■保存期間
冷蔵4日
■紹介文
今日は、冬瓜で作るアジアンサラダのレシピをご紹介します。
冬瓜は利尿作用、解毒作用があり、体にたまった余分な熱を冷ます効果があります。淡白でみずみずしく、生のままいただくことができます。
せん切りにして水気を絞ると驚くほどたっぷりの量を食べることができます。
レシピは作りやすいよう最低限の材料でご紹介します。後述の「具材のバリエーション」にある、お手持ち&お好みの具材と一緒にお試しいただけますと幸いです。
手順
- 【1】4人分目安の冬瓜の重さ(888g)です。ここから種とワタを取り、皮をむくとだいたい600~800gくらいになります。
- 今回は小冬瓜です。
- 【2】冬瓜は種とワタをスプーンでくり抜きます。
- 【3】皮ごと2~4つ程度(スライサーをかけるのに握りやすい大きさ)に切ります。
- 【4】厚めに(3~5mm厚さ)皮を切り落とします。
- 【5】千切り用のスライサーで千切りにします。
- 【6】ワタに近く千切りに出来なかったところは包丁で切るとよいです。
- 【7】水分がたっぷりにじみ出てきますのでざるに上げます。
- 【8】ボウルに合わせ調味料の材料を混ぜ合わせます。
- 【9】ミニトマトはヘタを取りよく洗います。
- ヘタの周りに雑菌が溜まりやすいので、ヘタは必ず取ってよく洗いましょう。
- 【10】水気をよく拭き取ります。余分な水気があるといたみやすいです。
- 洗ってそのままの余分な水気は、雑菌が混じることから保存の大敵となること、また、味がぼけますので、丁寧に拭き取ることをおすすめします。
- 【11】4つに切ります。
- 【12】手順8の合わせ調味料の入ったボウルに入れます。
- 【13】冬瓜の水気をしっかりと絞ります。
- 両手を使って、ぎゅっとしっかりと絞りましょう。
- 【14】手順12のボウルに入れ全体をよく混ぜ合わせます。
- 【15】保存する際は充分に消毒した保存容器に入れて保存しましょう。
投稿者からのコメント
■具材のバリエーション
ソムタムは、本来、青パパイヤ、ゆでたさやいんげん、ピーナッツ、にんにくといった具材が入ります。
上記の「材料」に記載した具材は、私が一番手軽でおいしいと思う組み合わせです。
おいしくいただける具材、そして、それぞれの具材についての補足をメモしておきます。ご参考になれば幸いです。
【野菜(強い香り)】パクチー/セロリ/大葉 香りの強いパクチーとセロリとの組み合わせをナンプラーで味付けすると、驚くほど、まとまります。 セロリは葉だけでもOKです。むしろ葉だけでも構いません。他の料理で余ったセロリの葉があれば、ぜひおいしくいただきましょう。 また、大葉を加えると、なんともいえない、脳をくすぐるような風味と味わいになります。
【野菜(赤)】トマト/ミニトマト/パプリカ/にんじん 「材料」にはミニトマトを記載しましたが、トマト、パプリカやにんじんでもOKです。 パプリカは芯や種を取り除き、4~5mm幅に切ります。4人分で1/2個目安です。黄色を使ってもきれいです。 にんじんはスライサーで千切りにし、塩もみして使うと良いです。4人分で1/2本目安です。
【野菜(緑)】さやいんげん/きゅうり/ピーマン/水菜/かいわれ大根/プリーツレタス/グリーンリーフ さやいんげんはさっとゆで、斜め切りにします。 きゅうりはスライサーで千切りにし、冬瓜のように水気を絞って使うとよいです。4人分で1本目安です。 ピーマンは芯や種を取り除き2~3mm幅に切ります。水菜、かいわれ大根は3~4cm長さにカット、プリーツレタス、グリーンリーフは3~4cm角程度の大きさに手でちぎると良いです。
【ひき肉】豚肉/鶏肉 豚肉、鶏肉、いずれも合います。 また、ひき肉に替えて、鶏皮をキッチンバサミで1~2cm角に切ったものでもOKです。少ない量で、とてもコクと旨味が出て、美味しく仕上がります。つくねや蒸し鶏で余った皮の、有効活用にもなります。
【魚介類】えび、いか、ゆでだこ えびは殻付きを使う場合は、頭と殻を取って、100gあたり大さじ1程度の片栗粉と大さじ1~2の水でこするようにして洗い、水でざっと汚れが落ちるまで洗い、色が変わる程度にさっとゆでます。 いかは内臓を取って1cm厚さに切りさっとゆで、ゆでだこは2~3mm厚さに切ります。
【中華食材】きくらげ/クコの実/松の実など 乾燥きくらげは戻して、さっとゆでて使いましょう。いずれも4人分で大さじ1が目安です。
【ナッツ類】ピーナッツ/カシューナッツ/くるみ/アーモンド/ミックスナッツなど 食塩無添加のナッツを、包丁で粗く切るようにして砕いて使うと良いです。4人分1/4カップ程度が目安です。
【香辛料】唐辛子/青唐辛子/にんにく 加えなくても充分おいしくいただけますので、小さいお子さんがいらっしゃったり、刺激物を控えたい際は、加えなくても問題ありません。 唐辛子を加える場合は、もし入手できれば、青唐辛子をみじん切りにして加えましょう。さわやかで、それほど辛さが前面に出ず、とてもおいしくいただけます。 にんにくは、お好みで4人分1片程度を、みじん切りかすりおろして加えると良いです。いずれも合わせ調味料を作る手順13で加えましょう。
■作り置きのコツ・ポイント
冬瓜の水気はぎゅっとしっかり絞ってから和えましょう。
ミニトマトはヘタの周りに雑菌が溜まりやすいのでヘタは必ず取ってよく洗いましょう。
余分な水気があるといたみやすいです。洗ってそのままの余分な水気は雑菌が混じることから保存の大敵となり味がぼけますので、丁寧に拭き取ることをおすすめします。キッチンペーパーや乾いた清潔な布巾で水気をよく拭き取りましょう。
ナンプラーはハマるおいしさですが塩分がキツいので、入れ過ぎると塩辛くなりますので注意しましょう。
保存の際は充分に消毒した容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
■アレンジのヒント
ライスペーパーで包んでお手軽ゴイクン(生春巻き)。スイートチリソースでどうぞ。
冷やしてサラダの具材としてたっぷりと乗せてもおいしいです。
※みやすさのために書式を一部改変しています。