低温調理で簡単!やわらかジューシーで冷めてもおいしい。
添加物不使用で安心の自家製ロースハム。
何かと使えるハムは作り置き惣菜としても◎
《BONIQ設定》
63℃
3:30(3時間30分)
※低温調理 加熱時間基準表(豚肉):https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf
(「加熱時間基準表」で検索もOK)
《材料》
・豚肩ロース肉(塊肉/ブロック。厚み4.5cm) 500g
・塩 9g(肉の重量の1.8%)
・砂糖 5g(肉の重量の1%)
・黒こしょう 少々
・ローリエ 1枚
・オリーブオイル 大さじ1
<付け合わせ>
・お好みの野菜 適量
・粒マスタード 適量
<仕上げ>
・ピンクペッパー 適量
《当レシピの栄養素(一食あたり)》
・カロリー:243.7 kcal
・糖質:0.9 g
・タンパク質:14.7 g
・脂質:19 g
・食物繊維:0 g
・塩分:1.1 g
■このレシピに使った製品
低温調理器 BONIQ(ボニーク)
※詳しくはプロフィール欄をご覧ください。
※低温調理器 BONIQ 公式製品サイト:https://boniq.store/
(「BONIQ」で検索もOK)
《手順》
1 豚肩ロースを漬け込む
豚肩ロースの表面をキッチンペーパーで拭き、塩、砂糖、黒こしょうを全体にすり込む。
フリーザーバッグに豚肩ロース、ローリエ、オリーブオイルを入れて全体が均等に馴染むようよく揉み込み、冷蔵庫で1~2日置く。
2 BONIQをセット
食材全体がきちんと湯せんに浸かるよう、十分な水量を用意する。
63℃ 3:30(3時間30分)に設定する。
※豚肉の厚みが4.5cm以上になる場合は
「低温調理 加熱時間基準表(豚肉)」:https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf
(「加熱時間基準表」で検索もOK)
に沿ってBONIQ設定を変更する。
3 BONIQに投入
BONIQが設定温度に達したらフリーザーバッグを湯せんに入れながら、バッグ内に気泡が残らないようにしっかり空気を抜いて密封し、低温調理をする。
この時、バッグを完全に沈めて食材全体が湯せんに浸かるようにする。
(気泡が残っていたり食材全体が完全に浸かっていないと、熱が適切に伝わらず、加熱ムラが生じる。)
※フリーザーバッグの密封方法:https://youtu.be/N-t1ox7mox0
(「フリーザーバッグ 脱気」で検索もOK)
4 仕上げ
BONIQの設定時間終了タイマーが鳴ったらバッグを取り出し、そのままバッグごと氷水に浸けて急冷する。
ロースハムを取り出し、お好みの厚さにスライスする。
お好みの野菜、粒マスタードと共に皿に盛り付け、ピンクペッパーを散らして出来上がり。
《作る際のポイント》
今回は厚さ4.5cmの豚肩ロース肉を低温調理しました。豚肉の厚みが異なる場合は、「低温調理 加熱時間基準表(豚肉)」https://boniq.jp/pdf/ttguide.pdf (「加熱時間基準表」で検索もOK)
に沿ってBONIQ設定を変更してください。
脂身がしっかりある豚肩ロース肉を選ぶと、より売りもののような見た目に出来上がります。
塩分量は豚肉の1.8%としましたが、塩味を強めにしたい場合は2%にしても良いです。お子さんに食べさせたい場合は1%~で加減してください。
急冷後は冷蔵庫で3~4日保存可能です。保存料を使用していないため、早めに食べ切るか使いやすい大きさにカットして冷凍しておきましょう。
《作った感想》
しっとり柔らかく、中まで味が染み込んだロースハムが出来上がりました。
着色料や保存料などの添加物を使用しない自然の色のハムですが、うっすらピンク色でとても美味しくなりました。
漬け込み時間に1日~2日かかりはするものの、BONIQをセットしたらあとは放置するだけ。他の低温調理料理と同時に調理し、ロースハムは作り置き惣菜にしておくこともできます。
薄くカットしてオードブルやサンドイッチにするほか、厚くカットしてハムエッグやポトフなどにも使えます。煮たり焼いたりしても硬くなりにくいため、作り置きに重宝しそうです。
材料をフリーザーバッグに投入する際、スモークパウダーをほんの少し(耳かき2杯程度)加えてBONIQすると、より本格的な味になります。
《BONIQ栄養士による栄養アドバイス》
豚肩ロース肉にはビタミンB1、ナイアシン、亜鉛が豊富です。
特にビタミンB1は豚肩ロース100g当たり0.70mg。厚生労働省によると、成人男性の1日の推定平均必要量は1.1~1.2mg、女性は0.9mgであることから、1日に必要な量の大半を100gの豚肉で摂取することができます。
ビタミンB1は糖質からエネルギーをつくり出すのを助け、筋肉や神経の機能を正常に保つことから、疲労回復のビタミンと呼ばれています。
豚肩ロース肉は脂身が多いブロックか、そうでないかによってカロリー(脂質量)が大きく変わってきます。
皮下脂肪が無い豚肩ロース肉の場合は100gで226kcal、脂質を15.7g含みますが、脂身(皮下脂肪)付きの場合は100gあたり263kcal、脂質含有量は19.3gです。
脂質は1gで9kcalの熱量があるので、脂身の量が違うとこんなにもカロリーに差が出るのです。
脂身のカロリーを気にする場合は白い脂身が無いブロック肉を選んだり、脂身の部分をカットしてから調理することで1割以上カロリーオフすることができます。
ただ、脂質はすべてが悪者というわけではありません。豚の脂身に含まれる脂肪酸の中には、皮膚のツヤを保ったり、動脈硬化を予防したり、コレステロール値を正常に保つ働きをするものも多く含まれています。
脂身だけを大量に食べるのは好ましくありませんが、お肉についている程度であれば健康のために食べてみるのはいかがでしょうか。
《注意》
低温調理では高温による殺菌ができないため、食の安全に留意する必要があります。
レシピ記載の温度・時間設定をご参考いただき、例として大きく温度設定を変更するなどはされないようご注意ください。
なお、レシピ記載の設定をお守りいただいた上であっても、食材や調理環境などによっても安全面のリスクが異なるため、最終的には自己責任となりますことご了承ください。
取扱説明書や低温調理ガイドブック、各種の低温調理における情報などをご覧いただいた上で、安全に配慮した調理をお願いいたします。詳細は下記URLから参照下さいませ。
【低温調理のルール〜6つのポイント〜】
https://boniq.jp/recipe/?p=19886
(「低温調理 ルール」で検索もOK)
また食中毒に関して、下記のサイトもご一読ください。
特にお年寄りやお子様、免疫力の弱っている方は当サイト推奨温度設定に従わずに、下記厚生労働省サイトの指示に従い全てのお肉で【中心温度75℃ 1分以上】の加熱をしてください。
【食中毒に関する注意点:厚生労働省 食中毒予防】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html