今韓国で「ヨアジョン(YOAJUNG)」というヨーグルトアイスクリームが大流行中です!タンフルの次に来ているグルメとして、日本にも「ヨアボ」という名前で進出したりと少しずつ注目され始めています。今回はそんなヨアジョンとは一体どんな食べ物なのか、特徴や流行った理由などを解説!さらにおすすめのトッピングやヨアジョンの作り方もご紹介します。
韓国ヨーグルトアイス「ヨアジョン」がバズり中!特徴や人気の理由、作り方も解説

- 目次
- 韓国でバズリ中のヨアジョンとは?
- なぜヨアジョンが流行っているの?
- 組み合わせは無限大!?トッピングの多さがヨアジョンの魅力
- ヨアジョン風のヨーグルトアイスの作り方
- 日本にもヨアジョンブームがくる予感!
韓国でバズリ中のヨアジョンとは?
ヨアジョンとは、韓国にあるヨーグルトアイスクリーム専門店の店名です。もともとは「ヨーグルトアイスクリームの定石(じょうせき)」という店名でしたが、それを略した「ヨアジョン」が正式名称となりました。アルファベットでは「YOAJUNG」と書かれます。ヨアジョンはお店の名前ではありますが「韓国式のヨーグルトアイスクリーム」を指す言葉として、さまざまなメディアでも取り上げられ、今韓国の20〜30代のいわゆるMZ世代に熱い視線を注がれているんですよ。
ヨーグルトアイスにフルーツやシリアル、ナッツ、はちみつ、チョコレートなど、さまざまな食材をトッピングして楽しむスタイルのデザートで、組み合わせのバリエーションの豊富さも人気の理由となっています。お店では、ヨーグルトアイスをグラム単位で頼み、そこに自分好みのトッピングを追加して注文するようです。
最近は韓国のコンビニチェーン店でヨアジョンとのコラボ商品が販売され、それが爆発的に売れたのだとか! また、デリバリー文化が発達している韓国では、ヨアジョンを夕飯のあとのデザートなどで頼むことも多く、夕方以降は出前アプリの検索ワードで1位になることも多いのだそうです。
ちなみに「ヨーグルトアイスクリームの定石」の「定石」というのはもともと囲碁の専門用語で、辞書などで調べると「昔から研究されてきて最善とされる、きまった石の打ち方」と出てきます。これに似た言葉に「王道」や「セオリー」というようなものがありますが、韓国では「一般的」や「定番」という意味で使われることも多いようです。ヨーグルトアイスクリームの王道、定番という意味の「ヨアジョン」。
最近日本では、ヨーグルトアイスボウルを略した「ヨアボ」として、都内に新店舗がオープンしています。特徴はヨアジョン同様、カスタマイズしてヨーグルトアイスを楽しむことができるみたいですよ。韓国ではもちろん、日本でもタンフルの次に来るトレンドスイーツとして、少しずつ話題になり始めているみたいですね。
なぜヨアジョンが流行っているの?
続いては、ヨアジョンが流行っている理由について見てみましょう。
近年韓国ではグリークヨーグルトを始め、ヨーグルトを使ったスイーツが大人気で、ヨアジョンもそのひとつです。また、トッピングでデコレーションするタイプのアイスなども流行っているため、ヨアジョンはその2つのいいとこ取りであると言えます。
もう一つは、韓国アイドルやインフルエンサーたちがSNSなどで「ヨアジョンの最高の組み合わせ」と題して、自分のおすすめトッピングで食べる写真などを上げたことで、どんどん話題になっていったのだそうです。現在でも影響力のある人たちが「◯◯の組み合わせ」というようにトッピングの組み合わせを日々発信しており、各企業も注目しているといわれています。
また近年、日本でも同じような傾向がありますが、韓国では自分好みにカスタマイズして食べるものが人気です。麻辣湯(マーラータン)、グリークヨーグルト、大手コーヒーチェーン店のドリンクなど「私が好きな食べ方」で食べられるというのが魅力であり、また、このような食べ方が一般的になってきているのもヨアジョンが流行った理由のひとつかもしれません。
組み合わせは無限大!?トッピングの多さがヨアジョンの魅力
これまでご紹介してきたように、ヨアジョンはヨーグルトアイスクリームにさまざまなトッピングをのせて楽しむスイーツです。以下でどのようなトッピングがあるのかチェックしてみましょう。
フルーツ
ヨーグルトはどんなフルーツとも合うのでとくに決まりはありませんが、お店ではいちご、バナナ、メロン、ブルーベリー、マンゴー、シャインマスカット、アメリカンチェリーなどの取り扱いが多いようです。おうちで楽しむ場合は、旬のフルーツをトッピングするのもよさそうですね!
