紙ののりとして使われていたそうです。

花オクラは実ではなく花の部分を食べます。花をおいしく食べることができるよう品種改良されているんです。花オクラの花は花弁が5枚で、オクラの花とよく似た淡いレモンイエロー色をしており、中心部と雄しべの柱頭が濃いワインレッドをしています。朝に咲いて夕方にしぼんでしまう一日花です。旬は6~8月で、道の駅や農家の直売所などで販売されます。スーパーなどで売っている場合もありますが、傷みやすいのでそれほど一般的ではありません。

花オクラは淡白な味わいですが、ほのかにオクラのような風味や香りが感じられます。生で食べるとシャキシャキとした食感です。また、オクラに似た特有の粘り気があり、とろりとした舌触りを楽しめます。加熱すると粘り気がさらに増すのが特徴です。

オクラとは

オクラは花オクラと同じアオイ科フヨウ連トロロアオイ属の野菜で、原産はエジプトやエチオピアなど、アフリカ北東部の熱帯地方です。本来は多年草ですが、日本では越冬ができないため一年草として育てられています。アフリカでは紀元前から栽培されていましたが、日本に伝わったのは明治初期のようです。当初は食用としてではなく、観賞用の植物として輸入されていたのだとか。現在では若いさやや花が食用として活用されています。

オクラの実は鮮やかな緑色で、五角錐のような先が尖った形です。カットすると断面が五角形の星型になります。ただし、オクラにはたくさんの品種があり、断面が丸型のものや紫色のものなど、さまざまなタイプがあります。オクラの実は一般的には10cmくらいの長さです。若くやわらかい状態のさやを収穫して食べますが、さやを収穫せずに完熟させるとかたくなって食べられなくなってしまいます。シャキシャキとした歯ごたえととろりとした粘り気が特徴です。

オクラの花は大きくて美しいレモンイエローで、中心が濃いワインレッドカラーです。品種によってはピンクやクリーム色の花を咲かせるものもあります。一日花のため、朝に開花した花も夕方にはしぼんでしまうのが特徴です。

花オクラとオクラの違いは

花オクラとオクラは名前や見た目がよく似ていますが、実は似て非なるもの。食べられる部分や花と実の大きさなどが異なります。

花オクラは花の部分のみを食べるのに対し、オクラは緑の実の部分だけでなく、花を食べることも。

花オクラの花は10~20cmほどの大きさで、オクラの花の2倍ほどのサイズです。花オクラも実をつけますが、かたく短い実でオクラのような長いさやにはなりません。食べてもふさふさとした毛が口に残ってしまうため、食用には向かず、食べられることはほとんどないのです。

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