イタリアのかかとに位置するプーリア州の郷土料理、ボンベッタ(Bombetta)をご紹介します。
ボンベッタ、あまり日本では馴染みがないと思いますが要するにイタリアの肉巻きです。
薄切り肉に生ハムやチーズを乗せ、ハーブやスパイスで味付けし巻いたものを串刺しにして炭火で焼いた料理で、現地プーリアではレストランから屋台でも提供されるそうです。
今回は家庭で作りやすいように、豚肩ロースでプロシュートとチーズ、イタリアンパセリを巻いてフライパンで焼きます。
とんでもなく美味しいのでぜひお試しください。
カチョカバロは南イタリアのひょうたん型のクセが少なくミルキーな味わいのチーズです。
加熱調理と相性が良く、肉の中で溶けたカチョカバロは絶品です。
プレーンのタイプとスモークされたタイプがありますが、どちらでも美味しく作れます。
手に入らない方はお好みのチーズで代用頂いても構いません。
豚肩ロース 薄切り
200g
プロシュート(生ハム)
50g
イタリアンパセリ
1パック
カチョカバロ
100g
胡椒
適量
EXVオリーブオイル
小さじ1
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カチョカバロ100gはスライスに、イタリアンパセリ1パックはあらみじん切りにする。
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豚肩ロース薄切りにプロシュートを重ね、カチョカバロ、イタリアンパセリを巻いて爪楊枝で止める。
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これを繰り返す。 餃子やワンタンを作るように友人や家族で一緒にやると楽しいですよ!
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フライパンを中火で熱して、EXVオリーブオイル小さじ1をひいてボンベッタを並べて焼く。
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焼き目がついたらひっくり返して裏側も同様に焼く。
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両面がこんがりと焼けたら火を止めて、器に盛り胡椒を散らして完成! 1個食べてみて、もし塩が足りない場合はほんの少しだけ塩をふってください。
投稿者からのコメント
いかがでしょうか? 肉にチーズとパセリを巻いてこんがり焼くなんて美味しくない訳がないですよね。
アレンジとしてはカチョカバロでなくペコリーノチーズを巻いたり、パセリの代わりにローズマリーやセージを使うのも美味しいですよ。
ナツメグやフェンネルシード辺りのスパイスで香り付けするのも最高です。
ぜひ試してみてくださいね😚
※みやすさのために書式を一部改変しています。