■保存期間
冷蔵4日
■紹介文
今日は、塩さばを洋風でいただくレシピをご紹介します。
ラビゴットソースとは、フランス語の動詞ravigoter「元気を出させる」に由来する野菜たっぷりのカラフルなドレッシングです。細かく切った香味野菜と、酢と油を合わせて作ります。
大葉とかくし味のしょうゆを加えた、さばによく合う味付けです。この、野菜たっぷりのラビゴットソースを添えると、いつもの塩さばが、華やかな一品に大変身します。
メインのおかずにはもちろん、塩さばをひと口大に切って作ると酒の肴や副菜にも活用いただけます。
■材料(4人分)
塩さば 4切
トマト 1個(150g~160g×1)
玉ねぎ(または新玉ねぎ) 1/2個(100~150g)
大葉 10枚
■合わせ調味料
オリーブオイル 大さじ2(30ml)
酢 大さじ1(15ml)
レモン果汁 大さじ1(15ml)
しょうゆ 小さじ1(5ml)
こしょう 小さじ1/4
■作り方
【1】玉ねぎの皮をむきます。
玉ねぎの皮は、皮ごと半分に切ってから、上下を切り落とし、下側から皮をむくと、比較的むきやすいです。
手順1~7でラビゴットソースを作ります。この作業は、手順8で塩さばを焼いている間に行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。
【2】スライサーで薄くスライスします。
スライスする際、怪我をしないように、必ずガードを使いましょう。また、ぎりぎりまでスライサーを使うのではなく、無理をせず、端のほうは包丁を使って薄切りにしましょう。
玉ねぎは、みじん切りではなくスライスにすることで、具材とソースが無駄なく絡みやすくなります。
【3】たっぷりの水にさらして、すぐにざるにあげておきます。
こうすることで、玉ねぎの余分な辛味を抜きます。
新たまねぎの場合は、辛味がおだやかですので、水にさらさず、そのまま次の手順に進んでも構いませんが、小さいお子さんや、生の玉ねぎが苦手な方がおられる場合は、水にさらすほうが無難です。
玉ねぎは、水にさらすことで、辛味成分(硫化アリル)を取り除きますが、玉ねぎは水にさらし過ぎると、水っぽくなり、栄養価も抜けますので、長くても2分以内にとどめましょう。辛み成分も、ビタミンB1の働きを活性化させるなどの大切な栄養価のひとつです。
【4】トマトを洗い、キッチンペーパーや乾いた清潔な布巾で水気をよく拭き取ります。
今回は小ぶりのトマト6個を使用しています。
水気は雑菌繁殖の元となり、保存の大敵ですので、しっかりと拭き取っておきましょう。
【5】くし型に4つに切り、ヘタを切り落とし、さらに1.5cm角(人差し指の幅目安)程度の大きさに切ります。
【6】大葉は根元の茎を切り落としてから、手前からくるくると巻いて、端から千切りにしていきます。
多少粗めの千切りで構いません。
【7】合わせ調味料の材料を混ぜ合わせ、手順3の玉ねぎの水気をぎゅっと絞って加え、手順5のトマト、手順6の大葉を加えてよく和えます。
これでラビゴットソースの出来上がりです。
このソースだけを保存しておくことも出来ます(保存期間:冷蔵5日)。先にソースだけを作っておき、焼き立ての塩さばにたっぷりとかけてもおいしいです。
【8】塩さばを焼きます。魚焼きグリルに皮を上にして入れて6~7分焼き、ひっくり返して2~3分目安です。
私は受け皿にアルミホイルを敷き、網に酢(分量外)を塗っています。アルミホイルを捨てるだけで脂の処理が出来ること、網に酢を塗ることで、焦げ付かずはがれやすくなります。
一切れを3~4つにカットしてから焼くと、酒の肴や副菜としても活用しやすいです。
【9】手順7のラビゴットソースと和えます。
【10】保存の際は、
充分に消毒した保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
できたてでもおいしいですが、冷蔵庫で2時間以上冷やすと、味がなじんで、よりおいしくいただけます。
■作り置きのコツ・ポイント
玉ねぎをスライスする際、怪我をしないように、必ずガードを使いましょう。また、ぎりぎりまでスライサーを使うのではなく、無理をせず端のほうは包丁を使って薄切りにしましょう。
玉ねぎは水にさらすことで、辛味成分(硫化アリル)を取り除きますが、玉ねぎは水にさらし過ぎると水っぽくなり、栄養価も抜けますので、長くても2分以内にとどめましょう。辛み成分も、ビタミンB1の働きを活性化させるなどの大切な栄養価のひとつです。
トマトを洗った後の水気は雑菌繁殖の元となり保存の大敵ですので、しっかりと拭き取っておきましょう。
保存の際は充分に消毒した容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
できたてでもおいしいですが、冷蔵庫で2時間以上冷やすと、味がなじんでよりおいしくいただけます。
■アレンジのヒント
一緒に加えておいしい具材:パプリカ/ピーマン/きゅうり/パセリ/セロリ/赤唐辛子/青唐辛子
ソースを別に作り、焼いた塩さばにたっぷりとかけても。
塩さばをひと口大に切って作ると、冷製パスタソースとしても活用いただけます。
https://mayukitchen.com/salted-mackerel-ravigot-sauce/