BONIQの低温調理で離乳食作り。
第6弾は離乳食後期からおすすめのたらと玉ねぎのバター煮。
BONIQを使うことで均一に火が通り、焦げる心配もなし◎
※たらは比較的アレルギーが発症しやすい魚です。離乳食で初めて魚を使用する場合は茹でて塩抜きをしたしらすや、鯛やヒラメなどの新鮮な魚から始め、たらは離乳食後期(9~11ヶ月)から与えるようにしてください。
BONIQなら、簡単・火を使わない・ほったらかしの自動調理・素材の栄養も逃さない!
多種類の離乳食メニューを一気に同時調理することも可能なBONIQは、ママやパパの強い味方。
※離乳食のポイントを解説しています。ぜひ「BONIQ管理栄養士による栄養アドバイス」もご覧ください。
いずれの食材(離乳食)も赤ちゃんの様子や離乳食の進み具合を見ながら、少量ずつ取り入れていきます。
初めて食べる食材は1日1種類にし、必ず耳かき1杯程度から、平日の午前中に食べさせるようにしましょう。(アレルギーが何かを見定めたり、万が一何かあった場合に、すぐに病院に駆けつけられるようにするため。)
《BONIQ設定》
95℃
0:20(20分)
《材料》
・たら(皮なし) 30g
・玉ねぎ 5g
・小麦粉 3g
※水溶き片栗粉でも可。詳しくは《作る際のポイント》説明あり。
・無塩バター 2g
・水 大さじ1
<ほか、調理器具など>
・ミキサー、または、すり鉢
《当レシピの栄養素(一食あたり)》
・カロリー:12 kcal
・糖質:0.6 g
・タンパク質:1.1 g
・脂質:0.5 g
・食物繊維:0 g
・塩分:0 g
■このレシピに使った製品
低温調理器 BONIQ(ボニーク)
※詳しくはプロフィール欄をご覧ください。
※低温調理器 BONIQ 公式製品サイト:https://boniq.store/
(「BONIQ」で検索もOK)
《手順》
1 BONIQをセット
高温・長時間調理による水の蒸発で水位が下がり、BONIQの稼働停止や食材の加熱ムラの発生を防ぐため、下限水位から大きく余裕を持たせた水量をセットする。
95℃ 0:20(20分)に設定する。
2 玉ねぎをカット~バッグに投入する
玉ねぎは繊維を断つように薄切りにしてからみじん切りにする。
低温調理用バッグにたら、玉ねぎ、小麦粉、無塩バター、水を入れる。
バッグの上から手で軽くもみ、小麦粉がダマにならないようにする。
※低温調理用バッグ(BONIQ 低温調理用耐熱袋「BONI BAG」):https://boniq.jp/recipe/BONIBAG_Recipe
(「BONI BAG」で検索もOK)
3 BONIQに投入する
BONIQが設定温度に達したらバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
コンテナを使用する場合は保温ルーフで、鍋の場合はラップやアルミ箔で湯せんにカバーをして水位減少を防ぐ。
※低温調理用バッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
(「低温調理用バッグ 脱気」で検索もOK)
※BONIQ コンテナ、保温ルーフ、保温ジャケット:https://boniq.store/pages/bulkupcontainer
(「BONIQ」で検索もOK)
4 仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらバッグを取り出し、すり鉢ですりつぶすか、ミキサーにかけてペースト状にする。
月齢が進んでいる場合、バッグの上から手でほぐす程度でOK。
皿に盛り付けて出来上がり。
すぐに食べない場合はバッグごと氷水に浸けて急冷し、必要に応じて小分けにして冷蔵・冷凍庫へ。
《作る際のポイント》
材料のバター、小麦粉について、乳製品アレルギーや小麦アレルギーをお持ちのお子さまの場合、それぞれバター、小麦粉を抜いても美味しく仕上がります。
小麦粉を入れない場合、水溶き片栗粉を加えて食べやすくしてあげると良いです。
水溶き片栗粉を使用する場合(小麦粉を入れない場合)、BONIQの調理後バッグに少量の水溶き片栗粉を加え、再度2分程低温調理をすると良いです。
手順2、玉ねぎは繊維を断つように薄切りにしてからみじん切りにすると赤ちゃんでも食べやすくなります。
ほうれん草や大根などの野菜を使用する場合も、繊維の方向を見ながら包丁で繊維を断つようにカットすると食べやすくなり、すりつぶした後のなめらかさにも差が出てきます。
《作った感想》
バターの風味がよく、程よいねっとり感で赤ちゃんにも食べやすい離乳食になりました。
たらは柔らかくあっさりした味の魚のため、離乳食に使いやすい食材です。
小麦粉を加熱するとダマにならないか心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、BONIQに投入する前にバッグの上から軽く揉んでおけばダマになりませんでした。
離乳食は少量しか作らなくて良いのにフライパンや鍋を汚してしまったり、少量の方がかえって火の通りが分かりづらい気がします。
BONIQなら少量の食材でも均一に火が通り、焦げる心配もないため、離乳食作りのハードルが下がったように感じます!
《BONIQ栄養士による栄養アドバイス》
たらは白身魚であっさりしていて柔らかいため、赤ちゃんの離乳食に最適だと思われがちですが、初めての魚をたらにすることは避けたほうが良いです。
鯛やしらすは離乳食初期(5~6ヶ月)や中期(7~8ヶ月)からもおすすめの魚ですが、たらは比較的アレルギーが発症しやすい魚であるため、後期(9~11ヶ月)から与えることをおすすめします。
今回のレシピは小麦粉を使用しているため、小麦アレルギーの有無を確かめる際にも役立つメニューです。
初めて小麦粉を口にする場合は、必ず平日の午前中に耳かき1杯分から与えていきましょう。
バターは離乳食後期の始まりである9ヶ月頃から少量で使用しましょう。バターは脂肪分の塊であるため消化の負担になります。
乳成分を含むため、アレルギー症状が出ないかよく様子を見ながら注意して与えてください。
バターなどの乳製品を初めて口にする場合は、必ず平日の午前中に与えるようにしましょう。
離乳食に使用するバターを購入する際は「無塩バター」を選ぶようにしましょう。離乳食には基本的に味付けは必要ありません。素材そのものの優しい味に慣れ、塩分が少なくても美味しいと感じる味覚を育てることが大切です。また、赤ちゃんにとって塩分を排出することは腎臓に負担がかかるため、発達の妨げや病気になることを防ぐためにも離乳食中期までは塩分なしで作るようにしましょう。
離乳食中期になるとかつおだしや昆布だしのみで味付け、離乳食後期になるとしょうゆや塩などの調味料での味付けが始まりますが、大人用の料理で使う量の1/4以下を目安に味を付けてください。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html