甘酸っぱくつるんとした喉越しが魅力のパッションフルーツ。特にパッションフルーツを使ったパフェやムースは、甘酸っぱくトロピカルな味わいがたまらないおいしさですよね。
パッションフルーツの保存方法|長持ちのコツ|追熟させて「冷蔵」・「冷凍」

しかし、フレッシュなパッションフルーツをご家庭でいただく機会は意外と少ないもの。「お土産にいただいたけど、保存方法が分からない!」と悩んだ経験はありませんか?そこで今回は、パッションフルーツの正しい保存方法と長持ちのコツをご紹介します。正しい保存方法で、フルーティーなおいしさを存分に楽しみましょう!
- 目次
- 追熟させることで甘みが増す
- 完熟したら「冷蔵」もしくは「冷凍」で
- 正しい保存でトロピカルな風味を楽しもう
追熟させることで甘みが増す
パッションフルーツは収穫後に常温で追熟させることで、酸味が和らぎ甘みが増します。果皮にハリがありツルンとした状態のときは、まだ酸味が強いので食べごろではありません。しばらく常温で追熟させて甘みが増すのを待ちましょう。また、パッションフルーツは南国の果物なので、日本の室内の温度は追熟に適しているんですよ。
■常温で追熟させる場合
①20℃〜25℃の温度で直射日光が当たらない場所で保管する
②果皮にシワが出てフルーティーな香りが漂ってきたら、完熟の合図です
【ポイント】
・完熟後はあまり日持ちがしないので、できる限り早めにいただくようにしましょう。
完熟したら「冷蔵」もしくは「冷凍」で
完熟したパッションフルーツは冷蔵もしくは冷凍保存することで、おいしさを長持ちさせることができます。冷蔵することでひんやりとした舌触りが楽しめるので、気温の高い季節にはおすすめですよ。
■冷蔵保存の場合
①パッションフルーツをジップ付き保存袋もしくはポリ袋に入れて密封する
②冷蔵庫の野菜室で保存する
【ポイント】
・パッションフルーツは冷蔵保存することで、追熟を防ぐことができます。
・保存する際に洗う必要はありません。食べる直前に洗うようにしましょう。
・長い期間冷蔵保存すると、酸味が増して甘みが弱くなってしまいますので注意してください。
■冷凍保存の場合
①パッションフルーツを流水で洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取る
②冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて封をする
③冷凍庫で保存する
【ポイント】
・召し上がる際は解凍せず、そのまま半分に切ってシャーベットのようにお召し上がりください。
・ジャムやピューレなどにする場合は、果肉を取り出し、冷凍用保存容器や冷凍用保存袋に入れて冷凍保存することもできます。
正しい保存でトロピカルな風味を楽しもう
今回は、パッションフルーツの正しい保存方法と長持ちのコツをご紹介しました。パッションフルーツは果皮が厚く気温の変化にも強いので、保存の際にあまり難しい手順は必要ありません。もしスーパーなどで見かけたら、ぜひ気軽に手に取ってみてくださいね。
また、冷凍したパッションフルーツの果肉を炭酸水やカクテルの氷代わりに加えると、ひんやりとトロピカルな風味が楽しめますよ。
クラシルでは、パッションフルーツの選び方についてもご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。