最終更新日 2023.3.30

簡単な“生栗”のむき方って?蒸し栗と焼き栗をおいしく味わえる方法も検証してみた

簡単な“生栗”のむき方って?蒸し栗と焼き栗をおいしく味わえる方法も検証してみた

やさしい甘味とホクホク食感がたまらない「栗」。しかし料理をするとなると、皮がかたくてハードルが高いと感じている方も多いのでは?そこで今回は、生栗のむき方を解説します!シンプルに栗を味わう蒸し栗と焼き栗もご紹介しますよ。ポイントをおさえれば、意外と簡単です。ぜひ最後までご覧くださいね。

生栗をむきやすくするポイントとは…?むき方を解説!

栗をむきやすくする一番重要なポイントは、ひと晩水につけること!

栗の皮は表面のかたい「鬼皮」と、中の薄い「渋皮」に分かれています。水につけることで鬼皮がやわらかくなり、スルッとむきやすくなりますよ。

栗が浸かる程度の水に入れて、6時間から8時間程しっかり時間を置いてくださいね。

栗の水気を切ったら、むいていきますよ!

まずは皮の底のかたい部分に切り込みを入れます。切り込み部分から先端にむかって剥ぐように鬼皮をむきましょう。

鬼皮がむけたら、渋皮も同様にむいて完成です。

水につけたことで、いつもより力を入れずにむくことができました!ゆで栗の場合もむき方は同じなので、参考にしてみてくださいね。

栗は炊き込みご飯や煮物は「生栗」、お菓子にする場合やそのまま食べるときは「ゆで栗」が定番ですよね。それ以外にも栗の味わい方があります!ここからはシンプルに栗のおいしさが味わえる「蒸し栗」と「焼き栗」をご紹介します。

しっとり甘さ引き立つ「蒸し栗」

蒸し栗は、加熱する前に皮の底の部分を切り落としておくとむきやすくなります。

蒸し器や蒸し板の上に栗を並べたら、蓋をして火にかけ、中火で50分ほど蒸しましょう。

蒸し時間が長いため、途中で水がなくなる場合があります。様子を見ながら水を足すようにしてくださいね。

蒸しあがったあと粗熱をとったら、包丁で底の部分から剥ぐように鬼皮、渋皮の順でむきます。

旨味がギュッとつまったホクホク「焼き栗」

焼き栗は、必ず皮に切り込みを入れてから焼いてください。破裂を防ぎ、皮をむきやすくすることができます。

皮の平らな面を下にして置き、丸みのある面に包丁の刃元を使って縦に切り込みを入れます。

クッキングシートを敷いた天板に並べ、200℃に予熱したオーブンで15分ほど焼きます。焼き色がつきすぎてしまいそうな場合は、アルミホイルをかけてください。

焼き栗は、熱いうちにむくのがポイント!スルッと渋皮がむけますよ。冷めると渋皮がはがれにくくなるので、軍手などをしてやけどに十分注意をしてむいてください。渋皮がはがれにくかったり、冷めてからむく場合は包丁でむいてくださいね。

そのまま食べるなら、切り込みにそって縦半分に割り、スプーンなどで中身をすくって食べるのもおすすめですよ。

栗のおすすめレシピをご紹介!

最後に、むき栗を使った絶品レシピもご紹介します。今回は、旨味たっぷりの手羽先と一緒に煮込んで作る、簡単おかずをピックアップ!ご紹介したむき方とあわせて、ぜひ試してみてくださいね。

栗と手羽先のほっこり煮

※クリックすると別のページに遷移します

フライパンひとつでとっても簡単!栗と手羽先のほっこり煮はいかがでしょうか。しょうゆ、砂糖、みりんで味つけした、甘じょっぱくてやさしい味わいの一品です。手羽先の旨味が栗に染みて、ついついごはんをおかわりしたくなるおいしさ。身近な調味料で手軽に秋の旬おかずが作れますよ。お酒のおつまみにもぴったりです。

材料(4人前)

  • むき栗・・・100g
  • 手羽先・・・8本
  • さやいんげん・・・4本
  • (A)料理酒・・・大さじ2
  • (A)みりん・・・大さじ2
  • (A)しょうゆ・・・大さじ2
  • (A)砂糖・・・小さじ1
  • (A)水・・・大さじ3
  • ごま油・・・大さじ1

作り方

準備.さやいんげんはヘタと筋を取り除いておきます。
1.さやいんげんは3cm幅に切ります。
2.中火で熱したフライパンにごま油をひき、手羽先を入れて炒めます。
3.手羽先に焼き色がついてきたら、むき栗、(A)を入れて中火のまま煮ます。
4.煮汁が半分程になり、照りがでてきたら1を入れて中火で1分程加熱して火から下ろします。器に盛り付けて完成です。

むき方をマスターしておいしく栗を味わおう!

いかがでしたか?今回は生栗のむき方と、おすすめレシピをご紹介しました。栗はホクホクの実をシンプルに味わうもよし、おかずやお菓子に使ってもよし、味わい方がたくさんあるのが魅力ですよね。ぜひこの記事を参考にして、栗を堪能してくださいね。

※20歳未満の飲酒はやめましょう。

人気のカテゴリ