はちみつ・ハニーコム
フルーツと同じく、はちみつもヨーグルトの定番トッピング!ただかけるだけでなく、ハニーコムを大胆にカットしてのせるのがトレンドのようです。ヨーグルトアイスの酸味とはちみつ特有の甘さが相性抜群なので、間違いなくおいしいヨアジョンを食べたいときはこのカスタマイズがおすすめですよ!フルーツやグラノーラなど、ほかのトッピングとも合わせやすいのも魅力です。
グラノーラ・ナッツ
一般的なヨーグルトとも合わせることの多いグラノーラは、もちろんヨアジョンのトッピングとしても人気です。カリカリとした食感が楽しく、最後まで飽きずに食べられます。ナッツは食べやすいスライスアーモンドのトッピングが多いようです。先ほどご紹介したはちみつとも相性がよいので、機会があったら試してみてはいかがでしょうか。
チョコレート
チョコレートもトッピングの定番です。チョコレートソースや板チョコのほか、まわりにチョコレートがコーティングされたサクサクとした食感のチョコリングやパフなどがあります。また、冷たいものにかけると一瞬でパリパリ食感になるチョコレートソースなども人気があるようです。
クッキー・ビスケット
クッキーやクリームサンドココアクッキーを砕いたものやビスケットなど、食感のアクセントになるトッピングもあります。韓国のカルメ焼きである「ダルゴナ」を砕いたダルゴナクランブルも、カリカリとした食感と甘さが酸味のあるヨーグルトアイスとマッチしておいしいのだそう。
乳製品(チーズキューブ・チーズケーキ・牛乳)
ヨーグルトアイスに乳製品を組み合わせて、よりリッチな味わいを楽しむのもおすすめです。塩味のあるチーズキューブやチーズケーキは味のアクセントになり、やみつきになるのだとか!お店のトッピングに牛乳もあるのですが、一体どんな味わいになるのか気になるところですね。
ヨアジョン風のヨーグルトアイスの作り方
今のところ日本ではまだ食べられないヨアジョン。ですが、ここまで色々調べるとやはり食べずにはいられませんよね!そこで、ここではヨアジョンの簡単な作り方をご紹介します。
材料
- プレーンヨーグルト
- 生クリーム
- 砂糖
- (レモン汁)
作り方
① まずプレーンヨーグルトをタッパやバットなどに入れて凍らせる
② 凍ったヨーグルトを5cm角程度にカットする
③ カットしたヨーグルトをミキサーまたはフードプロセッサーに入れ、そこに生クリームと砂糖を加えて撹拌する
※さっぱりとした味わいにしたい方はここでレモン汁も加えてください
④ ③をタッパやバットに入れ、冷凍庫で冷やす
⑤ 固まったらアイスディッシャーやスプーンなどを使って器に盛り付けて完成!お好みのトッピングをのせて召し上がってください
【ポイント】
- ハンディータイプのブレンダーを使う場合は、ボウルで生クリームと砂糖を事前に7〜8分立てくらいまで泡立てて、そこに凍らせたヨーグルトを加えて撹拌してください。
- 砂糖やレモン汁の量はお好みで調整してください。
日本にもヨアジョンブームがくる予感!
今回は、韓国で今大ブームを巻き起こしている「ヨアジョン」について解説しました。おいしさはもちろん、カスタマイズする楽しさが魅力のヨアジョン。日本でも近いうちに食べられる日が来るかもしれません。そして韓国で次にどんなヨーグルトスイーツが流行るのかも楽しみですね!
