■保存期間
冷蔵3日
■紹介文
今回は、調理器具・調味料なし、材料を和えるだけで失敗なく仕上がるデパ地下デリ風サラダのレシピをご紹介します。
「レタス50度洗いの方法」の詳細もあわせてご説明しています。
タイトルに書いてある材料を混ぜるだけなので、即効で美味しいサラダが出来上がります。
もともとこのレシピは、私が単身赴任で引越してすぐ、調理器具も調味料も何もない時に適当に作ったサラダです。
意外どころかとてもおいしかったので、その後、友人が東京の家を訪ねていただいた際には、前菜代わりのメニューの1つとして作っていたのですが、反響が高かったこと、また、作り置きとしても活用できたことから掲載します。
調理器具も調味料も一切不要ですので、料理が苦手、初めてという方にも、ごく簡単に栄養たっぷりのデパ地下デリ風サラダを作ることが出来ますよ。
ぜひ、お試しくださいませ。
手順
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【1】ちぎって洗い水気を切ったレタス、ツナ缶、ミックスビーンズ、チーズをよく和えて出来上がりです。
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レタスを洗う際、沸騰したお湯と水道水を同量に混ぜた約50~55度のお湯に2~3分漬けてから水気を切って調理すると、数日間はシャキっとしたままのレタスがおいしくいただけます。しなびたレタスをいただく際にも有効ですので、ぜひ、お試しくださいませ。
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■レタス50度洗いの方法
「レタス50度洗いをしたけど変色した」「50度洗いをした後、調理せずにそのまま保存すると変色した」というご意見をいただいております。
私の50度洗いの手順詳細をご説明いたします。
【1】沸騰したお湯+同量の水で約50度のお湯を作ります。
レタス1個で沸騰湯と水をそれぞれ1リットルずつが目安です。
【2】お湯を沸騰させます。
ポットのお湯でも構いません。
【3】大きなボウルに、沸騰したお湯と同量の水を注ぎます。やけどに注意しましょう!!
【4】ちぎったレタスを一気に入れ、レタス全体がお湯につかるよう、底からざっと混ぜます。
※今回は素手ですが、熱いですのでトングやお玉などをご使用くださいませ。私が素手で平気なのは手の皮が分厚いためです。
【5】そのまま2~3分置きます。
2分で充分です。3分を超えないようにしましょう。
キッチンタイマーや、スマートフォンのタイマーアプリを使うと良いです。
【6】ざるにあけて水気を切ります。
これでレタス50度洗いは完了です。
このあとは通常通り調理すればOKですが、「このまま保存する」場合は、次以降の手順をご参照くださいませ。
【7】保存容器とふたをアルコール消毒します。
消毒用アルコールを吹き付けます。
【8】キッチンペーパーか乾いた布で拭き取ります。
【9】保存容器全体にキッチンペーパーを敷きます。
【10】レタスをふんわりと余裕を持って入れて、ふたをして冷蔵庫で保存します。レタスはふんわりと余裕を持たせて保存容器に入れましょう。
【なぜふんわりと余裕を持たせて入れるの?】
せっかく50度洗いをして、切り口が赤くならない状態になっているレタス。
これをギュウギュウ・パンパンにして保存すると、翌日、なんといいますか、ところどころ「骨折」したように赤く変色したレタスたちが出来上がります……。
■なぜキッチンペーパーを敷くの?
作り置きのコツ・ポイント等でもご説明していますように、カット野菜、つまり「調理した食材」の保存には、水分は大敵です。50度洗いをしたレタスは、1枚1枚を布巾で拭くとでもしない限り、水分が付いています。ただし、カット野菜の保存には、真空保存や密封をしない限り、ほどよい水分も必要となります。
「食材の余分な水分を吸い取る」「保存時の水分を補う」
キッチンペーパーを敷くことで、これらを両立させることが出来ます。
心配な時は、保存した1日後に様子を見ると良いです。急いで保存した時など、水気が切れていなかったり、温度差などでキッチンペーバーがベチャベチャになっていたら、保存容器ごと新しく取り替えると良いです。翌日からは機嫌良く保存出来るかと思います。
■作り置きのコツ・ポイント
レタスの水気は、よく切ってから具材と和えましょう。
保存容器はしっかり消毒してから使いましょう。
■アレンジのヒント
いただく際、トマトやパプリカの薄切りなど、彩りのきれいな野菜を添えると見た目にもおいしいです。クリスマスディナーの付け合せなどにもどうぞ。
ゆで卵やオリーブ、ゆでたじゃがいも、アンチョビなどもよく合います。これらを和えて、お手軽ニース風サラダとしてもいただけます。
あっさりとコクのあるサラダですので、バゲットに挟んだりパスタやシチューなどの付け合せとしてもどうぞ。
※みやすさのために書式を一部改変しています。